懸賞金にまつわる3つの話
2017年9月2日放送「新・情報7daysニュースキャスター ビートたけしの刮目NEWS」より
以前、岡山県・渋川動物公園からゾウガメが脱走。
懸賞金のおかげか、すぐに見つかりました。
人間、お金がかかると違いますね。
アメリカの大富豪「フォレスト・フェン」さんの懸賞金
アメリカの大富豪であるフォレスト・フェンさんが、ロッキー山脈のどこかに【推定3億円分の財宝を入れた宝石箱】を隠しました。
フェンさんは、見つけた人に全部あげるとテレビで発表し、宝の在処を示す9つのヒントを出しました。
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そのヒントとは…
①温かい水
②深い渓谷
③遠くはない
④ブラウンの家
⑤臆病者は行けない
⑥終わりは近い
⑦小川をのぼる
⑧炎を見つける
⑨すばやく止まる
こんなヒントで見つかるのかはわかりませんが、なんと約10万人が3億円を目当てに山に入りました。
あまりに山奥に入りすぎて、死者まで出る事態に…
現在も宝探しは継続中で、行くならお早めに!
中国政府 ピラニアの懸賞金
中国政府が、外来種のピラニア1匹につき、1万2000円の懸賞金をかけました。
すると川辺には、大勢の釣り客が押し寄せ、魚をジャンジャン釣り上げました。
その結果、中国の在来種をすべて釣ってしまい、「外来種を駆除」したかったのが、「在来種を根絶やし」にしてしまいました。
急いで懸賞金を取り下げたのでした。
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歴史に残るリンドバーグ
アメリカのチャールズ・リンドバーグは、1927年にニューヨークからパリまでの「大西洋単独無着陸飛行」に初成功しました。
フランスの大富豪が「これに成功したら懸賞金を払う」と言ったそのお金は、5万円(現在の価値で約3700万円)。
多くの人が挑戦しましたが皆失敗しました。
懸賞金が欲しいと思ったリンドバーグは、スピリット・オブ・セントルイス号という飛行機を作りました。
「長時間の飛行には軽量化をする以外にない」と考えたリンドバーグは、万が一のためのパラシュートや無線機も載せず、食料もサンドイッチと水だけ。
この飛行機は前が見えないため、横から顔を出しながら飛びました。
上に回転するプロペラのようなものを取り付け、それがどれだけ回転したかで距離を測り、発電機にもなっていました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
リンドバーグは、パリを一度通り過ぎてしまいます。
そして引き返してくるわけですが、そこには大勢の人が待っていました。
飛行機の作製費は懸賞金で返したとか。
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