第9回WOWOWシナリオ大賞受賞作品「稲垣家の喪主」あらすじ＆キャスト＆相関図
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WOWOW
2017年3月18日（土）よる10：00
脚本
小山ゴロ
第9回WOWOWシナリオ大賞受賞作品「稲垣家の喪主」
ドラマW 稲垣家の喪主／プロモーション映像（特報30秒） 【WOWOW】
みどころ
WOWOWシナリオ大賞は、プロ、アマ問わず脚本家の発掘・育成、そして受賞作品の映像化を目的に創設されました。
「稲垣家の喪主」は、424編から選ばれた第9回大賞受賞作品、小山ゴロさん脚本「稲垣家の喪主」をドラマ化。
主人公は、あがり症で悩む小学2年生の男の子。
彼を取り巻く伯母、叔父、両親、祖母らが織り成す、笑って泣けるホームコメディです。
オーディションで主人公役に大抜擢された金成祐里くんが、少し心配性で心優しい7歳の少年を演じています。
主人公の二世帯住宅で同居する元キャリアウーマンで独身、人情が厚い伯母役を広末涼子さんが、売れない漫画家で独身、少年の心を持った叔父役を森山未來さんが演じています。
【主演：稲垣宙太役 金成祐里くんのコメント】
ー オーディションを経て主役に抜擢された時の気持ちは？
うれしくて、撮影をするのが待ち遠しかったです！
ー 宙太はどんな性格ですか？
素直だけど、緊張気味な子です。
ー 見どころ
宙太が緊張している顔が面白いです。だけど、たまに緊張しない顔をする時もあって、それが面白いのでぜひ観てください！【稲垣杏子役 広末涼子さんのコメント】
ー 脚本の感想
本当に面白くて、ほっこりする心温まるドラマなので、すごく楽しみでした。
台本が固まってくるにつれて、（私が演じる）杏子がゴーイングマイウェイな感じがとても強くなったので、家族の関係性もクリアに見えてきて、面白いなと思いました。
ー 見どころ
主人公の宙太はもちろん、私が演じる杏子も弟の脩二もそれぞれがカッコ悪いところもあったり悲しいこともあったりしますが、みんなが一生懸命に生きているとても心温まるドラマです。
ぜひお楽しみに。【稲垣脩二役 森山未来さんのコメント】
ー 脚本の感想
脚本を読んだときに、（核家族が多い）今、（稲垣家のような）二世帯が同居している家族のお話がWOWOWシナリオ大賞を受賞したということは意味があるんだろうなと思い、印象深かったです。
ー 見どころ
本作のようなファミリードラマは最近見ないような気がします。
すごく暖かい家族の風景の中で、色んな濃いキャラクターを持つ人たちが右往左往して、若干バタつきつつも、最終的に家族に落ち着いていく暖かいドラマになっています。
家族のことを見直すきっかけになったり、自分の親やきょうだいを思うきっかけになるドラマになっていると思うので、ぜひ見ていただきたいと思います。【脚本 小山ゴロさんのコメント】
ー 作品への思い
ある時期、葬儀に参列する機会が続きました。
その時、喪主の挨拶がいつも気になりまして……。喪主が参列者の人たちに向かい挨拶をする時、故人について様々な事を語ります。
その言葉を聞いていると、その方がどんなふうに生きてきたのか、どんな家族や友人に囲まれて生きてきたのか、少しでも感じる事ができます。
その喪主の姿を見ながら、喪主から始まる家族の物語を書きたいと思いました。親と子供が暮らす核家族…それが一般的ですが、この物語の主人公・宙太の家族は、両親だけではなく、二世帯住宅で暮らす祖母、伯母、叔父がいます。
この伯母と叔父がずっと結婚しないと、稲垣家の喪主は自分がやることになる？
自身が極度のあがり症の為、喪主の重圧に耐えられず…。
そんなどうでもよさそうな事からこの物語は始まります。この物語を宙太と同じ目線で見つめる時、仕事も恋愛も残念な伯母と叔父は、ちょっと面倒で厄介な存在だったりします。
でも、ぎこちない優しさを持った伯母といると心が温かくなって…
純粋な叔父といると何か楽しくて…
そんな気持ちにさせられます。この可愛い未来の喪主が、慌てたり、喜んだり、怒ったり、がっかりしたり…そんな姿を笑って、ちょっと泣いて、そんなふうに観て頂けたら嬉しく思います。
[出典:第9回WOWOWシナリオ大賞受賞作品 ドラマW 稲垣家の喪主（WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/inagakike/ ]
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あらすじ
小学2年生の稲垣宙太（金成祐里）は猛烈なあがり症で、散々つらい想いをしてきた。
ある日、ジイジの葬儀のとき、喪主の挨拶で緊張のあまりしどろもどろになる父親の姿を目の当たりにした宙太は悟る。
「ぼくのあがり症は、遺伝だったんだ」自分が喪主の挨拶をするのはまだ先の話、そう思っていた宙太だが、ある事実に気付く。
宙太の家には元キャリアウーマンの伯母・杏子（広末涼子）と、売れない漫画家の叔父・脩二（森山未來）が同居している。
2人は、結婚どころか、相手もいなく、作ろうともしない。
このままだと、杏子と脩二の喪主もやることに!?
事の重大さに焦った宙太は、杏子の見合い話が両親のもとに届いたのを千載一遇のチャンスと捉え、自分の誕生日会で2人を引き合わせようとする。
さらに、脩二には結婚したはずの同級生の女性が目の前に現われる。
果たして、宙太は杏子と脩二を結婚させ、将来、待ち受ける喪主の挨拶を回避できるのか。
[出典:第9回WOWOWシナリオ大賞受賞作品 ドラマW 稲垣家の喪主（WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/inagakike/ ]
キャスト・登場人物相関図
稲垣宙太……金成祐里
小学2年生。
極度のあがり症が悩みの小学生。
おっとりとしたマイペースな性格。
独身の杏子と脩二が結婚しないと、将来自分が”喪主”となり挨拶しないといけなくなると気付き、二人を結婚させようと奮闘する。
大人 宙太……バカリズム
宙太の未来の姿。
相変わらずあがり症は治っていない。
小学生の宙太の奮闘ぶりによって、伯母と叔父の未来だけでなく喪主の問題に悩む宙太の未来が変わる。
稲垣杏子……広末涼子
宙太の家に同居している伯母。
未婚、彼氏なし。
大手保険会社に勤めていたキャリアウーマンだったが、とある事件がきっかけに会社を辞め、実家に戻る。
家ではダラダラと無気力な生活を送っている。
朱里から松村を紹介され、結婚に向け前向きに動き出す。
稲垣脩二……森山未来
宙太の家に同居している叔父。
未婚、彼女なし。
アルバイトをしながら売れない漫画を書き続けている。
現在はシュールな4コマ漫画を描いているが、本来は少女漫画を得意とする。
高校時代のある事件がきっかけで少女マンガを描くことは封印している。
稲垣幸太郎……佐藤貴史
宙太の父。
イタリア料理店「マローネ」を経営。
宙太と同じく極度のあがり症。
稲垣家の家長的存在だが、皆からよくからかわれる。
杏子の一つ下の弟。
稲垣朱里……篠原ゆき子
宙太の母。
幸太郎と「マローネ」を切り盛りする。
働き者で心優しいが、怒らせるとちょっと怖い面も…。
杏子に松村を紹介する。
稲垣茂吉……有福正志
宙太の祖父。
稲垣千枝……角替和枝
宙太の祖母。
通称「バアバ」。
明るい性格で、皆を優しく見守るグランドマザー。
趣味は編み物で、自宅には千枝が作ったものが沢山ある。
松村祥平……吉沢悠
杏子の見合い相手。
朱里が杏子の結婚相手として紹介した、離婚歴のある郵便局員。
物腰柔らかく心優しい性格だが、誰にも言えない”ある秘密”を抱えている。
北沢美香……松本若菜
脩二の同級生。
脩二の高校時代の同級生で初恋の人。
結婚していたはずだが、突然脩二の前に現れ、脩二を動揺させる。
田村千春……原田佳奈
謎の女。
中条一美……紺野まひる
仏具店・店員。
突然杏子を訪ねてくる謎の女。
杏子が家族にひた隠す”秘密”を知る。
真面目なロマンチストだが、競馬好きという意外な一面ももつ。
氷室……デビット伊東
一美の交際相手。
早乙女ルナ……土屋希乃
宙太の親友。
岩崎聖也……田代 輝
宙太の親友。
清水勇気……渡辺佑太朗
マローネのアルバイト。
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