テレビ朝日「乱反射」主演:妻夫木聡×井上真央 あらすじ&キャスト
テレビ朝日系列
メ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」
2018年9月22日(土)よる10時15分
原作
貫井徳郎「乱反射」(朝日新聞出版/朝日文庫)
1968年東京都生まれ。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補作となった『慟哭』によりデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。著書に、『愚行録』『明日の空』『灰色の虹』『新月譚』『微笑む人』『ドミノ倒し』『北天の馬たち』『私に似た人』『我が心の底の光』『壁の男』など多数。
[出典:キャスト&スタッフ メ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」(名古屋テレビ【メ~テレ】 > https://www.nagoyatv.com/ranhansya/cast_staff/ ]
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脚本
成瀬活雄・石井裕也
みどころ
原作は、貫井徳郎氏の第63回日本推理作家協会賞受賞作の「乱反射」。
主演は妻夫木聡さんで、その妻役を井上真央さんが演じます。
妻夫木さん演じる新聞記者の父親が突き止めた、亡くなった息子が巻き込まれた事故の真相とは?
妻夫木聡 コメント
― 『乱反射』の台本を読んだ印象は
原作者は、貫井徳郎さんで、答えがないところを提示することが得意な方。その部分の描写が多かったので、どこまで縮められるのかなと思っていましたが、台本はとてもうまくまとまっていました。それぞれの無神経さや人間自体の感情が交錯する部分が、特に印象的に描かれているなと思いました。
― 井上真央さんとの共演について
僕が言うのは失礼かもしれないですけど、一緒に演じていて、すごく気持ちがいいというか、波長が合う方だと思いました。初めて芝居させて頂いたのに、初めての感覚が無いような感じで、すごく楽しかったし、気持ちよかったです。井上さんが僕のことを、役の中で愛してくれている実感がありました。それがすごく嬉しかったですね。
― 視聴者の皆さまへ
とても重い作品ではありますが、貫井先生の『乱反射』という小説をもとに、石井裕也監督とメ~テレさんと一緒に作りました。僕が演じる聡の子どもが亡くなって、なぜ亡くなったのかということをずっと追い求めていく話です。すごく客観的に見ていたものが、どんどん自分の話なのかと思える部分が出てくると思います。一緒に苦しみながらも、「人間とは何なのか」ということを考えて頂けるような作品になっていると思いますので、その辺を噛み締めながら見て頂けたら、嬉しく思います。井上真央 コメント
― 『乱反射』の台本を読んだ印象は
脚本を読んだ時、今の私にどこまで表現できるのだろうと最初は悩みましたが、石井監督と妻夫木さんというお二人の存在が勇気となり、この作品に飛び込むことが出来たように思います。
― 妻夫木聡さんとの共演について
妻夫木さんとは初めての共演でしたが、とても居心地がよく、様々な感情を、妻として共有させてもらえた日々でした。
― 視聴者の皆さまへ
失われた日常の中で、ゆっくりと立ち上がる夫婦の姿を、多くの方に見て頂けると嬉しいです。
[出典:イントロダクション メ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」(名古屋テレビ【メ~テレ】 > https://www.nagoyatv.com/ranhansya/intro/ ]
あらすじ
愛する息子はなぜ死んでしまったのか―。
原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、
「誰にでも心当たりのある」小さな罪の連鎖だった―。
街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、
職務怠慢なアルバイト医、
事なかれ主義の市役所職員、
尊大な定年退職者……
複雑に絡み合ったエゴイズムの果てに、悲劇は起こった。
決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するほかないのか―。このドラマの登場人物は、平凡な人ばかり。しかし、事件に関わる人間が、どこにでもいる人たちばかりであることが、この物語の結末に重くのしかかっていきます。
─自らの虚栄心を満たすために、街路樹伐採の反対運動を起こす主婦
─定年後に家に居場所を無くし、救いを求めて飼っている愛犬のフンを腰が痛いからという理由で始末しない老人
─医師としての責任を負うのが嫌で、救急要請を断ってしまうアルバイト当直医
─犬のフンを拾うために公務員になったんじゃないと、仕事を放置した市の職員
─極度の潔癖症を患い、不潔なものに触れられないことを隠している造園業者本当は悪いことだとわかっているけれど、目をつむってこっそりする「小さな罪」。誰もがどこかで身に覚えがあるものばかりです。しかし、そんな「小さな罪」が連鎖して積み重なり、2歳の男の子の命が奪われる事故が起こります。
新聞記者である被害者の父親は、息子の死の真相を突き止めようとし、「小さな罪」を働いた人たちに次々に接触していきます。ですが、彼らは自分のしたことが「殺人」だとは認めません。それどころか、なぜ自分が責められなければならないのか、誰もが怒りをあらわにし、追及する父親を逆に非難するのです。
誰も謝罪をせず、誰もが人のせいにし、自分の責任を認めない。責任を追及しようにも、法で裁くことができません。
追い込まれた父親と母親は、幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、
自分自身に向けていくことを余儀なくされていく─
[出典:ストーリー メ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」(名古屋テレビ【メ~テレ】 > https://www.nagoyatv.com/ranhansya/story/ ]
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キャスト・登場人物相関図
加山家
加山 聡……妻夫木 聡
東都新聞社の記者。妻・光恵と2歳の息子・翔太と3人暮らし。普段は事件事故を取材する側だが、今回は被害者の父親という当事者の立場から真相を探ることになる。
加山 光恵……井上 真央
聡の妻。幼い子どもを育てながら入院中の義父を見舞ったりと忙しい毎日に疲弊しており、聡の母と嫁姑の折り合いも悪くなっている。
加山 翔太……小岸 洸琉
聡の息子(2)。祖父を見舞った帰りにある事故に巻き込まれる。
加山 路子……原 日出子
聡の母(59)。あまり見舞いに来ない息子の妻・光恵に不満を感じている。
加山 彰……大鷹 明良
聡の父(64)。脳梗塞で倒れ、三蔵中央病院に入院中。
東都新聞 社会部
海老沢 一也……北村 有起哉
東都新聞社のデスク。聡の上司。
大塚 かなえ……相楽 樹
東都新聞社の記者。聡の後輩。
石橋造園土木(街路樹の診断をする)
足達 道洋……萩原 聖人
石橋造園土木の社員。樹木医の資格を有する。息子の誕生をきっかけに極度の潔癖症に。市の委託を受け、街路樹の診断をする。
石橋 忠行……鶴見 辰吾
石橋造園土木の社長。道洋に全幅の信頼を置き、息子のように可愛がっている。
三蔵市役所道路管理課(街路樹の管理をする)
小林 麟太郎……芹澤 興人
三蔵市役所道路管理課職員。道路拡幅に伴う街路樹伐採の事前調査中、大量の犬のフンを片付ける羽目になる。
上村 育夫……光石 研
三蔵市役所道路管理課職員。麟太郎の上司。
街路樹によるトラブル
久米川 治昭……三浦 貴大
三蔵中央病院の内科医師。夜間救急外来などのアルバイトを掛け持ちしている。
粕谷 静江……筒井 真理子
ハナから道路拡幅に伴う街路樹伐採の話を聞き、反対運動の中心的人物になっていく。
田丸 ハナ……梅沢 昌代
専業主婦。道路の拡幅工事で街路樹が伐採されると聞き、反対運動をしようと考える。
三隅 幸造……田山 涼成
定年退職後、トイプードルを飼って溺愛している。ひどい腰痛で犬のフンの始末に難儀し、街路樹の根元に放置してしまう。
★
羽鳥 恵美……堀内 敬子
足達 泰代……前田 亜季
三隅 菊江……田島 令子
芦澤 真人……大石 吾朗
佐々倉 研二……モロ師岡
斉木さん……竹内 都子
男……大塚 ヒロタ
女……吉谷 彩子
[出典:人物相関図 メ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」 名古屋テレビ【メ~テレ】https://www.nagoyatv.com/ranhansya/chart/# ]
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