林修 初耳「泣ける映画を見ると太る」
2017年5月28日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」より
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「泣ける映画」を見た方が、食べ物を口にする回数が増える
実際に、「泣ける映画」と「笑える映画」を鑑賞する様子を比べてみると、行動に明らかな違いがありました。
被験者となったのは、映画「アバウト・タイム」を観て号泣したという筧美和子さんと他3人。
4人の女性には、「笑える映画」と「泣ける映画」の両方を見てもらい、行動の違いを隠しカメラで観察しました。
「笑える映画」として、TUTAYAで喜劇部門第1位の「テルマエ・ロマエ」。
「泣ける映画」として、絶対に泣いてしまう映画第1位の「火垂るの墓」。
埼玉大学大学院工学研究科の坂井貴文教授≫
「注目していただきたいのは、食べ物を口にする回数です」
坂井先生曰く「泣ける映画を見ると、食べ物を口にする回数が増えるんです」。
実は、今回観察していたのは「ポップコーンを食べる量」。
筧さん自身、「泣ける映画」を見ていたときはバクバク食べていたという自覚がありました。
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筧さんが食べた量を比較すると、「笑える映画」は41グラムだったのに対し、「泣ける映画」は93グラムで、倍以上食べていました。
他の女性も、やはり「泣ける映画」の方が、2倍から3倍食べていました。
理由は「グレリン」という食欲増進ホルモンが分泌される」から
埼玉大学大学院工学研究科の坂井貴文教授≫
「人間は悲しさが募ると、「グレリン」という食欲増進ホルモンが分泌される傾向があります」
アメリカのコーネル大学の研究≫
「笑える映画より泣ける映画を見た方が、ポップコーンの消費量が28%も多かった」
「泣ける映画」を見る際は、食欲がアップするため食べ過ぎに注意しましょう。
特に女性の場合、共感脳が男性よりも強く、グレリンが分泌されやすいため、泣ける映画を見ると太りやすい傾向にあるそうです。
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