テレビ朝日 ドラマスペシャル「警部補・碓氷弘一~殺しのエチュード~」主演:ユースケ・サンタマリア×相武紗季
テレビ朝日系24局ネット
2017年4月9日(日)よる9時放送
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原作
今野 敏(こんの・びん)「エチュード」(中央公論新社刊)
脚本
池上純哉
ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一~殺しのエチュード~ 2分PR
みどころ
原作は、「隠蔽捜査」シリーズ、「ハンチョウ~神南署安積班~」シリーズ、「ST警視庁科学特捜班」シリーズなど、数々の映像化作品を世に送り出している警察小説の第一人者、今野敏(こんのびん)氏の「碓氷弘一シリーズ」。
「碓氷弘一シリーズ」が映像化されるのは初めてです。
「碓氷弘一シリーズ」は、事件解決のために、毎回 警視庁の外から風変わりな専門家が呼ばれ、碓氷刑事がコンビを組むはめになります。
碓氷刑事の相棒が毎回変わるという、警察ものとしては異色の小説です。
今回 碓氷の相棒となるのは、科学警察研究所(科警研)の美人心理捜査官・藤森紗英。
主人公の警部補・碓氷弘一を演じるのは、刑事役としての主演が映画「交渉人・真下正義」以来12年ぶりのユースケ・サンタマリアさん。
そして碓氷の相棒・藤森紗英を演じるのは、今回が刑事役初挑戦の相武紗季さん。
どんな刑事ドラマになるのか楽しみです。
【ユースケ・サンタマリア コメント】
刑事役での主演は12年ぶりだったんですが、久々の刑事役だという思いは全然なかったですね。
それよりもこれまでの2時間の刑事ドラマに新しい要素を加える、という思いが制作陣にあったので、その意欲に惹かれました。
僕は、そういう新しいことをオファーされることが本当に多くて「パイロット版の男」と呼ばれてるんだけども(笑)、実は僕自身も嫌いじゃない。
一番にやるというのは何も色がついていないし、自分がちょっとした指針になれるというのはすごく好きなんです。僕が演じた碓氷は、なんと家庭の事情で捜査一課から装備課に希望して異動している。
元同僚には「なんだ、アイツは」と疎まれている普通の刑事なんです。
だから、捜査の仕方も普通なんですが、今回は相武紗季ちゃん演じる紗英のプロファイリングに助けられて犯人を追いつめる。
要は周囲の人間に助けられる才能がある男なんです。
そんな人との交わりによる化学反応で事件を解決する、という描き方がすごく面白いと思いました。
原作では、碓氷のバディが何人も代わって、その都度バディの力を借りて2倍、3倍と力を出している。
だから、僕としては連ドラになって欲しいという夢があるんです。
毎回バディが代わって違う化学反応を起こす、というドラマってなかなかないでしょ?刑事ドラマといえば、「相棒」の右京さんのように頭のキレる主人公がいるパターン、捜査一課を群像劇として描くパターンがあります。
今回の作品はその中間、そこが面白いと思います。
思った以上にいい作品になったので頑張った甲斐がありました。
ぜひご覧になっていただきたいですね。【相武紗季 コメント】
紗英という女性はプロファイラーとしての才能はある一方で、自信のない女性だと思いました。
能力を発揮するプロファイラーの紗英とプライベートの天然な紗英、そのギャップが出来るだけ大きくなるように演じました。
科警研の研究員ですが、捜査一課に派遣され現場に立ち会い、事件を追っていくのは純粋に楽しかったです。
私自身、初めての刑事ドラマだったので台詞の言い回しで難しいと感じるところがありましたが監督や共演者の先輩方に色々教えて頂きました。
ユースケさんはとても優しく、現場でコミュニケーションをとって下さいましたので、撮影はとても楽しかったです。【大江達樹プロデューサー コメント】
主人公の碓氷刑事は、見た目は普通のおじさんだけど、実は奥が深い。
そう考えたときに真っ先に思い浮かんだのがユースケ・サンタマリアさんでした。
本当はマルチな才能があるのに、それを感じさせない脱力系のオーラは、まさに碓氷刑事のイメージと重なりました。
そして、ヒロインの藤森紗英は一見、才色兼備で完璧に見えますが、何か一つ弱点のある女性、その弱点があることが逆に親しみやすさや愛嬌という彼女の魅力に繋がっていく。
そんな紗英役にはクールビューティーな部分と素敵な笑顔の両面を持っている相武紗季さんがピッタリだと思いました。
相武さんが紗英の弱点をどう演じるか?という点にもご注目下さい。
このドラマの原作、今野敏さんの小説「エチュード」を読んだ時に、その設定とトリックの発想の大胆さに度肝を抜かれました。
この原作をどうやって映像化するのか?という無茶振りを波多野監督が受けてくださり、最高のキャストが演じ、新たな刑事ドラマの息吹を感じさせる力作に仕上がったと思っております。
是非、ご覧下さい!
[出典:ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一~殺しのエチュード~(テレビ朝日 > http://www.tv-asahi.co.jp/usuikoichi/ ]
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あらすじ
人気バンドのライブに集まる人の波。
その群衆の中で一人の女性が刺殺され、目撃者によって石狩(五十嵐健人)という男が取り押さえられる。
翌日、別居中の娘・春菜(畑芽育)のピアノコンクールへ付き添いとして同行した碓氷(ユースケ・サンタマリア)は、駅で偶然女性の刺殺事件に遭遇。
通勤客に取り押さえられた被疑者・野間(渋谷謙人)を緊急逮捕する。
家族との時間を優先するために捜査一課から装備課へと異動していた碓氷だったが、事件の目撃者となったことで西川参事官(羽場裕一)から連続刺殺事件の捜査に加わるよう命じられる。
事件のおかげで春菜を放りっぱなしにしてしまい、妻の喜子(紺野まひる)はカンカン。
これで別居解消はますます遠のいてしまう、と碓氷は肩を落とす。
久々に捜査一課5係に合流した碓氷を鈴木係長(佐野史郎)は快く迎えたものの、同期の高木(滝藤賢一)は「装備課に逃げたヤツとは仕事はできない」と突き放す。
後輩の“洋梨”こと梨田(三浦貴大)の表情も微妙だ。
そこへ西川がプロファイリングの専門家だという科警研の紗英(相武紗季)を連れてやってくる。
2つの刺殺事件では被疑者が現行犯逮捕されたものの、石狩も野間も犯行を否認。
動機もはっきりしないため、5係が捜査を任されたという。
ほとんど解決したような事件の物証集め、しかも碓氷や紗英が加わることに高木ら5係の刑事たちは不満タラタラ。
そんな雰囲気を取り繕うかのように西川は碓氷と紗英を組ませれば、と提案。
鈴木もさっさとその提案に乗ってしまう。
クサクサしながら紗英と行動を開始する碓氷。
紗英はそんな碓氷に怪しい掲示板の書き込みを見せる。
「まだエチュードに過ぎない。本番はこれからだ」エチュード?
娘の春菜がコンクールで弾くと言っていた曲も確か…。
紗英によると音楽用語では練習曲、さらには即興芝居という意味もあるらしいが…。碓氷と紗英の調べで、どちらの事件も碓氷を含めた目撃者全員が被疑者が刺した瞬間を目撃していないこと、そして、石狩、野間ともに被害者との関係性がわからず、動機がわからないことが明らかになる。
そんな状況を踏まえた紗英は2人の被疑者は無実で、2つの事件は同一犯による犯行ではないか、と言い出す。
高木らの前で誤認逮捕の可能性を紗英に指摘された碓氷。
しかも碓氷ら目撃者には正義感から曖昧な記憶を断定する錯覚に陥る可能性もある、とまで分析されてしまう。
プライドを粉々にされた碓氷だったが、紗英の分析にも一理ある。
冷静になった碓氷は、どちらの現場にも最初に被疑者を捕まえ、名前も告げずに去っていった“善意の市民”がいたことを思い出す。
真犯人はその“善意の市民”では?という碓氷の問いかけに、紗英は素直にうなずく。
真犯人は被疑者とすり替わった可能性が高い…と。碓氷と紗英は2人で被害者の関係者と会うところから、改めて事件を洗い直す。
徐々に不可思議な事実が浮かび上がってくる中、今度は第二の殺害現場で野間ではない真犯人の顔を見たという目撃者が現れ…。やはり碓氷の誤認逮捕だったのか?
新たな目撃者の出現で真犯人逮捕に近づいたと思われた事件だったが、紗英の鋭い分析から予想だにしない方向へと進展していく。
連続通り魔事件と思われた女性殺害事件に隠された二重三重のトリックとは?
そして真犯人の目的とは?
[出典:ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一~殺しのエチュード~(テレビ朝日 > http://www.tv-asahi.co.jp/usuikoichi/ ]
キャスト・登場人物相関図
碓氷弘一(うすい・こういち)………ユースケ・サンタマリア
警視庁総務部装備課主任。
かつては捜査一課に所属していたが、仕事に没頭するあまり妻と娘に愛想を尽かされ別居。
妻子との生活を取り戻すため、自ら志願して内勤の装備課へ異動した。
内勤にも慣れ、そろそろ別居の解消をと望んでいるが、妻からは色よい返事をもらえずモヤモヤを募らせる。
事件の目撃者となったことで捜査一課に一時的に復帰、同期の高木らに嫌みを言われても言い返すこともしない善人。
ただ、本人に自覚はないが、周囲の人間の能力を引き出す懐の深さを持っている。
藤森紗英(ふじもり・さえ)………相武紗季
科学警察研究所(科警研)研究員。
犯罪心理学を学んだプロファイリングの専門家。
警察庁との人材交流プロジェクトの一環として捜査一課5係に派遣される。
控えめな性格だが、プロファイラーとしての性か、思ったことをずけずけと口にしてしまい、碓氷ら刑事たちの度肝を抜くことも。
捜査に関しては碓氷らに従うが、被疑者、目撃者の証言などから鋭い心理分析を披露する。
高木隆一(たかぎ・りゅういち)………滝藤賢一
警視庁捜査一課5係・刑事。
碓氷と同期で、家族のためとはいえ捜査一課から装備課へ異動した碓氷を“日和った”と非難する。
全体的に繊細さを欠く熱血タイプ。
被疑者の取り調べでも声を荒げることもあり、強引な捜査が持ち味。
ただ、その裏には熱い正義感を秘めている。
梨田洋太郎(なしだ・ようたろう)………三浦貴大
警視庁捜査一課5係・刑事。
碓氷の後輩。愛称・洋梨。
自らのポジションをわきまえ、高木ら先輩刑事に従順に従う若手。
先輩・碓氷を非難こそしないが、思いは高木と同じ?
高木よりはいろいろな意見を聞く柔軟さもあり、紗英の分析に一目おく。
発言にギャップのある紗英に密かに心惹かれる!?
碓氷春菜(うすい・はるな)………畑 芽育
碓氷の一人娘。
母親の影響からか、家庭を顧みなかった碓氷を良く思っておらず、父親に対してそっけない態度をとる。
父とピアノコンクールに出かける途中、偶然、通り魔事件の現場に遭遇。
以来、父に対する見方に変化が!?
碓氷喜子(うすい・よしこ)………紺野まひる
碓氷の妻。
捜査一課の刑事として家庭よりも仕事を優先する碓氷に愛想を尽かし、娘の春菜を連れて家を出てしまう。
ただ離婚を言い出すわけでもなく、装備課に異動した夫を理解しようとしているが、まだ別居解消には踏み切れない。
西川周作(にしかわ・しゅうさく)………羽場裕一
警視庁参事官。事件の目撃者となった碓氷を捜査一課へ遊軍として送り込む。
碓氷が装備課へ異動した理由も理解しているが、刑事としての碓氷の能力を認めている!?
鈴木 滋(すずき・しげる)………佐野史郎
警視庁捜査一課5係・係長。
碓氷のかつての直属の上司。
西川の命令で一時復帰した碓氷を快く迎えるなど、碓氷の刑事としての能力を理解している。
高木らからも信頼を得ており、5係のまとめ役であるがゆえに、碓氷を非難する高木に手を焼く場面も。
碓氷ら刑事たちにとっては理解ある上司。
(出典:ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一~殺しのエチュード~ テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/usuikoichi/)
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