坂本龍馬暗殺の真犯人は○○○○!?「林修の今でしょ講座」
2017年1月24日放送の「林修の今でしょ講座」より
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この5年で、歴史学者が衝撃を受けた新資料・新証拠が次々発見されています。
その中から、歴史学の権威・東京大学の本郷和人教授が価値を認める重大資料をランキングで発表します。
教科書が変わる!?歴史ニュース
この5年で見つかった重大資料BEST5
第1位 2016年発見「幕末のカリスマ・坂本龍馬 暗殺の重要人物写真見つかる」
昨年発見された1枚の写真。
実は、新撰組三番隊隊長・斉藤一を捉えた貴重な一枚。
この斉藤一、坂本龍馬暗殺の鍵を握る人物ではないかと、本郷先生は注目しています。
幕末最大のミステリー!
龍馬暗殺の真犯人は、剣豪で左利き!
その黒幕は○○○○だった!?
本郷先生が、坂本龍馬暗殺の犯人と考える3つの説。
坂本龍馬暗殺犯①「京都見廻組」説
「京都見廻組」とは、京都の治安を守るため、武士のみで構成された反幕府勢力を取り締まる警察組織。
一般的には、この「京都見廻組」が坂本龍馬暗殺の犯人というのが、定説になっています。
「龍馬を殺した」と言っている人が、明治になって自首をして、実際に罪に問われました。
しかし、自白がコロコロ変わっているのです。
「こうやって斬った」というのが、龍馬の死体検分と違うのです。
その人物は「京都見廻組」の今井信郎で、人を殺しておきながら、わずか2年で釈放されています。
自白の矛盾や釈放を考えると、「京都見廻組」説は可能性は低いのではないかと本郷先生は言います。
坂本龍馬暗殺犯②「紀州藩」説
紀州藩と龍馬の関係と言えば、「いろは丸事件」。
【いろは丸事件(1867年)】…紀州藩と衝突し、裁判で賠償金(約150億円)を請求した事件
龍馬に恨みを持った紀州藩が暗殺を企てた!?
動機としては充分ですが、本郷先生曰く「紀州藩も犯人ではない」と言います。
紀州藩は龍馬を暗殺する前に賠償金を払っています。
普通であれば、賠償金を払わないために暗殺するはずです。
お金を払ってから暗殺するのはないだろうと。
坂本龍馬暗殺犯③「新撰組三番隊隊長・斉藤一」説
「新撰組三番隊隊長・斉藤一」が実行犯ではないかと本郷先生は言います。
【新撰組】…京都で幕府を倒そうとする人を取り締まった武装集団
《斉藤一が有力な3つの根拠》
①龍馬なみの剣豪だった
龍馬は、最大勢力と言われた「北辰一刀流」の免許皆伝を受けている剣の達人。
一方、斉藤一は、新撰組の天才剣士・沖田総司に勝るとも劣らない凄腕の剣士だったと言われています。
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②龍馬暗殺の犯人は左利きだった
実は龍馬は、襲われて亡くなった際、額に横一文字の傷が残されていたと言われています。
これは、龍馬と同じ目線で刀を横向きに抜いた証拠。
この傷をつけるためには、龍馬と向かい合って座っていたはず。
右利きでは、剣の達人・龍馬に傷をつけるのは難しいというのです。
刀は、置く時には右側に置きます。
武士の常識であり、友好の意味です。
左に置く事は無礼であり、敵意を表します。
刀を右側に置いて相手を斬る事ができるのは「左利き」の人のみ!
武士の家に生まれたら、子どもの時から右利きに矯正されます。
左手で食事をしたらその場で斬られるそうです。
武士は右利きじゃないとダメなのです。
近藤勇も沖田総司も右利きです。
しかし、斉藤一だけは「何流」かわかりません。
下手をすると我流。
斉藤一は「左片手一本突き」が得意技で、それで左利きだったのではと言われています。
しかし、斉藤一には龍馬暗殺の動機がありません。
本郷先生は、暗殺には「黒幕」が存在したと言います。
それは、薩長同盟で信頼関係を築いた「西郷隆盛」ではないかと。
新時代の第一歩を踏み出したはずの大政奉還。
ところが、ここから二人の意見が分かれていったと言うのです。
二人の意見の違いとは!?
西郷隆盛は、「幕府の勢力を全て武力で倒したい!」
そうでないと、時代が変わったということを実感できないと。
坂本龍馬は、「これで戦いは終わり。外国に対抗するためにみんな仲良くして内戦はやめよう!」
ここで路線が分かれてしまいました。
本郷先生曰く、二人の進む方向が変わった事が、事件の発端になったのではないかというのです。
西郷のいる薩摩藩は、幕府勢力を倒したいという考えを持って新撰組から分裂した「御陵衛士」という組織を支援していました。
なんとそこにいたのが、斉藤一でした。
これで、実行犯と黒幕の接点が生まれ、龍馬暗殺が実行されたのではないかと、本郷先生は推測しているのです。(あくまで仮説です)
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