暇つぶし読み物サイト(Another News Station)

暇つぶし 怖い話 ショートショートストーリー 都市伝説 神野守自作短編小説 バラエティー

バラエティ 歴史

林修 初耳「スキャンダル日本史 ”文豪 島崎藤村のゲス不倫 まさかの相手は…”」

投稿日:2017年12月18日 更新日:

林修 初耳「スキャンダル日本史 ”ゲス不倫 まさかの相手 文豪 島崎藤村”」

2017年12月17日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」より

教科書にも載る超有名作家の禁断の愛

スキャンダル日本史 第16弾。
今回のテーマは「教科書にも載る超有名作家の禁断の愛」

現代も、文春砲が毎週のように報じる「禁断の愛」。
「禁断」と言われれば言われるほど、二人の愛は燃えていく…

Sponsered Link

教科書にも載るほどの超有名作家なのに、明治時代「禁断の愛」で世間を騒がせた男、それが文豪 島崎藤村。

 

 

 

 

 

多くの名作を残す天才小説家が溺れた「禁断の愛」とはいったい!?

スキャンダルの中心人物は色白美女。
のちに、つらく悲しい不幸な人生を歩むことになるのです。

 

時は明治後期の1910年

文豪 島崎藤村(当時38歳)は、妻・冬子と子どもたちと一緒に、仲睦まじく暮らしていました。
藤村は、いよいよ小説家として軌道に乗り始め、このまま人気作家の地位が約束される目前でした。

しかし、悲劇が…
四女の出産で母胎の損傷が大きく、妻・冬子は夫の成功を喜ぶことも出来ぬまま、帰らぬ人となってしまいました。
この出来事が、のちに大正の世を騒がせる大スキャンダルへと発展するのです。

運命の出会い

妻が亡くなってからというもの、藤村は家事や育児に追われる日々…
小説の執筆作業も滞り、収入も激減。

ほとほと困り果てた藤村は、実の兄・広助に助けを求めました。

広助「わかった。そういうことなら、うちの娘に手伝わせよう」

Sponsered Link

兄・広助の計らいで紹介されたのは、藤村の姪にあたる「こま子」(当時19歳)。

 

 

 

 

 

今回のスキャンダルの二人は、こうして出会ったのです。

こま子はしばらくの間、島崎家に同居し、家事を手伝うことになりました。
しかし、ここからがスキャンダル!
なんとこれが、更なる悲劇の始まりだったのです。

ある夜…

あろうことか藤村は、実の兄の娘であるこま子と「一線」を越えてしまいました。
愛人関係が認められていた時代においても、さすがに親族に手を出すのはタブー。

しかも、こま子は、叔父である藤村の子どもを身ごもってしまいました。
どうけじめをつけるべきか、文豪 島崎藤村がとった行動は、フランス留学と称して単身渡仏し逃亡。

しかも、身重のこま子と、子ども全員を置いて一人で逃亡するという身勝手な行動に。
残されたこま子は、生んだ子供をすぐに養子に出し、親子離れ離れに…

3年の時が経った1916年

かつての過ちも忘れ去られたかと思っていましたが、再びスキャンダルに!
密かに帰国した藤村が会いに行ったのはなんと、こま子でした。

あろうことか、フランスで3年暮らしても、禁断の愛の火はメラメラと燃え続けていたのです。
そして二度目の過ち、まさかの元サヤに…
この二度目の過ちが、彼をさらなるとんでもない行動へと突き動かすのです。

島崎藤村がとったとんでもな行動とは!?

藤村は、自分のこの話を「新生」という作品に書いて世に発表したのです。
このことによって、こま子は日本にいられなくなり、台湾の知り合いのところに行かないといけない状況になりました。

藤村が小説にしなければ良かったのですが…
これを大いに避難したのが芥川龍之介でした。

 

 

 

 

 

藤村は作中で、愛するこま子のことを「愛したこともなく 愛されたこともないような娘」「心を誘惑すべき何物をも彼女はもたなかった」と表現し、”魅力ながない、まして禁断の関係に落ちるはずもない女性だった”と綴っています。
林修 初耳「スキャンダル日本史 歌舞伎になったドロドロ愛憎劇」

林修 初耳「スキャンダル日本史 将軍ゲス不倫!ストーカー!」

林修 初耳「スキャンダル日本史 大奥が”ホスト僧侶”と禁断愛」

林修 初耳「新撰組スキャンダル 土方歳三のプレイボーイ伝説」

林修 初耳「スキャンダル日本史 あの名将が『ボーイズラブ』『浮気騒動』」

林修 初耳「スキャンダル日本史 怪談の幽霊は『庶民が作ったヒーロー』」

林修 初耳「スキャンダル日本史 ”龍馬の妻の悲劇”【不倫】【駆け落ち】」

林修 初耳「スキャンダル日本史 ”大金を搾り取る愛人集団”」

林修 初耳「スキャンダル日本史 ”明治の文春砲”が激写!総理の愛人」

林修 初耳「スキャンダル日本史 ”桂小五郎は13歳の少女と結婚”

林修 初耳「スキャンダル日本史 ”ゲス不倫女を伝える『江戸の文春砲』”」

林修 初耳「スキャンダル日本史 ”有名画家・竹久夢二のゲス浮気…妻の神対応とは?”」

Sponsered Link

[ad#adsense-1]
[ad#adsense-1]

-バラエティ, 歴史
-

執筆者:

関連記事

【奇跡】腎不全の妻を救った76歳夫の愛の行動(アンビリバボー)

2019年4月18日放送の奇跡体験!アンビリバボーに感動したので紹介します。 妻を救いたいと願う夫 夫婦愛を越えた大きな奇跡とは? アメリカ・ユタ州・ソルトレイクシティの北部にある小さな街、ファー・ウ …

ある日突然大金持ちになった人たち!「おばの遺言でとんでもないお宝が!」 2017年11月6日世界まる見え

ある日突然大金持ちになった人たち!「おばの遺言でとんでもないお宝が!」 2017年11月6日世界まる見え!テレビ特捜部「世界のお金持ちさん貧乏さん大集合SP」より ある日突然、思いがけないことで大金が …

林修 初耳「スキャンダル日本史 大奥が”ホスト僧侶”と禁断愛」

林修 初耳「スキャンダル日本史 第5弾 大奥が”ホスト僧侶”と禁断愛」 2017年5月28日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」より Sponsered Link ホストで人生を狂わせた女 スキャンダル …

「走れメロス」の元ネタは、太宰治の”ダメな”実体験

太宰治が書いた「走れメロス」 2017年9月23日放送「新・情報7daysニュースキャスター ビートたけしの刮目NEWS」より 太宰治が書いた「走れメロス」は、メロスが処刑されると知りつつ、人質となっ …

本能寺の変の黒幕は徳川家康!?「林修の今でしょ講座」

本能寺の変の黒幕は徳川家康!?「林修の今でしょ講座」 2017年2月7日放送の「林修の今でしょ講座 最新の知識が手に入る3時間SP」より Sponsered Link 今年の大河ドラマの主人公、女城主 …