2017年4月19日ホンマでっか!?TV 占いは本当に当たるのか!?
2017年4月19日(水)「ホンマでっか!?TV」より
いつの時代も人気が衰えない「占い」。
しかし、多くの人は「占い」というものについて、本質的によく理解しないままでいる……
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みずがめ座・うお座・やぎ座の社長の会社は倒産しやすい!?
マーケティング評論家・牛窪先生≫
【11万6505件の倒産企業の社長の星座を調査(東京商工リサーチ)】
《倒産企業の社長の星座》
1位 みずがめ座
2位 うお座
3位 やぎ座
1月から3月生まれということに。
《倒産までの期間の長さ》
1位 やぎ座
2位 いて座
3位 みずがめ座
冬生まれの社長は、粘り強い・我慢強い傾向が。
つまり、冬生まれの社長の会社は、数としては倒産しやすいかも知れませんが、社長自体は我慢強くて、社員にとっては優しいかも知れません。
脳科学で占いは、理にかなう部分もある!?
脳科学評論家・澤口先生≫
脳科学では、占いは理にかなっていると。
冬(1月~3月)生まれの人は、新奇追求性や冒険性が高いです。
新しく冒険して、倒産する可能性があります。
つまり、堅実ではないと。
ゲストの小倉優子さん、占いは大好き。
2015年に「2017年、ちょっと気をつけてくださいね、離婚」と言われたそう。
法律的にも占いは否定的でない!?
法律評論家・堀井先生≫
法律的にも占いは、意外と否定的ではないと。
弁護士に相談に来る人が、占い師にも相談する率は結構高いです。
離婚を考えた時に、占い師にも聞き、弁護士にも聞くのです。
弁護士が方針を出した時に、「占い師にも相談してきます」と言って、その結果で選択する人も多いのだとか。
迷ったら誰に頼るかとなった時、理論的な部分は弁護士に、運・ツキで占い師に頼る人もとても多いです。
《いつ裁判を提起するか》も、「(この日は運勢が良いので)相手に訴状が届く日は、この日にしてください」と言う人も。
占いでも、本人が納得して進めば良い方向に転がる可能性があるので、出来るだけ意に沿う形で聞くそうです。
マツコ・デラックスさんは、あまり占いは信じるほうではありませんが…
20代前半の頃、大阪ですごく当たる四柱推命の先生に(本名で)占ってもらいました。
「35歳で死ぬんじゃないけど、その先の人生がない」と言われました。
それを聞き、どこかで「35歳で死ぬんだな」と思っていました。
しかし先生は「死ぬんじゃないよ、ただ何も見えない」と。
そして、35歳くらいから「マツコ・デラックス」として、本名の仕事はしなくなりました。
また、当時まだ芸能活動はしていなかったのに「絶対芸能向きだ!」と言ったそうです。
心理学的に見ると、占いは当たるもの!?
心理評論家・植木先生≫
占いは当たるように出来ている。
「温かくて、でも冷たい反面もありますね」
「寂しがり屋なところもあるけれど、賑やかなところもありますよね」
と言ったら当たります。
占いの言葉などは、相反する2つの要素があるので、当たっているように思えるのです。
何面性も交えて説得されると、人は信じやすくなると。
タロットや水晶など1つの占いだけでは、当たったかどうかの答え合わせができません。
複数の占いを行なう人は、「あれは当たった、あれは外れた」など、答え合わせができます。
澤口先生は「占い師になれ」と言われた事がある!?
脳科学評論家・澤口先生≫
大学生時代から、四柱推命を含めていろんな事を勉強したことがあるそうです。
占い師のアルバイトで、1日1万円くらい稼いでいました。
【澤口先生的方法論】
一番最初は、信じさせること。
当時は高度経済成長時代だったので、「近くで工事していませんか?」と聞くわけです。
「している」と言われれば、当たります。
「していない」と言われれば、「それは良かった、していたらヤバかった」と言い方を変えます。
そのようなテクニックで、カウンセリングのようなことをやって、リピーターがいっぱい来たとか。
澤口先生が「占い師になれ」と誘われたのは、今から5、6年前のこと。
澤口先生は、研究者として調べたいと思い、色々なサイトの占い師に同じ質問をしました。
その結果、同じ答えが返ってきました。
それは、生年月日を入力するだけで占い結果を導き出す、パソコンソフトがあるからです。
勧誘した人は「ソフトを渡すから出来ますよ」と。
占い師と契約し、回収率をあげる貸金業者もいる!?
流通評論家・渡辺広明先生≫
貸金業者は、占い師を顧問契約して回収率を向上させています。
占いは統計学に基づくもの。
占い師と統計学の専門家を組み合わせ、プロジェクトチームを結成。
誕生日データを基に顧客を分析。
取立て時期や方法、トークなどをパターン化して連絡すると。
通販業者も、1度買ってくれた顧客にDMを送る時期などを分析します。
ブラックメール詐欺という無料占いに要注意!?
マーケティング評論家・牛窪先生≫
携帯サイトの無料占いがあります。
しかし、今「ブラックメール詐欺」というものがあるので、注意が必要です。
特にSNSで、これを仕掛けるのだとか。
「この占い、とても当たります」として、下にURLを記載。
そこをクリックすると、無料なので気軽に「生年月日」「メールアドレス」を入れます。
すると次に「あなたが好きな人の名前を記入してください」「あなたが呪いたい人の名前を記入してください」
つい、「無料だし、メールだし、相手も顔が見えないからいいや」と記入してしまいます。
すると、専用のサイトがあって、そこに全部載ってしまい「削除してほしければ〇〇万円振り込む事」と。
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占いを信じすぎて離婚した夫がいる!?
法律評論家・堀井先生≫
占いを信じすぎて離婚した旦那さんがいます。
占い師に「仕事を辞めて海外移住しないと不幸になる」と言われた夫。
優良企業に勤め、子どもはまだ中学受験に合格したばかり。
なのに、「全部辞めて海外に行きたい」と。
妻が「子どもの学費はどうするの?」と責めたら、夫はキレてしまい、その足ですぐ浮気をし、離婚を申し立ててきました。
占いの良い使い方は「何かを決める際の後押し」
自分を見失っている時に、妄信する占いはとても危険。
そういう時は、宗教にハマりやすかったり、詐欺に遭いやすい状態です。
さんまさんが離婚したその日に、すぐに宗教の勧誘に来たそうです。
「何かお悩みじゃございませんか?」と。
30分おきに5つの宗教が来たんだとか。
キリスト教やイスラム教は占いを禁じてきた!?
宗教学評論家・井上順孝先生≫
《宗教や新宗教など多岐にわたる宗教学のエキスパート》
キリスト教やイスラム教は、占いを「危ない」と言って禁止しました。
信仰より占いを信頼する事に恐れを抱いたためでした。
日本には「本名忌避」というものがあり、本当の名前を隠します。
武将などは、なるべく「誕生日」や「本名」を知られないようにしました。
それを知られることで「この日が弱い」とやられてしまうからです。
宗教や国の制度が整ってくるにつれ、占いの影響力は低下してきました。
昔は将軍をくじで決めた事もあった!?
生物評論家・池田先生≫
中国 殷王朝は、戦争などを亀の甲羅を焼いて占いました。
日本 室町幕府六代将軍・足利義教は、くじ引きで決まりました。
前将軍が亡くなって、次の将軍を決められなかったため、4人の候補者の中から、くじで将軍を決めました。
「天に選ばれた」という自負を持った足利義教は、見事に幕府を立て直したんだとか。
昔 占いは科学として扱われていた!?
おみくじ評論家・大野 出先生≫
【江戸時代の「日用百科事典」】
そこには、医学や天文学と並んで、占いも同じ扱いを受けて載っていました。
薬を飲むときに、くじを引いて決めます(台湾で)。
「薬せん」…引いたくじの薬を飲むと効くと言われています。
薬を握った反対の腕を押し、効くかを判断した!?
脳科学評論家・澤口先生≫
【筋肉の強度を触診して診断する方法】
薬を持たせ、力が弱まれば「効果なし」、力が強まれば「効果あり」。
1970年代までやっていたそうです。
自分の体に合う薬を判断していたのです。
目隠しをして、薬でないもの(タバコなど)を持たせると、反対の腕の力が落ちるという報告もあります。
知能レベルが高い人は、占いでなく人を信じる!?
生物評論家・池田先生≫
知能レベルの高い人は占いを信じません。
その代わり、人を信じます。
【オックスフォード大学の調査】
知能レベルが高い人は、人を見る目があるから「この人は信じられるか」をわりに判断します。
しかし、占いは人じゃないから信じません。
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