WOWOW「北斗 -ある殺人者の回心-」主演:中山優馬 あらすじ&キャスト&相関図
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WOWOW
2017年3月25日(土)スタート
毎週土曜よる10:00(全5話)
原作
石田衣良「北斗 ある殺人者の回心」(集英社文庫刊)
監督・脚本
瀧本智行
連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心-/プロモーション映像(60秒)【WOWOW】
みどころ
直木賞作家の石田衣良さんが「デビュー15周年の結論」と自負する小説「北斗 ある殺人者の回心」が原作。
両親から激しい虐待を受けて育った北斗が主人公です。
レビューを読むと、誰もが「泣けた」「悲しかった」「辛かった」と書いています。
主人公は、結果的には殺人者になってしまうわけですが、虐待されて育ったうえに殺人者になってしまうなんて悲しすぎます。
確かに殺人は許されないことですが、世の中で起こる様々な事件に、それぞれ動機があるように、殺人に至るまでの動機が気になるところです。
主演の中山優馬さんの演技に期待したいです。
【コメント:中山優馬(端爪北斗役)】
オーディションの時、セリフの破壊力に圧倒されたことを今でも鮮明に覚えています。
初めて北斗と出会い、改めて台本を読んだ時最初に「背負いきれるか」という心配がありました。
一方で、こんなに素晴らしい作品が自分の手の届くところにあると思うと身震いが止まらなくて…。
そんな不安にも似た気持ちを抱えていましたが、監督の気合に魅せられ最後まで乗り切ることができたのは僕の誇りです。
「全員が流した汗と涙の結晶の量が、作品をどれほど良くするかにかかっている」という監督の言葉は今でも忘れられません。
僕が演じる端爪北斗は、虐待を受けやがては殺人犯になりますが、“ただ愛されたかった”という普通の人間なんです。
この作品には、確かに目を覆いたくなるくらい辛いシーンもたくさんあります。
それでも、どうか、端爪北斗の人生を最後まで見届けてください。【原作者:石田衣良のコメント】
ドラマの撮影現場にお邪魔した時、皆さんの気迫ある雰囲気にあてられ、僕も「小説家として頑張らないといけない」と気が引き締まる思いになりました。
「北斗 ある殺人者の回心」を書き始めた時、僕には“運命として悲劇を背負ってしまった人の話を書ききる”という覚悟がありました。
そうなると書くのが苦しくて、読者も読むのが辛くて、今回映像化されて演じる方も過酷で…。
ただ、その“苦しさ”に見合うだけの手ごたえをお渡しできる作品だと思っています。
これまでの作品にはない“手札”を見せたという怖さも含め、この小説は僕の代表作のひとつです。【脚本・監督:瀧本智行のコメント】
石田衣良さんの「北斗―ある殺人者の回心」という小説を手にしたのは三年前です。
凄まじい物語でした。衝撃を受けました。
魂を揺さぶられました。
小説の中で描かれている悲惨な出来事の数々は、今もこの国のどこかで確実に起きています。
目を背けたくなる苛酷な現実に、石田さんが作家として真正面から向き合っていることに、僕は強い感銘を受けました。
と同時に、「お前はどうなんだ?」と自分に問わざるを得ませんでした。
どうしても映像化したいと思いました。最大の課題は北斗のキャスティングでした。
両親から虐待を受け、心に闇を抱え、長じて殺人者になる主人公。
演じ切るのは容易いことではありません。
オーディションを重ねる中で、強い眼差しが印象的だった中山優馬君に僕たちは賭けることにしました。
劇中で別人のように変貌して欲しいという無茶な要求に、中山君は懸命に応えてくれました。
文字通り限界に挑んでいました。
そして、見事に演じ切りました。
中山君より上手い役者は沢山いるでしょう。
でも、北斗を演じられるのは彼しかいなかった。
愚直に役と向き合うことで、誰もが到達できない高みに手をかけたのだと思います。
クランクアップの日、ラストシーンを撮影しました。
中山君演じる北斗が法廷で六分間に渡って独白を続けるシーン、
心を閉ざした殺人者が回心するシーンです。
一か月前とは全く別人の北斗がそこにいました。
鬼気迫る姿を見ながら、僕は震えを止められませんでした。
「これが撮りたかったんだ」と感じていました。
「これを撮るために三年かかった」のだと。
どうか、その瞬間を見届けて下さい。
[出典:キャスト・スタッフ 連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心-(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/hokuto/caststaff/ ]
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あらすじ
「僕を、死刑にしてください」―
2016年3月、殺人犯として勾留されている20歳の端爪北斗(中山優馬)は、国選弁護人の高井聡一(松尾スズキ)にそう言い放つ。
「僕は、生まれてはいけなかった」―
北斗は誰かに抱き締められた記憶がなかった。
実の両親(村上淳・中村優子)から激しい虐待を受け、愛に飢えた少年時代を過ごした北斗はやがて養護施設に入ることに。
そこで里親となる近藤綾子(宮本信子)に出会い、初めて“愛”というものを知る。
幸せを少しずつ感じることで心の闇から解放され、生まれ変わっていく北斗。
しかし、運命のいたずらはまだ彼を解放してはくれなかった。
孤独な青年はなぜ殺人犯になったのか。
数奇な運命に翻弄され、残酷な日々を過ごしてきた彼に下る「審判」とは――。
端爪北斗の“命を懸けた”裁判が今始まる――。
[出典:イントロダクション 連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心-(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/hokuto/intro/ ]
キャスト・登場人物相関図
端爪北斗……中山優馬
幼い頃から実の両親による虐待を受け、孤独な日々を過ごす。
里親の綾子に出会い、初めて愛というものを知る。
少年時代の北斗……大西利空
高井聡一……松尾スズキ
北斗の国選弁護人。
数々の死刑弁護人を引き受けてきた人権派弁護士。
北斗の国選弁護人となり、彼の過酷な人生を辿り始める。
近藤綾子……宮本信子
北斗と明日実の里親。
夫の死後、様々な理由から児童養護施設で暮らす子供たちを引き取り、里親として育ててきた。
北斗にも無償の愛を注ぐ。
端爪至高……村上淳
北斗の父。
人生において様々な挫折を味わい、その苛立ちを妻と子供への暴力で解消してきた弱い男。
端爪美砂子……中村優子
北斗の母。
夫の暴力に支配され、北斗に対して手をあげるようになる。
怯える日々のなかで、精神は崩壊寸前だった。
鞠谷明日実……伊藤沙莉
綾子の里子・看護師。
里親の綾子に育てられた、北斗の姉のような存在。
現在は看護師として働いている。
吉永恭子……根岸季衣
高井法律事務所で事務員として働く。
報酬ではなく、正義感で仕事を全うする高木の姿勢を尊敬している。
富岡一磨……二階堂智
児童相談所職員。
北斗の両親による虐待に最初に気づき、北斗に救いの手を差し伸べる。
本橋信博……利重剛
生田波洞研究所の詐欺行為を調べるフリージャーナリスト。
被害者である北斗に接近する。
生田友親……矢島健一
生田波洞研究所・所長。
経営している病院が倒産し、多額の借金を返済するために、癌が治るという偽の波洞水で大金を儲ける詐欺師。
……藤田弓子(友情出演)
綾子の友人。
綾子を見舞い、がんに効くと波洞水を勧める。
森永早苗……占部房子
北斗が起こした事件を担当する検事。
法廷で高井と激しくぶつかり合う。
【北斗が殺めた被害者遺族】
飯岡正志……嶋田久作
北斗に最愛の妻を殺害された被害者。
妻の遺影を抱え、法廷に臨む。
飯岡正昭……大和田健介
関本はるか……山田杏奈
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