TBS「居酒屋もへじ -ありがとう父ちゃん-」主演:水谷豊 あらすじ&キャスト
TBS系列
2017年8月28日(月)よる8時放送
脚本
黒土三男
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主題歌
『いのちの木陰』
作詞:山川啓介
作曲:渋谷 毅
唄:佐良直美
シリーズ第6弾! 人情味溢れ心が温かくなるドラマ!! 8/28(月) ドラマ特別企画『居酒屋もへじ―ありがとう父ちゃん―』【TBS】
みどころ
水谷豊さん主演の「居酒屋もへじ」第6弾。
今回は、船越英一郎さんが明の実の父親として登場します。
プライベートでは、松居一代さんとのドロドロ離婚劇で仕事にも影響が出ていますが、ゴールデンのドラマで見れて良かったです。
お父さんの船越英二さんが校長先生役だった「熱中時代」をやっていた頃の水谷さんを思い出します。
水谷さんが船越さんの仕事のために尽力を尽くしてくださったのでしょうか。
水谷さんの代名詞「相棒シリーズ」で船越さんが出演というのはどうなんでしょうかね。
水谷豊さん インタビュー
― シリーズ6作目となりましたが、台本を読んだときの感想をお聞かせください。
今回もふー先生(石井ふく子さん)は素敵な台本を作られたな、本当に人が好きなんだなと思いました。
1作目に出演してくださった松坂慶子さん(佐伯陽子役)が再登場するのですが、再び「居酒屋もへじ」へやってきた理由や常連客たちとの関わりが描かれていて、とても面白い。
また、血は繋がっていませんが長男として育てている明の父親も登場するので、ドラマチックな展開もみどころのひとつだと思いました。
“本当の父”と“育ての父”その関係がうまく描かれていて、平次として複雑な心境になりそうだなと感じましたね。― 松坂さんとの共演はいかがでしたか?
松坂さんとは6年ぶりです。
1作目の時にもお話しましたが、同じ歳で、同じ月に生まれ、同じ星座、血液型も同じで、お互い児童劇団出身と共通点が多いんです。
さらに松坂さんは常に自然体で穏やかな方なので、いい意味で気を遣わず、僕自身も気が楽でした(笑)。
平次はいつもマドンナの方に心を動かされるのですが、今回は設定上、心を動かされないように気をつけましたね(笑)。― 明の父として船越英一郎さんが出演されますが……。
英一郎のことは昔からよく知っているんです。
というのも、僕は『熱中時代』(1978年10月~1981年3月/日本テレビ)という作品で、英一郎の父・船越英二さんに随分可愛がっていただいたんです。
湯河原のご自宅には泊めていただきましたし、その際には英一郎とも食事をしました。
大学を卒業した英一郎が俳優を志すときには、「英一郎をよろしく。よく監視していてくれよ(笑)」と英二さんに頼まれたくらいです。
ですから、英一郎は弟のような存在で、僕よりも僕のことを知っている(笑)。
プライベートでの付き合いはありますが共演経験はあまりないので、「いつか、一緒にやりたいね」と会うたびに話していたのですが、ふー先生がご縁を作ってくださり、共演が実現して本当に嬉しいです。― 久々の共演ということでしょうか?
そうなんです。
『気分は名探偵』(1984年10月~1985年3月/日本テレビ)で半年ほど、その後『愛のミチコ』(1990年/日本テレ)で少しだけ共演しました。
けれど、今回の『居酒屋もへじ』のようにがっつり2人で芝居をしたことはなかったので、昔の英一郎の姿を思い出してしまい、感慨深いというかグッと来るものがありました。― 今回のテーマが“父親”ということで、水谷さんご自身が父親として大事にしていることはありますか?
娘が生まれた際、3歳までに何をしてあげたのかが大事だという話を聞いたので、出来るだけ抱きしめるようにしていました。
子どもは成長するにつれて親から離れていきますから、今は自分の好きなことを自由にさせています。
ただ何か困ったことが起きたときに一番近くにいて助けてあげられるのが親の役目だと思うんです。
もちろん、友達や仲間もいると思いますが、それとは別に一番近くで考えてあげることが大切だと思っています。― 最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
『居酒屋もへじ』は、古き良き時代のことを思い出し、人情の機微に触れられる。見終わったあとに温かく幸せな気持ちになれる心地いい作品です。
出演者のみなさんも個性的で面白いので、ぜひご覧ください。
[出典:インタビュー『居酒屋もへじ』(TBS > http://www.tbs.co.jp/izakaya-moheji/interview/i6_1.html ]
あらすじ
年老いた母親の介護のために山形の実家に帰っていた佐伯陽子(松坂慶子)が東京に戻ってきた。
昨年その老母を看取り、気が付けば「居酒屋もへじ」のある上野にふたたび降り立っていた陽子を、米本平次(水谷豊)は喜んで店に招き入れる。
事情を聞くと、陽子は住むところも仕事も決まっていないという。
もへじに出入りしている薬剤師の川田まゆみ(岸本加世子)は自分のマンションで寝泊まりすればいいと陽子に言い、平次も自分の店で働くよう勧める。そんなとき、暴力事件に巻き込まれて罪を償っていた平次の幼馴染の高木健也(船越英一郎)から連絡が入る。
半年前に刑期を終えて出所し、今は身元引受人のもとで農業をしているという健也は、平次の長男・明(高田翔)の実の父親だった。
平次から温かく迎えられた健也はその晩、明と二人だけの時間を過ごす。
そこで明は、今まで謎に包まれていた母親のことを健也から聞き出す。一方、その明は料理人として修業することを計画していた。
顔見知りの小料理屋の主人・楠田拓(えなりかずき)に相談して、京都の店を紹介してほしいと頼んでいた明だが、それを聞いた平次は反対だと言い出す…。
[出典:(TBS > http://www.tbs.co.jp/izakaya-moheji/chart/ ]
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キャスト・登場人物相関図
米本平次……水谷 豊
『居酒屋もへじ』の店主。
子供の頃、「へのへのもへじにそっくりな顔をしている」と言われ、“もへじ”というあだ名がついた。
料理上手で、コーヒー好き、“あいたー”が口癖である。
最愛の妻を亡くしており、血のつながらない明・さやか・実を、わが子のように育てている。
義理人情に厚く、困った人を放っておけない優しい性格。
チャキチャキの下町気質である。
佐伯陽子……松坂慶子
夫と息子を海の事故で亡くし悲しみが癒えぬ中、「居酒屋もへじ」に偶然やってきたのが5年前。
平次、息子と同じ歳の明、常連客の温かさに触れ、故郷の山形へ戻り、母親の面倒を見ることを決意する。
それから5年経ち、東京へ戻ってきたところ、平次と再会する。
高木健也……船越英一郎
平次とジミーの幼馴染、明の父。
妻は明を産んですぐに他の男と逃げた。
生活費を稼ぐため、ヤクザの道に入り、暴力事件で逮捕され服役していた。
川田まゆみ……岸本加世子
調剤薬局「ひまわり薬局」を経営している。
ストレス解消のため、「居酒屋もへじ」の手伝いをしている。
もへじのことが好き。
校長先生……角野卓造
『居酒屋もへじ』の常連客。
元校長。探偵小説好き。
悩む平次にアドバイスをする。
ジミー坂田……井上 順
芸人。照れ屋で淋しがり屋で、女運が悪い。
金物屋を継がずに家を出たため勘当されたが、芸人として『名人会』に成功したことで母親と和解し、現在は金物屋を手伝っている。
明の父・健也とは幼馴染。
社長……六平直政
『居酒屋もへじ』の常連客。
町工場の社長。
女性に優しく、お調子者で、ムードメーカー。
明……高田 翔
平次とは血のつなかがりはないが、“おとう”と呼び、実の父親のように信頼している。
現在は料理人になるため、居酒屋「もへじ」で修行をしているが、平次のような一流の職人になりたいと、小料理屋「あけぼの」の若旦那・拓に相談する。
さやか……諸星すみれ
高校1年生。米本家で生活している。
平次を“おとう”と呼び、本当の父親のように思っている。
とても活発で仕切り屋。
実……土師野隆之介
中学2年生。米本家で生活している。
平次を“おとう”と呼び、本当の父親のように思っている。
生意気盛りだが、末っ子のため甘えん坊な部分も。
楠田 拓……えなりかす゛き
小料理屋「あけぼの」の若旦那。
父が病気で倒れてしまったため跡を継いだが、頑固な父親に今も頭が上がらない。
料理人として成長したい、と明から相談を受ける。
糸井菜穂……佐津川愛美
まゆみが経営する「ひまわり薬局」で働いている。
明の恋人。
三郎……桂 文珍
米本家で、平次や子供たちと一緒に暮らしている。
平次からは「じっちゃん」と呼ばれているが血のつながりはない。
元は『居酒屋もへじ』の常連客。
大の女好き。
由亀……奈良岡朋子
喫茶店『橋』の店主。未婚。
平次からは、「姉ちゃん」と呼ばれているが、血のつながりはない。
ことあるごとに、平次に“お見合い”を勧める。
平次の相談相手である。
とき……中西ちか子
山ちゃん……別府康男
(出典:人物相関図 「居酒屋もへじ」 TBS http://www.tbs.co.jp/izakaya-moheji/chart/)
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