2017年1月4日ホンマでっか!?TV あなたはどっち派?得するホンマでっか!?
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2017年1月4日(水)「ホンマでっか!?TV 」より
「あなたはどっち派?得するホンマでっか!?」
年初めに一年の目標を「しっかり立てる派?」「特に立てない派?」
心理学評論家・植木先生≫
心理学的には「しっかり立てる派が得」
一番最初に封を切るというのが、学習効率を上げると言われています。
アメリカの実験「7日間で台本を覚える実験」
Aチーム)1日目に読んで、2~5日目まで休み、6日目と7日目に読む
Bチーム)1~4日目まで休んで5日目から7日目まで3日連続で読む
2つを比較すると、学習を後回しにするBチームの方がなかなか覚えられません。
「怠惰学習」・・・放置する学習
1日目に読んで、数日間放置し、また直前に読むのが最も記憶に入ります。
新年の目標も、年初めに一度目標を決めると、それを忘れていたとしても、いつの間にか気になって、無意識に情報収集します。
なので、年の終わりにその目標を達成している確率が高くなりやすいのです。
「今年結婚するぞ!」と宣言するグループと、「ご縁のものだから」と宣言しないグループで、最終的にどれくらい異性と会話したかを比べると、宣言した方が約5倍異性と会話しています。
最初に立てた誓いに合うように、勝手に行動するようになるといいます。
ダイエットでも、「何キロ」とか数値にすることが大事です。
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印象評論家・重太先生≫
印象的には「しっかり立てる派が得」
就職面接でもプロポーズでも、過去よりも将来の事を語った方が選ばれやすくなります。
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法律評論家・堀井先生≫
法律的には「特に立てない派が得」
一年の目標は記憶から消えやすいです。
破産・借金する人は、計画性がないと思いがちですが、むしろ「大きくて抽象的な目標」を立てがちです。
一年間で100万円を貯める場合、「100万円貯める」で終わっており、「毎月いくら貯める」かは考えません。
抽象的な目標を立てる人は、具体的な計画がないのでお金が貯まりづらいのです。
貯金する場合は、短期間毎の計画性を持った方が達成しやすいです。
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脳科学評論家・澤口先生≫
脳科学的には「しっかり立てる派が得」
将来を見据える力は、人間にしかありません。
人間に最も近いチンパンジーでさえ、1日先しか考えることが出来ません。
ハーバード大学の卒業生で「目標を言わないグループ」「目標と計画を書いたグループ」で10年後を比べると、年収が約10倍の差がありました。
たとえ目標を達成していなくても、前向きに修正することで、結果的に収入が増加していくのです。
目標が具体的過ぎても良くありません。
ダイエットで「〇〇kg~〇〇kgに入りたい」など目標の数値に幅を持たせると、より達成しやすくなります。
目標に近づくと自信がつき、やる気がアップしてさらに頑張ることができます。
最初から高い目標を設定すると、なかなか到達しないので諦めてしまいがちです。
頻繁に現状確認すると「まだ近づいていない」と諦めやすくなります。
旅行で重視するのは「観光名所派?」「食べ物派?」
印象評論家・重太先生≫
印象的には「観光名所派が得」
例えば、イタリア旅行について聞かれた時、「イタリアのピザ、感動したよ」より、「映画で観たトレビの泉、見てきたよ」の方が好印象です。
本場の味は日本にいても食べられるので、周りから羨ましがられにくいです。
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経済評論家・門倉先生≫
経済学的には「観光名所派が得」
経済効果という観点から見た場合に、観光名所の方が良いです。
同じ観光地に繰り返し旅行する人にアンケート調査したところ、観光名所が目当てという人が63.3%で、食べ物が目当てという人が39.2%でした。
観光名所に魅力がある方が、リピート率が高くなります。
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脳科学評論家・澤口先生≫
脳科学的には「食べ物派が得」
一番記憶に残りやすいのは「味覚」「臭覚」で、「視覚」はそれにくっついてくるものです。
本場の味を「味覚」「臭覚」で堪能することで、視覚情報もリンクして記憶に残ります。
中華料理を食べる時に、中国の写真を見ながら食べると味が変わり、美味しく感じやすいです。
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心理学評論家・植木先生≫
心理学的には「食べ物派が得」
家族や恋人との旅行の場合、味覚を共有した記憶はエピソードを思い出しやすいです。
友だちや家族と食べ物を共有した旅は、10~20年後も思い出します。
カウンセリングの際、母の話は思い出しづらいのですが、母と食べたものの話は思い出しやすいそうです。
1泊旅行でも、10年間思い出を話せれば、10年間旅行したのと同じ価値になります。
取扱説明書は「読む派?」「読まない派?」
法律評論家・堀井先生≫
法律的には「読む派が得」
企業や病院にクレームをつける人は、ほとんど「読まない派」です。
「読まない派」は、自分が分からないだけなのに、「全て機械が悪い」と責任転嫁する自己中心の考え方です。
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経済評論家・門倉先生≫
経済学的には「読まない派が得」
今、家電を購入しても説明書を読まない人が増えています。
50歳以上になると、老眼で説明書が読みづらい人もいます。
家電コールセンターは、対応の電話が増えて繁忙になり、人手が足りずに若者の雇用創出になっています。
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心理学評論家・植木先生≫
心理学的には「読まない派が得」
マニュアルがないと出来ない人になってしまうからです。
家電等の設計・デザインには、脳科学者や心理学者も携わっています。
例えば、マグカップの持ち手は、心理学的に計算されています。
マニュアルに書いてなくても、人差し指と中指で持つように出来ています。
ドアも、「引く」と書いてなくても引けるように作っているのです。
そのように、「導くように」デザインされています。
「読まない派」の人は、本能的に気づく癖がつくので、いろんな事が出来る人間になります。
「必ず読む」人は、必ず読まないと出来なくなってしまうので、試行錯誤をしなくなります。
一番良いのは、試行錯誤をして試しながら、補足的に説明書を読む事です。
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脳科学評論家・澤口先生≫
脳科学的には「読まない派が得」
探求心が、やる気・集中力・学習能力・独創性を伸ばします。
社会全体で、学習能力を上げるために、探求心・好奇心を伸ばそうという傾向にあります。
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