2017年6月7日ホンマでっか!?TV 梅雨到来!身近に潜む危険
2017年6月7日(水)「ホンマでっか!?TV」より
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梅雨の時期 観葉植物がある部屋はカビが増えやすい!?
マーケティング評論家・牛窪先生≫
梅雨の時期はカビが生えやすいですが、実は落とし穴が「観葉植物」なのです。
蒸散作用で、1日に1リットル近く水を放出するものもあります。
観葉植物には、室内の空気をきれいにする空気清浄機能があります。
しかし、枯れかけてしまうと、空気清浄機能がなくなり水分だけが放出するということに。
環境評論家・武田先生≫
植物が地下から水を吸うのは、葉から水を蒸発させて体を冷やしているのです。
観葉植物を部屋に置くということは、梅雨の時期に加湿器を置くのと一緒です。
マーケティング評論家・牛窪先生≫
梅雨時期は観葉植物をベランダに移動させ、室内に湿気がこもらない対策が必要です。
花瓶はこまめに水を替えないと、カビや悪臭などの原因になります。
すべての人の頭皮には、カビが棲みついている!?
アレルギー評論家・谷口正美先生≫
(アレルギーや喘息を専門とし、臨床と研究の両面から治療に取り組む医師)
頭皮には必ず、マラセチアというカビが棲みついています。
湿気が多かったり、洗髪していないと増えて、フケ・かゆみの原因になります。
フケ・かゆみに効くシャンプーはほとんど、カビを抑える成分が入っています。
マラセチアは善玉のカビで、他の悪いカビや菌を抑えてくれる効果があります。
なので、増えすぎなければ問題はありません。
梅雨前線が通過するときに脳梗塞になる人が多い!?
疲労評論家・梶本修身先生≫
梅雨の時期、梅雨前線が通過するときに脳梗塞が多いです。
脳血管障害で入院した3935人を対象に調査した結果、温暖前線が通過した翌日に脳梗塞が多いということがわかりました。
脳梗塞は、気温・湿度・気圧の影響を受けやすいです。
梅雨の時期は梅雨前線の影響で温度変化が激しく、気温の高い日は蒸し暑くなりやすいです。
蒸し暑い日は、喉が渇いたと感じにくく、脱水状態となって脳梗塞の原因になります。
脳出血は冬に多く、脳梗塞は6月~8月がピークです。
脳梗塞の防止のため、喉が渇かなくてもこまめに水分補給をすることが大切です。
環境評論家・武田先生≫
老化現象で、年をとると喉が渇いたことがわからなくなります。
今コンビニのビニール傘とタクシー業界が争い中!?
流通評論家・渡辺広明先生≫
コンビニのビニール傘とタクシー業界で戦争が起こっています。
コンビニでは年間、約5500万本のビニール傘が売れています。
日本の人口の約43%が1年に1本購入しているという計算です。
2本購入は11%、3本以上は8%。
25年前と比べ、コンビニのビニール傘は変わってきています。
25年前は55cmで300円、現在は60~65cmで500円。
ゲリラ豪雨や精密機器が増えたため、傘が大きくなって値段が上がってきました。
しかしこれは表向きの理由。
8割の人は、雨に濡れたくないから購入するので、高くても買います。
値上がりしても購入する人は減らないため、売り上げはアップする傾向にあります。
しかし今、初めて値下げ局面に来ています。
それは、首都圏のタクシーの初乗り運賃が730円から410円に変更になったため。
初めて、コンビニのビニール傘の方がタクシー運賃より高くなりました。
それにより、「タクシーに乗るか」「コンビニ傘を買うか」消費者が迷うようになりました。
現在は中国で生産されていますが、更に人件費の安い東南アジアで生産して、コンビニのビニール傘の価格が下がる可能性があります。
7月~8月に咳や鼻づまり⇒カビアレルギーを疑え!?
アレルギー評論家・谷口正美先生≫
日本人でアレルギーを持つ患者が、2~3人に1人います。
梅雨から8月にかけて一番悪くなるのが「カビアレルギー」です。
7月8月に咳や鼻づまりが出る人の中には、カビアレルギーの人が多いです。
ダニやペットアレルギーは、夏場にはあまり悪化しません。
何アレルギーか気になる人は、血液検査を受けることで、かなり正確にアレルギー源がわかります。
40代後半以上の人はアレルギーが少ないですが、20~30代のほとんどが埃や花粉のアレルギーを持っています。
最近では砂埃などが減り、生活環境が清潔になった結果、アレルギーを起こしやすくなりました。
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日本の住宅は梅雨対策で造られてきた!?
環境評論家・武田先生≫
日本の住宅の一番の危険は「梅雨」。
日本の住宅は全部、梅雨対策で造られています。
木造建築にする理由は、通気性に優れていてカビが生えにくいからです。
昔はすきま風がありましたが、最近の建築は気密性が高く、湿気などがこもりやすい環境にあります。
うつ病などのメンタル系の病は、梅雨時期に寛解しやすい!?
心理評論家・植木先生≫
梅雨にも良いことはたくさんあります。
特にうつ病・メンタル系の病気は、梅雨時期に寛解(症状が一時的にでも消えたり安定)することが多いです。
春や夏は、ほとんどの人がアクティブになりやすいですが、逆に引きこもってしまう人もいます。
梅雨の時期は、家にいることが「うつのせいではない」と思えることで、気持ちが楽になります。
「雨の日」の「火曜日」「朝11時」は詐欺に遭いやすい!?
マーケティング評論家・牛窪先生≫
「雨の日」の「火曜日」の「午前11時」は詐欺に遭いやすい
雨の日は不安な気持ちになり、人恋しくなって「誰かと一緒にいると癒される」ということがあります。
【雨の日⇒在宅率が高い】
【午前11時⇒心に隙が生まれやすい】
【火曜日⇒行事・習い事が少ない】
雨の日に営業マンが訪問してくると、「わざわざ雨の中、私のために来てくれた」と思いやすく、成約率が高いのです。
コインランドリーの数、10年で約4000店増!?
流通評論家・渡辺広明先生≫
洗濯機は、世帯の約98%に普及しています。
しかしコインランドリーは約17000店あり、この10年で4000店増加しています。
大型のガス乾燥機は約10分で乾燥するので、忙しい女性やシニアに人気があります。
最近では、女性専用や靴が洗えるコインランドリーなども登場しています。
欧米では、カフェやバー、レストラン併設のコインランドリーもあります。
耳かきのしすぎ&イヤホンの長期使用で、耳内にカビ発生!?
疲労評論家・梶本修身先生≫
「耳かきのしすぎ」「イヤホンの長期使用」によって、耳の中にカビが生えることがあります。
耳かきのしずぎで、耳の中に炎症を起こす人が増加中です。
本来耳垢は、外からのホコリや最近の侵入を防ぐもので、自然に出てきます。
それをわざわざかくことで傷ができ、炎症が起こります。
本来、綿棒は耳の外を洗ったり拭くものです。
綿棒を1cm以上突っ込んだら危険です。
やりすぎると耳奥でカビが繁殖し、髄膜炎になって命の危険もあります。
イヤホンを長期使用すると、耳の中に湿気がこもってカビが繁殖しやすいです。
カビ臭は子どもの集中力や計算力を10%下げる!?
心理評論家・植木先生≫
梅雨特有のカビ臭がありますが、一番大打撃を受けているのは、大人よりも子どもたちです。
集中力や計算力が10%も低くなります。
カビのニオイを放置している家は、子どもの成績に影響する可能性があります。
梅雨は筋肉的に危ない!?
骨格筋評論家・岡田 隆先生≫
梅雨は筋肉的にも危ないです。
4月から運動を始めた人が、梅雨の気象の悪さのために断念することがあります。
ウォーキングやジョギングなど、外での運動ができなくなります。
室内で筋トレすることでも効果は同じです。
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