WOWOW「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」主演:佐藤浩市×江口洋介 あらすじ&キャスト
WOWOW 連続ドラマW
2017年11月5日(日) スタート(全8話)
毎週日曜 22:00~
原作
清武英利
「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」(講談社刊)
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【プロフィール】
1950年宮崎県生まれ。
立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。
青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。
中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。
11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。
著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞。
主な著書に『プライベートバンカー カネ守りと新富裕層』(講談社)、『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(講談社+α文庫)、『特攻を見送った男の契り』(WAC BUNKO)など。コメント:ノンフィクション作家 清武英利
万年巡査のまま終わろうとする友人から、こんなメールをもらったことがあります。
<見返りなど微塵も期待しない、歴史上に無名の士としても残らない、「石礫(いしつぶて)」としてあったに過ぎない。僕は奉職しているかぎりひそかにその覚悟だけはいつも持っていようと、思っています>
その言葉に重ねて、清廉に、かつ激しく生きた捜査二課刑事たちの人生を残したいと思いました。
ですから、原作の『石つぶて』とこのドラマは、外務省機密費詐取事件を題材にしていますが、刑事の捕物帳ではありません。
むしろ前作の『しんがり』で描かれたような、組織の餌付けを拒んで己を貫く人間たちのドラマとして見ていただきたいのです。
無名の刑事たちが、総理官邸でひそかに使われている「機密費」の存在を暴いたことは記憶にとどめておいてほしい事実です。
石ころのような刑事の一念が、巨大な山を突き崩すこともあります。
[出典:キャスト・スタッフ 連続ドラマW 石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/ishi/caststaff/ ]
連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~/プロモーション映像(60秒)【WOWOW】
連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~/プロモーション映像(ロングver.)【WOWOW】
「連続ドラマW 石つぶて」ミニガイド キャスト編 【WOWOW】
「連続ドラマW 石つぶて」ミニガイド ストーリー編 【WOWOW】
みどころ
「国家の壁」に挑もうとする刑事たちの物語。
骨太のストーリーに、佐藤浩市さんと江口洋介さんの日本を代表する俳優さんが共演するのが楽しみです。
佐藤さんは「青春の門」の頃から好きな俳優さんでした。
コメント:佐藤浩市(木崎睦人役)
このような企画に挑んだスタッフの気概に応え、映像としてしっかりお届け出来るようにしたいと思っています。
背骨がリアルな物語のため、ヒリヒリとしたリアリズムを大切に、いかに我々が血として、肉として演じられるか、が勝負だと感じています。
日本人は、喉元過ぎるとこのような大きな事件も忘れてしまう。
でも、それではいけない。
敢えて今、この事件を振り返ることで、こんなことが行われている日本に対し、我々国民がちゃんと自分たちに関係があることとして、声高に意見をぶつけていかなければならないのだとこの脚本を読み、改めて実感しました。コメント:江口洋介(斎見晃明役)
「しんがり」に続きこの作品も実話がベースになっていて、さらにタブーとも言える大きな事件を扱っているため、緊張感と共にやりがいを感じています。
僕たち国民が知り得なかった国家の暗部に石を投げ続けた刑事たちの姿を、観てくださる方々に気持ち良く感じ取っていただけるよう、1シーン1シーン積み重ねていきたいと思います。
佐藤浩市さんとの共演は今回初めてで、俳優として先輩の佐藤さんの上司役を演じるということが面白く、楽しんで演じていきたいです。コメント:北村一輝(真瀬和則役)
外務省機密費詐取事件。
つまり税金がどう使われているか?
このような事件がニュースに取り上げられていても、聞こえてくるのは普段耳にしない言葉ばかりで、自分の無知さから興味が湧くこともなくどこか他人事に感じていました。
この話を頂いたのをきっかけに様々な関連資料を読み「現実にこんな事がまかり通っているのか?」と驚かされました。
一人の国民として、一人の俳優としてこの衝撃を皆さんに伝えられるよう挑みたいと思います。コメント:萩原聖人(東田将之役)
今回は、大いなるタブーに挑む骨太な作品。
この作品に参加させていただけること自体が自分にとっても「挑戦」であり「喜び」でもあり、そして「プレッシャー」でもあります。
過去に佐藤さん、江口さんと共演させて頂いたときは部下の役柄でしたが、今回はなんとお二人の上司役!
いかにしてその空気が出せるのか、ドキドキしております。
この心地よい緊張感の中、一人の俳優として「石つぶて」の一つになれるように、スタッフ、キャストの皆さんと共に励んでいきたいと思っています。
完成を楽しみにしていてください。コメント:飯豊まりえ(矢倉かすみ役)
最初に台本を見たとき「私の台本じゃないんだろうな」って思っていました(苦笑)。
なので、「石つぶて」に刑事役で出演させていただけると聞いて驚いた反面、ご迷惑をおかけするんじゃないかと凄く不安になりました。
刑事さんならではの“縦社会”や“礼儀”といった立ち居振る舞いもまだまだ手探り状態ですが、これまでに演じたことのない新鮮なキャラクターなので、私の新たな一面をお見せできると思います。
私が演じる矢倉は芯がしっかりしていて、地道に頑張る女性です。
そんな一所懸命の彼女を頑張って演じたいと思いながらも、シャツの襟を立てて、ボタンをあけて、という“ブルゾンちえみ”さんのような大人の女性スタイルには慣れそうになくて(苦笑)。
高校でも第一ボタンまでしっかり閉めていたので、「ボタンをひとつしめさせてください」ってお願いしちゃいました(笑)。
私が生まれたのが1998年だったんですけど、その翌年にこの事件が起きていたというのがとても衝撃的で……。
私と同世代の皆さんはこの事実を知らない人が多いと思います。
佐藤さん、江口さんと同様に「この話をひとりでも多くの皆さんに知ってもらいたい!」という気持ちでドラマを撮影していますので、ぜひ最後まで“事件の真相”をお見逃しなく!
[出典:キャスト・スタッフ 連続ドラマW 石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/ishi/caststaff/ ]
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あらすじ
警視庁捜査二課の情報係係長に斎見晃明(江口洋介)が着任する。
情報係には捜査四課時代、斎見と合同捜査をともにした偏屈な刑事・木崎睦人(佐藤浩市)がいた。
そのころ木崎は、情報収集のために足しげく通う元国会議員の事務所で、外務省のノンキャリア職員に贈収賄容疑があることを知る。
折しも九州沖縄サミットの開催が決まり、外務省に法外な予算が付く時期だった。省庁の中でも最も聖域とされる外務省への疑惑に興奮を隠せない木崎だが、彼にはかつて内閣府に対する捜査情報が漏れ政治的な圧力でつぶされた経験があり、上司でも捜査情報の共有を拒む徹底ぶり。
木崎が外務省という巨大な敵を標的にしていると直感した斎見は、単独捜査の無謀さを説き、強引に木崎に近づこうとする。
そんな中、外務省への疑惑は、やがて政官界を揺るがす大事件に発展し、彼らの前に国家の壁が立ちはだかる。
[出典:イントロダクション 連続ドラマW 石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/ishi/intro/ ]
キャスト・登場人物相関図
木崎睦人……佐藤浩市
警視庁捜査二課 第一知能犯情報係主任 警部補。
武骨で真っ直ぐな男。汚職摘発に執念を燃やす刑事だが、出世からは程遠い。過去に捜査二課内の上司に裏切られた経験から、情報の保秘を徹底している。二課刑事として、誰よりも強い誇りを持っている。
斎見晃明……江口洋介
警視庁捜査二課 第一知能犯情報係係長 警部。
捜査四課に10年以上在籍していたが、数年前に起きた暴力団が絡む談合事件での功績が認められ二課に引っ張られた。個人技に頼り、保秘を徹底する二課の特殊な捜査方法に異論を唱える。
真瀬和則……北村一輝
外務省 要人海外訪問支援室長。
秋村篤郎の後任として93年から要人海外訪問支援室長のポストに就いたノンキャリアの実力者。海外サミットや首脳陣の外遊に同行し、身の回りの世話を徹底して行う。
東田将之……萩原聖人
警視庁捜査二課長 警視正。
入庁以来捜査二課畑を歩き、知能犯捜査にはかなりの自信を持つキャリア。芯の通った正義感がある上に人情深いところもある。あだ名は「坊ちゃん」。愛読書は司馬遷の「史記」。
矢倉かすみ……飯豊まりえ
警視庁捜査二課 第一知能犯情報係刑事 巡査。
所轄署から捜査二課に抜擢された三年目の駆け出し若手刑事。新聞のスクラップ等、雑用が主な仕事で、本来の志望が叶えられずにいるが、いつか自分が情報を取る!と燃えている。
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