テレビ東京 松本清張 没後25年記念特別企画「誤差」主演:村上弘明、剛力彩芽、陣内孝則 あらすじ&キャスト
テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送
2017年5月10日(水)夜9時~11時8分
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原作
松本清張「誤差」(新潮文庫刊『駅路』所収)
脚本
深沢正樹
みどころ
2015年3月放送のテレビ東京開局50周年特別企画『黒い画集-草-』、2016年3月放送の松本清張特別企画『喪失の儀礼』に続いて、松本清張 没後25年記念特別企画として『誤差』がドラマ化になりました。
主演は、今までの2作に引き続き、山梨県警の刑事・山岡役の村上弘明さん、山岡とコンビを組む後輩刑事役の剛力彩芽さん、“死体の声に耳を傾ける”法医学教授・立花役の陣内孝則さんの3人です。
松本清張作品を同じキャストで続けるというのも、テレビ東京の毎年の恒例になっていくのかも知れません。
キャストコメント
村上弘明
今回、3人で共演する松本清張作品での第3作目となりますが、評価を頂いていることを非常に有り難く思っています。
更にレベルアップした状況で取り組めればと思い演じました。
山岡という刑事は、過去に辛い“何か”を抱えている男です。
真実を求め正義感に溢れ、不条理な犯罪を絶対に許すことが出来ません。
組織の中のひとつの駒としてではなく、自分の思いに則って立ち向かい、生半可な捜査は許さない、という熱血漢。
心の奥底に燃えたぎっているものを常に持ち、それを原動力として、被害者や遺族の思いをしっかりと受け止め対処していく、そんな“刑事・山岡慶一郎”を意識しました。
山岡の事件への向き合い方、そして、最後に犯人と対峙した時に抑えていた彼の感情が爆発するところは必見です。
犯罪に言い訳は無用です。
この作品を見た人が、自分の立場に置き換えていろんなことを感じてくれたら嬉しいですね。剛力彩芽
シリーズものでも同じ役ではなく、3作とも違う役柄で、また3人で共演できる喜び、そして、また新しいものが生まれてくる嬉しさを感じています。
伊崎美里は、村上さん演じる山岡の刑事としての熱い思い、山岡自身の生き方そのものを尊敬している部下です。
山岡から、事件や警察の事だけではなく、いろんなところを学ぼうとしている、一生懸命で真っ直ぐで人にすごく興味がある女の子なのですが、「この人が犯人だ!」と勝手に自分で推理して盛り上がってしまうところは一番視聴者に近い存在かもしれません。
村上さんとのコンビの刑事という設定は今回も変わらずなので、前2作とは違う新鮮なキャラクターでの“美里”を意識しました。
「誤差」はシンプルにドキドキできる作品だと思います。
どのように映像で表現されているのか、私自身も楽しみにしています。
陣内さん演じる立花教授と美里の階段でのシーン、私、好きなんです。
是非ご覧下さい。陣内孝則
さすがに三作目ともなると、村上さん、剛力さんとは勿論の事、スタッフさん含めて人間関係をつくるというような助走もいらず、すぐに和気あいあいかつ適度な緊張感をもって役に望める事がなにより嬉しかったです。
立花亮介という人間は、言い訳や気遣い、無駄な事が嫌いです。
遺体が語りかけてくる真実を緻密に人間的に汲み取る事を使命と考えている潔さと骨っぽさを併せ持った男です。
できるかぎりフラットに感情の起伏を抑えて演じようと思いました。
解剖医らしさ、匂いが演じられればと思いました。
この作品では、松本清張作品のもつ展開の面白さと、村上さん演じる山岡を中心とした三者三様の有り様の面白さ、バランスの面白さを楽しんでいただけたら嬉しく思います!プロデューサーコメント
プロデューサー 中川順平(テレビ東京 編成局 ドラマ制作部)
村上弘明、剛力彩芽、陣内孝則の御三人にご出演頂いてる松本清張原作の医療サスペンス。
ご好評を頂きました「黒い画集―草―」「喪失の儀礼」に続く第三弾は、「誤差」です。
今回の医療テーマは法医学。
犯罪捜査において、検死や解剖といった法医学は、死因の特定や死亡推定時刻の割り出し等、決定的な役割を担っています。
しかしそれが、松本清張の手にかかると、誰しもがいつの間にか陥いる可能性がある、人間心理の間隙を突いた物語となります。
村上さん演じる主人公は、 犯罪を憎み、胸に熱い刑事魂をたぎらせる男。
剛力さんは、そんな上司に必死で食らいついていこうとする、若き刑事。
そして、陣内さんには、そんな村上刑事とぶつかりながらも、真実を追求しようとする大学の法医学教授を演じて頂いています。
温泉宿で女性が殺害され、一緒にいた不倫相手と思われる男が姿を消した…。
松本清張らしい人の心の裏側、「業」を見つめた人間ドラマと、法医学をモチーフとしたサスペンスを、豪華キャストで描きます。
ご期待下さい。
[出典:松本清張 没後25年記念特別企画「誤差」(テレビ東京 > http://www.tv-tokyo.co.jp/seicho_gosa/ ]
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あらすじ
山梨県にある温泉宿『川田屋』で、ある夜、安西澄子の絞殺体が宿泊していた離れで発見される。
山梨県警の山岡慶一郎(村上弘明)は、部下の伊崎美里(剛力彩芽)と共に現場へ急行。
身元がわかるものは一切残されていなかったが、金品は手つかずのまま。
女将の川田沙織によると、澄子は4日前から夫の忠夫と一週間滞在する予定だったが、忠夫は仕事が入り昨日合流したばかり。
今日は忠夫のみ一旦外出。戻ったあと「家内はよく眠ってるから、そっとしておいてほしい」と連絡を入れて再び外出してしまったという。
なぜか担当仲居の鵜飼理沙子の姿も見当たらない。一方、澄子を解剖した法医学教授・立花亮介(陣内孝則)は吉川線と呼ばれる傷を発見するが、その傷に気になる点を見つける。
山岡と美里が、ライターの大村雄也を始め湯治客全員を聴取すると、ファーコートを着た怪しい女性を目撃したとの情報が。
また宿帳に書かれた安西夫妻の住所と氏名はデタラメだと判明。
安西夫婦は…、ファーコートの女性は、誰なのか?
そして一連のニュースを東京の街角で見つめる謎の女の正体は?
そんな中、理沙子の遺体が発見され事件はさらに混迷していく――。
[出典:松本清張 没後25年記念特別企画「誤差」(テレビ東京 > http://www.tv-tokyo.co.jp/seicho_gosa/ ]
キャスト・登場人物相関図
山岡慶一郎(55)……村上弘明
<山梨県警捜査一課・主任刑事>
上司・部下問わず厳しく指示を出し、不審な点や気になった事については、迅速かつ徹底的に捜査をするベテラン刑事。
なんでも疑ってかかり、時には行き過ぎた捜査や問題を起こす事もあるが、一刻も早く事件を解決し、被害者や被害者家族の無念を晴らす為という、正義感の強さの表れでもある。
伊崎美里(25)……剛力彩芽
<山梨県警捜査一課・刑事>
上司の山岡の行動にいつも振り回されてばかりだが、山岡の考えや行動を理解しようと必死に喰らいつく、負けん気の強い刑事。
過去の事件で、山岡の刑事としての熱い想いを知り、心から尊敬している。
また女性ならではの視点から上司をフォローすることもある。
立花亮介(53)……陣内孝則
<甲府医科大学法医学教授>
法医学の研究者として有名な教授。
半月前に東京から赴任してきた。
「ご遺体は嘘をつかない」が口癖で、ご遺体の声や無念の叫びを聞くために法医学者になった。
犯人や事件の詳細に興味を持たない為、所轄の刑事からは“変わり者”として煙たがられているが、本人は、余計な情報に惑わされず、遺体に残された真実だけを見つけ出そうとしている。
(出典:松本清張 没後25年記念特別企画「誤差」 テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/seicho_gosa/)
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