自分で心のキズを手当てする方法 2017年2月25日 世界一受けたい授業まとめ
2017年2月25日放送の「世界一受けたい授業 2時間SP」より
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「自分で心を手当てする方法」の著者
今、全世界で話題の「自分で心を手当てする方法」の著者がアメリカから緊急来校!
転んでケガをしたとき、傷口を水で洗い、手当てをしますよね。
しかし…
「君なんて必要ないよ!」
心にケガをしたとき、あなたはそのままにしていませんか?
心の傷を放っておいたせいで、うつ病などで医療機関を受診した患者数は、2014年には過去最高の約112万人に。
そんな「心の手当て」の方法を、アメリカの講演会TEDで紹介し、2015年最も人気の講義に選ばれたのが…
元ニューヨーク大学心理学者「ガイ・ウィンチ先生(55歳)」。
先生の著書「NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法」は、20か国語で出版され、世界中で大ヒット!
人間関係で悩んだときにノートに書くこととは!?
たとえば、友だちとけんかしてしまったときや、人間関係で悩んだとき、ノートに《あること》を書くだけで、心のショックが和らぐのです。
それでは問題、人間関係で悩んだら、ノートに何を書けば良いのでしょうか?
正解は、「自分の長所を5つ書く」。
人間関係のトラブルは、自分が《価値のない人間》のように思えてしまいます。
そこで、自分の得意なことを文字にして再認識すると…
無意識に自分に自信がつき、そんな心の痛みを和らげることが出来るのです。
実験で検証!
人見知りは、意外な《あること》をすれば克服できる!?
緊張しやすい人は○○せよ!
世界中で今話題の心理学者が緊急来校!
”自分で心を手当てする方法”
「心が傷ついたとき、この方法をキチンと知っていれば、皆さんの人生が変わります」(ガイ・ウィンチ先生)
佐藤栞里君の相談「人見知りを直すことはできませんか?」
ただの「人見知り」と甘く見てはいけません。
人とのつながりを断ち、孤独感を多く感じている人ほど、「うつ病」「自殺願望」「不眠」などになるリスクが高いのです。
「実は、意外な《あること》をするだけで、人見知りは克服できるのです」(ガイ・ウィンチ先生)
それは「爪をキレイにすること」です。
人見知りの最大の原因は、自分に自信がないことです。
爪をきれいにしてり、髪や服装などに、どこか1つ自分の自信が持てる場所を作ることで、人見知り克服に効果があります。
「爪をキレイにすること」で人見知りは克服できる
番組では、実際に実験をして検証してみました。
今回は、知らない人に声をかけるティッシュ配りで実験。
協力してくれたのは、人見知りで困っている女性4人。
何のための実験かは伝えず、まずは駅前でティッシュ配りに挑戦してもらいました。
すると、ティッシュを渡そうとするも、知らない人に声をかけるのに躊躇して渡せません。
30分で配ったティッシュの数は「101個」「88個」「83個」「81個」でした。
ここで、「101個」と「83個」の2人には、プロのネイリストに爪をきれいにしてもらい、再び4人で30分のティッシュ配りに挑戦してもらいました。
すると、ネイルをした人はさっきより、かなり積極的に配り始めました。
先ほどとは表情も違います。
その結果、30分後には…
ネイルなし 1回目 88個 2回目 98個 +10個
ネイルなし 1回目 81個 2回目 72個 -9個
ネイル有り 1回目101個 2回目146個 +45個
ネイル有り 1回目 83個 2回目124個 +41個
爪をきれいにした2人は、どちらも1.5倍のティッシュを配ることができました。
人見知りの男性2人でも実験。
普通の状態で30分で配ったティッシュの数は「63個」「49個」でした。
透明のネイルを塗った後は…
ネイルなし 63個 ネイル有り 99個 +36個
ネイルなし 49個 ネイル有り 103個 +54個
2人とも、配った数がかなり増えました。
「(ネイル)終わったあと、ちょっとウキウキしてたんで…。なんかテンションあがっちゃっいました」(男性)
爪は自分の目で見ることができるので、無意識に自分に自信がつきます。
それで、堂々と人と接することができたのです。
仕事の種類によって、派手なネイルができない方も、きちんと爪を整えたり、アイロンのきいたシャツを着るなど、自分に自信を持てるようにすれば良いのです。
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志尊淳君の相談「恥ずかしい失敗が忘れられません」
失敗を何度も思い出す人は、そのたびに自分を低く見てしまいます。
悪化すれば、「何をやってもダメだ」と自信を失い、何も努力することが出来ない人間になってしまうのです。
「笑い話にすること」でポジティブに向き合える
「誰でも恥ずかしい失敗はあるものです。でもそんなときは《あること》をすればいいんです」(ガイ・ウィンチ先生)
それは「笑い話にすること」です。
恥ずかしい失敗を笑い話にすれば、嫌な思い出やトラウマも話のタネとして、ポジティブに向き合えるようになります。
高橋克実君の相談「プレッシャーに負けない方法は?」
緊張すると、首回りの血管が圧迫されるため、肩こりや頭痛になることが多いです。
さらに悪化すれば、脳への血流が悪くなり、脳梗塞を起こす場合も。
「ポジティブな独り言を言う」ことで緊張を緩和
「いつも緊張してしまう人は、その場で《あること》をするだけで、すぐに緊張を緩和することができるんです」(ガイ・ウィンチ先生)
それは「ポジティブな独り言を言う」です。
リオオリンピックで銅メダルを獲った女子バドミントンの奥原希望選手は、試合の前に必ず…
「ここまで来た」
「今までやってきたことは、全てここで出す」
「そして、自分を信じて諦めない!よし!」
と、ポジティブな独り言をつぶやいて、見事銅メダルを獲得しました。
プロ野球史上初の2年連続トリプルスリーを達成した東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手は、打席に立つと必ず…
「All is well(きっと、うまくいく)」
と、前向きな独り言をつぶやきます。
実は、緊張すると呼吸が浅くなり、酸素不足で頭が回らなくなります。
ポジティブな独り言を言い、気持ちを落ち着けることで、呼吸のリズムを戻し、本来の力を発揮できるのです。
つぶやく言葉は、ただそのときの気持をポジティブに言うだけ!
「大丈夫、うん、できる!」
など、自分に優しい言葉をつぶやいてください。
番組では短距離走で実験してみました。
内容を伝えず、10人の男女に50メートルを全力で走ってもらいました。
続いて、ポジティブな独り言を言ってから、再び全力で走ってもらいました。
その結果、10人中7人がスピードアップしました。
「心の中で思うだけでなく、小さな声でも実際に声に出すことが重要です」(ガイ・ウィンチ先生)
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