市民たちの闘い アメリカのスーパー「マーケット・バスケット」で起こった奇跡
2017年11月9日(木)「奇跡体験!アンビリバボー」より
今から3年前のこと
アメリカ・ニューハンプシャー州を中心とする地域で、ムーブメントが巻き起こりました。
あるスーパーマーケットチェーンへの抗議活動に、周辺住民200万人が立ち上がったのです。
彼らの要求はただひとつ、 クビになったスーパーマーケットの「元社長」の復帰でした。
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物語の舞台となったのは、アメリカ北東部マサチューセッツ州を中心に72もの支店を持つスーパーマーケット「マーケット・バスケット」。
一大チェーン店にも関わらず、ウェブサイトはなく、商品をきれいな状態で持って帰って欲しいとの思いから、あえて人件費をかけて、袋詰めを行う店員を置いています。
営業推進アドバイザー スティーブ・ボーレンカさん≫
「社長には何度も叱られました。『まずは人が大事だ、商売は二の次だ』とね」
彼には忘れられないエピソードがあります
スティーブ
「やりましたよ、業者に相談したところ、仕入れ値を今より10%下げてくれました。交渉の甲斐があったよ。仕入れの値段が下がった分、定価はそのままで儲けが増える。今だって他の店より安いんだから」
マーケット・バスケット社長 アーサー・T・デモーラス
「よくやった。お客様が喜ぶぞ。これで明日から値下げができる、10%も」
スティーブ
「………」
会社の利益になればと、苦労して仕入れ値を安くしてもらったのに、その分、販売価格を下げてしまったら全く意味がありません、しかし…。
客
「ただでさえ安いのに、また10%も下がるの?」
スティーブ
「ええ、まあ…」
客
「ほんと助かるわスティーブ、あなたのお陰よ。感謝してるのよ、ありがとね。一つ頂こうかしら。安いけど美味しいのよ、これ。じゃあね、また来るわ」
スティーブ
「どうも」
アーサー・T
「スティーブ、これがウチのやり方なんだ。まずはお客様、その次が商売だ。それを忘れないでくれ」
スティーブ
「ええ」
アーサー・T・デモーラス、通称(A・T・D)
彼の「お客様を第一に考える」その経営哲学は、いつ、どのように生まれたのでしょうか?
すべては、今から100年前の1917年。
ギリシャ移民だったアーサー・Tの祖父が、マサチューセッツ州に小さな食料品店を開店したことに始まります。
当時この地区には貧しい移民が多く、大恐慌もあって誰もが食うや食わずの生活を送っていました、しかし…。
アーサー・Tの祖父 アサナシオス
「さあ、新鮮なハムと焼き立てのパンですよ、どうぞ」
客
「本当にタダでいいのかい?」
アーサー・Tの祖父 アサナシオス
「ええ、どうぞ。困ったときはお互い様ですよ」
客
「ありがとう、助かるよ」
どんなに経営が苦しくとも、貧しい人々にはタダで食料を配る、商売は二の次、祖父は地域との繋がりを何よりも大事にしました。
その跡を継いだ二人の息子は、町の小さな食料品店を、規模の大きなスーパーマーケットに変えました。
そして支店を徐々に増やし、数十店舗からなる一大チェーンへと成長させたのです。
店が大きくなろうとも、「人を大切にし、人に奉仕する」そんな祖父の精神を二人は忘れる事はありませんでした。
低所得者層に向け、どこよりも安い値段で販売しながら、利益の中から、病院や大学に寄付をするなど地域社会にも貢献しました。
アーサー・Tは、父の店で高校生の頃から修行を始め、数十年かけて、マーケット・バスケットの精神を学びました。
自身が経営に携わるようになってからも、顧客ファーストを徹底し、他の店ではあまり必要とされない「袋詰め係」を配置しました。
彼が祖父から受け継いだ精神は従業員にもいきわたり、彼らは客と当たり前のように挨拶を交わし、心のこもった接客を行ないました。
店長・マット
「おはよう、エマさん。最近姿を見なかったけど、大丈夫ですか?」
エマおばあちゃん
「ありがとう。ちょっと風邪をひいてたの。ところで、いつものブラウンシュガーハムあるかい?」
店長・マット
「もちろん。今お持ちしますから、こちらでお待ちを」
店長 マット・マトソンさん≫
「お客様の顔と名前、お子さんの名前や誕生日も覚えています」
身寄りのないお年寄りも、貧しい人も、ここではみんなが家族のように扱われました。
そして、そんな従業員の多くが、手に職を持たないティーンエイジャーだった頃にマーケット・バスケットに就職、店と共に一人前の職業人として成長してきた人々でした。
2008年 アーサー・Tは社長に就任
その挨拶で、彼はこう宣言しました。
マーケット・バスケット社長 アーサー・T・デモーラス氏
「私の父は努力し続けろと言いました。全てのお客様がより少ないお金で、より質の高い食品をたくさんテーブルに置けるように努力しろと」
アーサー・Tが大切にしたのは、何も顧客だけではありません。
店で働く従業員も同様でした。
営業推進アドバイザー スティーブ・ボーレンカさん≫
「彼はいつも言うんです。『君たちの仕事は大切だし、君たち一人一人がみな本当に価値のある大切な人間なんだ』と。今どきそんなこと言ってくれる人いますか?いませんよ」
多くの従業員が、そんなアーサー・Tと一緒に、マーケット・バスケットで働くことに、誇りとやり甲斐を感じていました。
しかし、そんなある日のこと…衝撃のニュースが!
突如、マーケット・バスケットの取締役会が、アーサー・Tの解雇を発表、他のスーパーチェーンや、大型電気店の経営担当者二人を代わりに採用するとしたのです。
一体、彼に何があったのでしょうか?
きっかけは、この一年ほど前の2012年。
財産の分け方について、創業一族の間で争いが起こりました。
結果、創業者の孫、アーサー・Tにとってはいとこに当たるアーサー・S・デモーラスが、マーケット・バスケットの株の過半数を取得したのです。
いとこは大学時代から、ホッケーの選手として活躍する一方、経営学の学位を獲得するほどの言わば超エリートで、10代から店頭で働いてきた叩き上げのアーサー・Tとは、真逆の人物だったのです。
2013年7月、彼は自分の腹心を新たな取締役にし、会社の方針を思うままにしようとしたのです。
いとこのアーサー・S側
「これだけ利益を上げているにも関わらず、株主に還元しないのはどういうことですか?」
アーサー・T
「利益はまず、サービスの向上や従業員の給料アップのために…」
いとこのアーサー・S側
「それが違うと言ってるんだ!そもそも袋詰め係なんか必要ない。無駄な人員を削ればもっと利益は上がるはずだ」
アーサー・T
「第一にお客様、第二に従業員、そして最後に株主の利益が来る。我々はずっとそうやってきた」
いとこのアーサー・S側
「あなたは何もわかっていない。今は時代が違うんです。経営者の仕事は、株主の利益が最も大きくなるように考えることだ」
アーサー・T
「人を大切にし、人に奉仕する。100年前から我が一族が守ってきた精神です。それはあなたも知っているはずだ」
いとこのアーサー・S
「………」
いとこのアーサー・S側
「とにかく、経営の素人に、大事な会社を任せるわけにはいかない。それが我々の結論だ。他に異論がなければこの辺で…」
いとこ側は、従業員の給料アップを抑え、人員を整理し、浮いたお金を株主たちへ配ることを要求、そして、その最大の株主の一人が、いとこ本人でした。
営業推進アドバイザー スティーブ・ボーレンカさん≫
「何かしなくてはと思った。それもできるだけ早く、すぐに効果が現れる何かを」
”アーサー・Tがクビになるかもしれない”
噂を聞きつけた彼は、早速行動を開始、SNSで、アーサー・T解任反対の署名を呼びかけました。
すると一夜にして、1万人もの従業員たちの署名が集まりました。
ところが、この要望をいとこ側が聞き入れる事はなく、2014年6月、アーサー・Tはクビになってしまいました。
物流センター長 ディーン
「こうなったらもう、あの手しかないな」
最悪の事態を受け、幹部社員たちはあるとんでもない計画を立てました。
マーケット・バスケットの物流センターの機能停止でした。
各店舗への商品の配送を止めれば、新鮮な食料品などから順番になくなっていきます。
補充がなければ、スーパーマーケットは魅力を失い、売り上げが下がります。
そうなれば新しい経営者の責任問題となります。
そこで商品の配送と引き換えに、アーサー・Tの復帰を要求するという、考えうる中で最も効果的なストライキでした。
しかし心配な事が、それはお客のことでした
マーケット・バスケットで買い物ができないと、生活に困る人が出てきてしまいます。
しかし、ストライキを決行しなければ、自分たちが今までやってきたサービスは永遠に失われてしまうことに…。
また、本当に物流を止めることができるのかという心配もありました。
ストライキを有効なものにする為には、物流センターで働く700名の従業員たちのうち、できるだけ多くの協力が必要でした。
しかし、新しい経営者から全従業員に、あるメールが送られていました。
これからもマーケット・バスケットで働きたいかどうかを決めるのは、あなた方それぞれです。
もし仕事を放棄するなら、別の人と交代させるしか我々に選択肢はありません
つまり、ストライキに参加した場合クビにするという、脅しだったのです。
従業員にとって、この店での仕事は大事な生活の糧、失うわけにはいきません。
果たして、何人が賛同してくれるのでしょうか?
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物流センター長のディーンが、物流センターの封鎖を従業員に発表。
何人かはその場を離れましたが、ほとんどの従業員は、ストライキに参加の意思を表明しました。
物流センター長のディーン
「お前ら、本当にいいのか?」
従業員
「僕らはスーパーマーケットで働きたいんじゃありません。アーサー・Tやあなたたちがいる、このマーケット・バスケットで働きたいんです」
ストライキに参加した従業員 デビッド・コートーさん≫
「週のやりくりでさえ大変な僕が、資産家のアーサー・Tの事を心配する必要はない、いろんな人にそう言われました。でも、たとえ職を失ったとしても、人生には立ち上がらなければならない時がある。あの時の決断に後悔はありません」
翌日、物流センターのトラックは、殆どの荷物を運びませんでした
ついに、元社長を取り戻す為、かつてないストライキが始まったのです。
ストライキに賛同しなかった社員によって、多少の商品は配送されましたが、人数が少数だったため、品不足は解消されず、マーケット・バスケットの店舗からは、徐々に商品が消えていきました。
この事態を受け、新経営陣は新たな判断を下します
物流センター長他、幹部たち8名に、解雇通知を出したのです。
首謀者をクビにすれば、ストライキを終わりにすることができる、との判断からでした。
しかしその頃、店舗のあちこちで驚くべき行動が広がっていました。
それを行なったのは、店で働くレジ係や袋詰係、調理担当など、現場で働く従業員たちでした。
彼らは、アーサー・Tをクビにしたことへの抗議の意思を、ポスターなどにして、訪れる客たちの見える場所に張り出したのです。
ストライキに参加した店長 マイク・ダナビーさん≫
「私は、アーサー・Tの父の代からここで働き、本当に良くしてもらいました。ですから、アーサー・Tが困っているのを、見て見ぬふりはできませんでした」
中には、社長を取り戻すため、クビになるのを覚悟で、不買運動を呼びかける者もいました。
ところが、そんな従業員の行動に待ったをかけるように、店舗である発表がなされました。
従業員に皆さまへ
一刻も早く職場に復帰してください
今働いている従業員及び復帰した従業員の中から、店長他のポストの募集を開始します
また復帰した従業員には何らペナルティはありません
ストライキで出社しない管理職のポストに、他の社員を配属する、という宣言でした。
店舗には僅かですが、運動に参加せず働く者がいました。
新経営陣は、彼らのような従業員に出世の道筋を示す事で、ストライキをやめ、出社する社員が増えるのでは、そう考えました。
つまり、ストライキを行っている従業員の、内部からの切り崩しを図ったのです。
この通告により、従業員の中には不安を覚える者も出始めました。
新経営陣
「これでやつらも考え直すだろう」
「無駄な従業員の整理で浮いた人件費で価格を安くすると言えば、かえって客が増えますよ」
「それはいいアイディアね」
「客には、経営者が誰だろうと関係ないんだよ。関心があるのは、パンやハムの値段が10セント高いか安いか、それだけだ」
ストライキ開始から10日が経過
膠着状態が続いていました。
通告に従い職場に戻る者は殆どいませんでしたが、新経営陣が従業員の要求を飲む気配も全くなく、アーサー・Tが復帰するメドも一向に立っていませんでした。
そんな中、解雇された幹部やストライキに賛同する従業員は、マーケット・バスケット近くの建物の一角に集まり、ミーティングを重ねていました。
店長・マット
「もう限界です。さっきちょっと中を覗いてみたら、お客様が…」
………
エマおばあさん
「いつものブラウンシュガーハムを買いに来たんだけどね」
店長・マット
「エマさん、すみません。ハムはもうないんです」
エマおばあさん
「じゃあ、私も他の店に行くしかないのね。こんなの、いつまで続くのかね」
………
店長・マット
「我々のストライキは、いったい誰のためにやっているんでしょうか」
スティーブ
「アーサー・Tがいたら、何て言うかな…」
マーケット・バスケット スーパーバイザー サム・トレイナーさん≫
「こんなにストライキが長引くとは、正直思っていませんでした。自分たちの計算が甘かった。しかし、どうすれば事態を打開できるのか、わかりませんでした」
ストライキ開始から2週間が経過した頃
お客が他の店で買い物をしたレシートを店に貼り始めたのです。
スティーブ
「失礼ですが、これは?」
年配の女性客
「別の店で買い物したレシートだよ」
年配の男性客
「本当はお宅で買うはずが他で買ったんだ。どれだけ損したかってことを思い知ればいいんだ」
スティーブ
「申し訳ありません。私どものせいで…」
年配の男性客
「あんたたちじゃないさ」
年配の女性客
「アーサー・Tを追い出した奴らに言いたいのよ」
エマおばあさん
「ちょっと、そこどいとくれ。私も協力させとくれ」
店長・マット
「エマさん、どうしてこんなことまで」
エマおばあさん
「決まってるじゃないか。あんたたちみんなが好きだからさ。こんな婆さんをいつも気にして声をかけてくれる。あんたたちがいなくなるのは嫌なのさ」
店長・マット
「エマさん…」
エマおばあさん
「だから頑張っておくれよ」
次々、抗議のレシートを貼っていく客たち。
それは、アーサー・Tが戻るまで、マーケット・バスケットで買い物をしないという、客たちのボイコット宣言でした。
誰からともなく始まったレシートを貼り付ける運動は、マーケット・バスケットの全店舗に広がり、日を追うごとにレシートは増えていきました。
なぜ客達は、一斉に立ち上がったのでしょうか?
そのきっかけの一つと言われているものが、地元新聞に掲載された広告でした。
マーケット・バスケットの現CEO、取締役会、および株主の皆さんへ
不買運動はマーケット・バスケットの従業員によるものでなく、客によるものです
不買運動をしているのは、あなたの客なのです
売上をもたらすのは、あなたの客なのです
企業の命運を握るのは、あなたの客なのです
アーサー・TがCEOに復帰するまで、マーケット・バスケットで買物をしないと決めたのは、あなたの客なのです
この広告料を支払ったのは、あなたの客なのです。
あなた方は客をクビにできない、私たちが買物をしないのだ。
広告主は顧客有志たち、みんなで金を出し合って掲載したのでした。
そしてもう一つの動きが…
それは、お客が率先して始めた署名活動
さらには、集会まで開かれました。
「客だった人は何人いますか?」(全員手を挙げる)
「今もマーケット・バスケットで買い物している人は?」(誰も手を挙げない)
「アーサー・Tが戻ったらマーケット・バスケットで買い物したいと思う人は?」(全員が声を上げて手を挙げた)
演台にはスペインからの移民も上がりました。
「顧客の皆さん、団結しましょう。私たちは負けません」
まさに客が主役でした。
100年前、祖父が小さな食料品店に込めた「人を大切にし、人に奉仕する思い」。
時代を超えて受け継がれたささやかな優しさ、それを忘れなかった人々が結集したのです。
若者≫
「俺たちはアーサー・Tに戻ってきてほしいんだ。彼は最初からちゃんとやっていたんだから」
マーケット・バスケットが、そしてアーサー・Tが象徴する「何か」を失いたくない……
ただそれだけの為に、200万人もの住民が立ち上がったのです。
2014年8月27日深夜、あるメールが全ての関係者の元に届きました
そのメールに書かれていたのは、
「本日付でアーサー・T・デモーラスは、最高経営責任者に復帰した」
実は、アーサー・Tは退任後、すぐに資金調達に奔走、いとこから株を買い取り、経営者に返り咲いたのです。
その額は、日本円にして1700億円。
当初、株式の売却を渋っていたいとこでしたが、このままでは街に雇用不安が広がるとして州知事が説得、やむなく同意したのだといいます。
そう、アーサー・Tは、最初から決して諦めてはいなかったのです。
そして、アーサー・T復帰決定の知らせを聞き、すぐにトラックは走り出しました。
翌朝、店舗には食料品が並び、アーサー・Tがマーケット・バスケットに帰ってきました。
アーサー・T
「僕のオフィスはあるかな?」
従業員
「ハハハハハ」
アーサー・T
「占拠されてないよね」
2014年8月29日 応援してくれた人々の前に立ったアーサー・T
アーサー・T
「本当にありがとうございます。皆さんは私にとって特別な存在で、またここに戻って来られてとても嬉しいです。マーケット・バスケットの同僚の皆さん、マーケット・バスケットのお客様、マーケット・バスケットの仕事仲間の方々、皆さん一人一人が闘いました。ここマーケット・バスケットという職場には、働くという事以上の意味がありました」
あのストライキから3年経った2017年。
マーケット・バスケットは、新たに9店舗をオープン(現在全米で81店舗)
その勢いは止まりません。
マーケット・バスケット スーパーバイザー、サム・トレイナーさん≫
「専門家はみな『昔のようにうまくいくはずがない』と言っていました。しかし新店舗も好調で、売上も前より良くなっています。価格が地域で一番低いことも、従業員がきちんとボーナスを貰えることも、何も変わっていません。むしろ昔より良くなったと感じるほどです」
今回の一連のストーリーは、一冊の書籍にまとめられました。
著者 グラント・ウェルカー氏≫
「興味を惹かれたのは、ごく普通の人々が、クビになったとはいえ、裕福なアーサー・Tのために立ち上がったという点です。賃金のアップや労働環境の改善など、自らのためでなく、ただボスを取り戻すために闘った。これまでほとんど聞いたことのないケースだと思います」
今回の一連の騒動をどう思っているのか、アーサー・T本人に語って貰おうと取材を打診しましたが、結局、応じてもらうことは出来ませんでした。
マーケット・バスケット スーパーバイザー、サム・トレイナーさん≫
「彼はとても謙虚な人です。今回の一件も、大変だったのは現場にいた従業員やお客様で、自分は注目を浴びるような事は何もしていない、そう思っているからこそ、取材を受けなかったんだと思います。アーサー・Tはそんな人です」
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