フジテレビ スペシャルドラマ「女の勲章」山崎豊子原作×松嶋菜々子主演 あらすじ&キャスト&相関図
フジテレビ系列
2017年4月15日(土)、16日(日)
二夜連続よる9時放送
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原作
山崎豊子「女の勲章」(新潮文庫刊)
「花のれん」で直木賞を受賞。
主なドラマ化作品に「白い巨塔」「不毛地帯」「華麗なる一族」
映画化作品に「沈まぬ太陽」など多数。
本作では、自身の出身地である関西を舞台に、緻密な取材に基づき、黎明期の日本ファッション界を重厚なタッチで描き出している。
(出典:スペシャルドラマ『女の勲章』とれたてフジテレビ http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170217-i036.html)
脚本
浅野妙子
【公式】山崎豊子原作×松嶋菜々子主演!「女の勲章」告知解禁特報!松嶋菜々子からのメッセージも公開!
みどころ
原作は、「白い巨塔」「不毛地帯」「華麗なる一族」「沈まぬ太陽」などで知られる山崎豊子先生原作の「女の勲章」。
太平洋戦争ですべてを失った主人公が、ミシン一つで成功していく壮大な人生ドラマです。
主演は松嶋菜々子さん。
松嶋さんを始め出演者たちが、豪華な衣装をどう着こなすのか、女性の皆さんは必見ではないでしょうか。
コメント
【松嶋菜々子さん】
「これまで多くの傑作を世に送り出してこられた山崎豊子先生原作のドラマに主演させていただくことは大変光栄であり、身の引き締まる思いがしております。
主人公の大庭式子は、終戦後の厳しい日本で洋裁学校を起業し、ファッションデザイナーとして成功しますが、その反面、憧れ、嫉妬、欲望、愛憎、お金、人間関係に翻弄され、人生の歯車が少しずつ狂っていきます。
山崎豊子先生の描かれた壮大な世界観を、監督、スタッフ、共演者の方々と映像化ができることを楽しみにしております。」
[出典:スペシャルドラマ『女の勲章』とれたてフジテレビ(フジテレビ > http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2016/161212-i331.html ]
コメント
【玉木宏…八代銀四郎】
銀四郎という役について
内に秘めた心の強さが伝わるような見え方にできたらと思いながら演じています。
大阪ことばのセリフ量もすごく多いので言葉たくみに操っている感じをお芝居でだせたらと思います。
今回ドラマに入るにあたって、本も映画も見ましたが(映画で銀四郎を演じている)田宮二郎さんの印象がかなり強いです。
イライラしているけれど敢えて柔らかく話したり、言葉使いがこのキャラクターをつくる上で大事なのではないかと思います。
ドラマ収録に入られたご感想
台本を読んでいる時よりも立体的に目の前に現れますからすごくわくわくします。
このわくわく感が視聴者の皆さんにも伝わると思います。
松嶋さんと演じられてのご感想
銀四郎としては式子に最初は追いつきたいというところがどこかあったと思うのですが、いつも松嶋さんは凜とされているので自然と追いつこうという気持ちになれます。【ミムラ…津川倫子】
女性作家さんだから描けた女性への賛歌の部分と皮肉の部分が多くあり、皮肉に描いているからこそ“女性のみなさんがんばりましょうよ”というエールをもらえている気がします。特に倫子はよくいるタイプの女性ですが、同性へのエールが込められたキャラクターだと思います。
ままならない現実のうさばらしにしていただいてもよし、よし自分もがんばろうと発憤していただくのもよし、本当にエッセンスがたくさん詰まっていると思いますのでお楽しみいただければ。特に衣装がすばらしいのでおすすめです。【相武紗季…坪田かつ美】
かつ美にすごく自由を感じました。恋も仕事もとても奔放でそれがインスピレーションになっている女性なので演じていて息苦しさがなくて気持ちが開放されたような感じになります。
色彩豊かなお洋服など女性の気持ちをわくわくさせるところがあるドラマになっていると思いますので、世界観にひたって見ていただけたらと思います。【木南晴夏…大木富枝】
富枝さんは誰に対してもぶれない折れない、というのが自分で演じていてもすごく楽しいです。
この時代に自分のやりたいことが決まっていてそれに向かって突き進むことしか考えていない女性たちの姿というのはとても格好良く思えます。それがきれいな“洋服たち”と一緒に美しく描かれていると思いますのでぜひ楽しみにしていただきたいと思います。【駿河太郎…野本敬太】
信念、考えがしっかりしている時代だなと思い、日本にこういう時代があって今僕らがいるんだなとあらためて考えさせられた本でした。
本当に自分が思うことを信じ戦っていく強い人たちの物語なので楽しんで見ていただきたいと思います。その中で野本というすごくすごく優しい男がいるのでそれも楽しみにしていただけたらと思います。【江波杏子…キヨ】
すばらしい脚本だと思いました。実は、昭和36年(1961年)大映映画で(「女の勲章」が映画化された際に)田宮二郎さんが銀四郎を演じた時、当時大映研究生だった私は映画館の舞台挨拶で田宮さんにお花をお渡ししたのです。(この作品に再び関わることになり)何かご縁を感じます。
戦前、戦後の日本の経済というものも描き、風俗、社会の成り立ち、そういったものがはっきりと具体的に見えるというところがすばらしいなと思いました。【小澤征悦…曾根英生】
これは大河ドラマだ!と思いました。人生、運命に翻弄されていく人々の流れを描いた壮大な作品だなと思い、さすが山崎豊子さんの作品だと思いました。
曾根は前向きで正しいことをしようとしている人間だと思います。時代背景の中でまっすぐ生きていこうとしている、そういったところを自分の役どころとしては演じられたらなと思っております。【浅野ゆう子…安田兼子】
女優にとってはあこがれの作品だと思います。自分が持っていないものを式子が持っているという嫉妬、若さへの嫉妬と、兼子という人物の中には嫉妬が蓄積されたものとしてあると感じます。その辺りが出せれば兼子はおもしろいと思っていただけるのではないかと。
すばらしいファッションの数々を楽しんでいただける女性必見の作品だと思います。【長塚京三…白石庸介】
女の勲章ってなんだろう。
勲章、とは本来男のものです。式子さんは“勲章”を得た途端に大きなものを犠牲にした。式子さんは理解されにくい時代であり何かを犠牲にしないといけなかった、ということでしょう。
松嶋さんとの共演について
松嶋さんの映画デビューでもご一緒していてその時も恋人同士でした。それ以来、時間が経ってもまた恋人を演じさせていただけるということで楽しみにしています。
*初共演の映画:『恋と花火と観覧車』(1997年2月15日公開)
恋愛の現役ではないという気後れから肝心な一歩が踏み出せない男と、年下の女性の恋愛模様を描いたロマンティック・コメディ。【プロデューサー太田大】
山崎先生の渾身の原作をドラマ化するのに相応しい豪華で演技派のキャストの皆様にお集まりいただき光栄です。主人公の式子をはじめ女性達を翻弄する美しく頭脳明晰な男であり物語の要とも言える銀四郎を、ますますその端正さが際立つ玉木宏さんに演じていただけるということで、原作のイメージにぴったりの銀四郎像をお届けできると確信しております。特に、玉木さんは、朝の連続テレビ小説「あさが来た」でも完璧に披露されていたように、今回も銀四郎が巧みにまくし立てる大阪言葉を忠実に再現していただいており、大きな見どころです。また、フランス文学の大学教授で式子をその知性と穏やかさで魅了する白石を長塚京三さんに演じていただきますが、元々の知的なイメージだけでなく、御自身もパリ大学(ソルボンヌ)に在学されていたこともあり、白石像に大きな説得力をもたらして下さることと思っております。そのほか、式子の個性的な弟子3人には、ミムラさん・相武紗季さん・木南晴夏さんとそれぞれ異なる個性をお持ちの方々にお集まりいただけましたし、式子の最初の敵となる大御所デザイナーを浅野ゆう子さんが華やかかつ凄まじい迫力で演じていただいており、是非楽しみにしていただきたく思っています。
[出典:スペシャルドラマ『女の勲章』とれたてフジテレビ(フジテレビ > http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170217-i036.html ]
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あらすじ
大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。
しかし太平洋戦争で家族、財産、住む家を失ってしまう。
焼け野原の中、これからは洋服、婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。
様々な野望、欲望がうずまくなか、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、自分の目的を叶えるため、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う三人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。
式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長、安田兼子(浅野ゆう子)。
そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。
ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…
[出典:スペシャルドラマ『女の勲章』とれたてフジテレビ(フジテレビ > http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170217-i036.html ]
キャスト・登場人物相関図
大庭式子……松嶋菜々子
大阪・船場で五代続く羅紗問屋の娘として何不自由ない生活をしていたところから一転、戦争で家族も住む家も失う。
式子は焼け野原の中から、これからは洋服、婦人服の時代が来ると感じて、ミシン一台と共に立ち上がる。
洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出、さらにファッション業界を舞台に世界へ羽ばたいていく。
八代銀四郎……玉木宏
女たちの欲望うずまくファッション業界において、一人軽やかに女性たちのもとを飛び回り翻弄する男。
津川倫子……ミムラ
恐ろしいまでの野心、欲望を内に秘め、時には感情をむき出しにしながら熾烈な戦いを展開する式子の弟子。
坪田かつ美……相武紗季
恐ろしいまでの野心、欲望を内に秘め、時には感情をむき出しにしながら熾烈な戦いを展開する式子の弟子。
大木富枝……木南晴夏
恐ろしいまでの野心、欲望を内に秘め、時には感情をむき出しにしながら熾烈な戦いを展開する式子の弟子。
野本敬太……駿河太郎
倫子を愛すればこそその愛を利用されてしまう倫子の恋人。
キヨ……江波杏子
幼少時代から式子に仕え続ける大庭家の女中。
曾根英生……小澤征悦
銀四郎の大学時代の友人で新聞記者として式子の魅力に注目する。
安田兼子……浅野ゆう子
式子の前に立ちはだかる関西ファッション業界の総元締めとも言える関西デザイナー協会会長。
白石庸介……長塚京三
孤高の仏文科大学教授。
(出典:スペシャルドラマ『女の勲章』とれたてフジテレビ http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170217-i036.html)
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