林修 初耳「視力検査で1.0でも・・・実質0.4の恐れが!」
2017年3月5日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」より
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視力検査で1.0でも、実際には0.4に低下している人が急増している!?
普通自動車免許の受験資格には、視力が両眼で0.7以上という項目があります。
しかし実は、ドライバーの4人に1人は視力が0.7に達していないといいます。
それどころか、0.4程度にしか見えていない人もいるのです。
その原因は、普段の視力検査にあると言うのですが…
ポイントは「実用視力」
少しでも視力を上げようと、あまり見えていないにも関わらず、何かの拍子に一瞬だけ見えたものを、答えることもあるのではないでしょうか。
実はこれ、パソコンやスマホなど、目を酷使する現代人に多く起こる現象です。
仮に視力検査の結果が良くても、日常生活でも視力が良いとはなりません。
本当の視力を測るためには実用視力を測る必要があります。
視力検査には、もう一つ、「実用視力測定」があります。
通常の視力検査とは異なり、「時間」という要素を加えて連続的に視力を測定します。
そのため、より実生活の環境に近い視力が測定可能なのです。
異常のある人の場合、視力が良い時には1.2あったのに、悪い時は0.08にまで下がる人もいます。
そこには、《ある目の病気》が大きく関係しているのです。
大きな原因は「ドライアイ」
通常、目は涙の膜で覆われており、涙がレンズとなって光を均一に送り込む役割をします。
しかし、ドライアイだと、涙が目の表面に均一に残らず、光が乱反射して視力が低下してしまうのです。
そんなドライアイになる原因の一つは、日常生活でのふとした行動にあります。
ドライアイになる行動とは!?
ポイントは「テレビやスマホを見る体勢」。
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①テレビとの距離が近すぎること
テレビやスマホとの距離が近すぎると、画面を凝視するため、まばたきの回数が減ります。
すると、目が乾きやすくなり、ドライアイの原因になるのです。
適正な距離を保つよう心がけましょう。
【適正な距離】……40V型のテレビの場合、約1.5m スマホの場合、約40cm~50cm
②まばたきの回数が少なすぎる
通常は3~4秒に1回ですが、船越英一郎さんの場合は10秒に1回。
まばたきの回数を増やし、目に涙を行き届かせましょう。
③寝転がってスマホ
寝転がったままスマホを見続けると、徐々に腕が疲れ、モニターと目の距離がどんどん近づくので、結果、目の酷使につながります。
寝転がりながらスマホを見るのは絶対にNGです。
③寝転がってテレビ
寝転がってテレビを見ると、目が大きく開いてしまい、目が乾燥してしまいます。
座ってテレビを見ると、下目遣いになり、目の大きさが約3分の1になるので、涙の蒸発量も低くなり、乾燥しにくくなります。
テレビなどを見るときも、上目遣いにならないよう、目の高さよりも低い位置にテレビを置くことでドライアイ対策になります。
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