WOWOW 連続ドラマW「沈黙法廷」主演:永作博美 あらすじ&キャスト
WOWOW
2017年9月24日(日)スタート
毎週日曜よる10:00(全5話)第一話無料放送
原作
佐々木譲『沈黙法廷』(新潮社刊)
コメント:佐々木譲(原作者)
『沈黙法廷』は、わたしにとって最初のリーガル・サスペンスだ。お年寄りの殺人事件から始まる警察捜査小説にプラスして、被疑者が起訴された後の裁判の、その劇的な対立も描いた。被告席に立つ者は、無罪か、それとも有罪か。判決はどう出るのか? この法廷に生まれるドラマは濃密で、何度も何度も攻守は交代する。原作のその読みどころを、ドラマはどのように描いてくれるのだろうか。被告・山本美紀の人生を、どのように照らしてくれるのだろうか。楽しみだ。
[出典:キャスト・スタッフ 連続ドラマW 沈黙法廷(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/chinmoku/caststaff/ ]
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脚本
尾崎将也(連続テレビ小説「梅ちゃん先生」)
三浦駿斗(「連続ドラマW 社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-」)
監督
村上牧人(「連続ドラマW 社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-」「連続ドラマW 誤断」)
東田陽介(「水族館ガール」)
連続ドラマW 沈黙法廷/プロモーション映像 (30秒)【WOWOW】
みどころ
老人の連続不審死の捜査線上に、永作博美さんが演じる主人公・家事代行の山本美紀が浮上。
無罪を主張する彼女は、証言台で突然口を閉ざす……。
逮捕から法廷までの重厚なサスペンスドラマ、期待がふくらみます。
コメント:永作博美(山本美紀役)
私が演じる山本美紀という女性はひと言で言うと、とても“地味”な女性です。自分の運命を受け入れ、淡々とした日々を過ごす、そんな緩急のない女性を演じるというのは、実はとても難しいことで……。でも、私自身が歳を重ね、様々な人たちの人生に触れたり、経験を積んできたりしたからこその今、やっとこういう役に挑戦できるのかなと思います。
恐怖と狂気と悲哀が混在する世界に生きるそんな彼女を、私がどう演じていくのかはまだ模索中ですが、この難役にやりがいを感じている自分もおりますので、ぜひ皆さん放送を楽しみにお待ちいただければと思います。
ドラマでは、美紀は、老人の連続不審死の容疑者として裁判にかけられるのですが、声高々に「私は無実です」と叫ぶわけでもなく押し黙ってしまうことから、彼女が“悪女”なのか、“聖女”なのか、周囲の妄想が勝手に膨らんでいきます。恐らく、美紀がどういう人間なのかということを想像しながらご覧になるという点では、美紀を取り巻く登場人物たちと同じ視線でこの作品を楽しめるのかなと思います。
また、佐々木先生の原作は、人は一瞬の小さなことがキッカケで運命が変わってしまうものなのだ、ということを深く考えさせられる作品でした。人との距離感の保ち方ひとつで、周囲からの印象が一変してしまうということが描かれています。本作をご覧になった皆さんが、“人との距離の取り方”について考え直すキッカケになったら嬉しいです。コメント:市原隼人(高見沢弘志役)
主人公の女性に恋をし、愛が芽生え、会えなくなり生まれた心の隙間に突き刺さる事実と真実が虚無感と混ざる中、相手を想い続ける弘志を演じさせて頂きます。生々しい感情が映像の中で生きる事を胸に現場と向き合って行きます。コメント:杉本哲太(伊室真治役)
今回、演じさせて頂く役は所轄のたたき上げの刑事です。
過去に経験した苦い想いを背負い、自分の信念を貫き、突き進んでいく典型的な所轄の刑事で、臼田さん演じる後輩の西村にも厳しく、時に優しく接していきます。意外にもこういった実直な役はあまり経験がなく、人間臭い刑事をしっかりとつくっていきたいと思います。
また、この作品は、山本美紀という女は一体何者なのか。何がそこまで彼女を追い詰めていくのか。というところが見どころの一つであり、伊室自身もその疑問に大きく動かされていきます。回を追うごとに深まる謎の真相が最終話で明かされる行方を是非、お楽しみください。コメント:田中哲司(矢田部完役)
原作では、社会の暗部と希望が上手く表現されており、これをドラマにするのはとても大変なことだと感じました。私が演じる矢田部は原作からキャラクターが変更されており、市原さん演じる弘志とのつながりなど、ドラマ版オリジナルで構成された部分も楽しんで頂ければと思います。
また、最後の裁判で山本美紀がどういった人物なのかを紐解いていくところも見どころの一つだと思っています。今回、弁護士役ということで、裁判シーンでは、役者のオーディションをされているみたいで、プレッシャーも感じておりますが、それもまた楽しんで演じていきたいと思います。
[出典:キャスト・スタッフ 連続ドラマW 沈黙法廷(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/chinmoku/caststaff/ ]
あらすじ
高見沢弘志(市原隼人)は、突然消えた恋人を忘れられず、ずっと行方を捜していた。
その頃、都内でひとり暮らしをする資産家の老人(北村総一朗)が、絞殺体で発見される。
所轄の刑事・伊室真治(杉本哲太)と西村敦子(臼田あさ美)は、隣人の証言などから家事代行業の女・山本美紀(永作博美)に行き着く。
伊室らは警視庁捜査一課と合流し、美紀宅に急行するが、一足違いで埼玉県警に彼女の身柄を拘束される。
その現場に居合わせた弘志。
やっと見つけた彼女は、警察に連れて行かれてしまった。
連続殺人犯としてマスコミの報道は過熱する。
弘志は、弁護士の矢田部完(田中哲司)と共に、彼女の真実を探るため奔走する。
それぞれが抱く美紀の人物像は十人十色。
その上、美紀は裁判中に、突然黙秘し、事件は迷走していく。
彼女は悪女かー、淑女かー。
[出典:イントロダクション 連続ドラマW 沈黙法廷(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/chinmoku/intro/ ]
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キャスト・登場人物相関図
山本美紀……永作博美
家事代行業。
周囲で連続不審死事件が発生し、容疑者として疑われる。
何を考えているかよくわからない。
高見沢弘志……市原隼人
パイプ工場の契約社員。
行方知れずとなった彼女を探し続けている真っ直ぐで不器用な男。
矢田部完……田中哲司
弁護士。
うだつの上がらない男であり、名声を手にしたいと考え、面白い事件を探している。
馬場幸太郎……北村総一朗
赤羽で、変死体となって発見された資産家の老人。
美紀に家事代行業を頼んでいた。
馬場昌樹……尾上寛之
馬場幸太郎の息子。
両親が離婚し、母親に引き取られる。
一人暮らしの父のことを心配している。
丸山香織……菜葉菜
丸山不動産を経営。
幸太郎の不動産を預かり、資産管理している。
【テレビ局】
高井陽介……甲本雅裕
テレビ局のディレクター。
情報番組を担当し、数字がでるネタを常に探している。
立花亮子……藤本泉
テレビ局の新人ディレクター。
正義感が強く、真っ直ぐな性格。
【警察組織】
伊室真治……杉本哲太
警視庁赤羽警察署刑事課の刑事。
老人の不審死事件の捜査に当たる。
一方的な捜査の方向性に、疑問を抱く。
西村敦子……臼田あさ美
赤羽警察署の刑事。
刑事課に来たばかりで、伊室についていく。
新庄正男……金田明夫
赤羽警察署の強行犯係長。
伊室の上司。
本部と所轄の間を上手くとりもつ。
石橋康……寿大聡
優れた情報収集能力をもち、捜査に貢献。
鳥飼達也……大倉孝二
警視庁捜査一課の刑事。
警視庁からきたキャリア組であり、伊室とバディーを組む。
北島徹也……菅原大吉
埼玉県警大宮警察署の刑事。
大宮とは別の老人不審死を捜査中。
[出典:相関図 連続ドラマW 沈黙法廷 WOWOW http://www.wowow.co.jp/dramaw/chinmoku/chart/]
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