2017年11月1日ホンマでっか!?TV 知らなきゃ損!!コンビニ・スーパーの新常識
2017年11月1日(水)「ホンマでっか!?TV」より
「知らなきゃ損!!コンビニ・スーパーの新常識」
私たちの生活に欠かせない「コンビニ・スーパー」。
そんな「コンビニ・スーパー」の裏側では、我々の知らない実に様々なことが日々起きています。
Sponsered Link
p>
ドローンがコンビニの商品を運ぶサービスが開始!?
流通評論家・渡辺広明先生≫
まず、コンビニの唐揚げが空を飛び出します。
大手コンビニと大手インターネット通販が、買い物難民で悩んでいる南相馬市と組んで、店から2.7km離れた移動販売車のところまで7分で届けます。
移動販売車は温かいものを売っていないので、「温かいものを食べてほしい」という願いから始まりました。
手洗い施設を持たない移動販売車では、温かい商品の販売は規定で禁止されています。
現在は、縦横20cm高さ15cmの箱に入る商品に限られます。
コンビニ店舗にある約2000品をドローンで運ぶことが可能になります。
レジから出てくるクーポンは、欲しいものを予測している!?
行動分析評論家・岩本武範先生≫
スーパーのレジから出てくるクーポンは、お客様のニーズを予測して出しています。
サザエさんに出てくる三河屋のサブちゃんは、サザエさんの家に醤油が無くなったころに現れます。
お客さんの欲しいものを、欲しいときにしっかり届けるのは商いの基本です。
今はビッグデータを用いて客を分析し、クーポンを発行しています。
ポイントカードで顧客の購入履歴を管理し、欲しいものを予測してクーポンを発行しています。
平日のセールは奥さんに、土日は旦那さんに向けている!?
経済心理評論家・徳田賢二先生≫
スーパーの平日のセールは「奥様向け」に。
スーパーの土日のセールは「旦那様向け」にやっています。
主婦はスーパーの商品価格を熟知しているため、セールの文句に惑わされにくいです。
土日は夫も一緒にスーパーに来るため、セールの文句に惑わされやすく購入しやすいです。
コンビニおでんは大根とつみれが近い店はうまい!?
流通評論家・渡辺広明先生≫
コンビニのおでんは、大根とつみれが近くに配置されている店が美味しいです。
おでんの味は具から出る味が決め手で、味を吸う具と出す具があります。
味を吸う具は「大根・卵・はんぺん」で、超売れ筋商品です。
味を出す具は「昆布・牛すじ・つみれ」で、売れ筋ではない商品です。
つみれはグルタミン酸が豊富で、魚の美味しい出汁になります。
そのつみれと大根を近くに配置している店は、おでんに気を使っている店です。
雨が急に降ったときスーパーに行くとお得な買い物ができる!?
節約評論家・和田由貴先生≫
雨が急にザーッと降ってきたときは、スーパーに行くとお得な買い物ができます。
スーパーは、前日の天気予報から次の日の入荷量を決めています。
雨が朝から降るとわかっている日は客足も少ないので、入荷量を少なくします。
晴れると予想した場合にはたくさん入荷します。
ところが、急に雨が降ったときは入荷した商品が売れなくなるので、値引きセールを実施します。
ほうれん草は、蛍光灯の光で栄養素が増える!?
脳科学評論家・澤口先生≫
生鮮食品で特にほうれん草の類は、蛍光灯の下で栄養素が増えます。
ほうれん草は蛍光灯の光で光合成します。
蛍光灯の波長が光合成を促し、研究的には日が経つごとに栄養素が増加します。
激安店で食品を毎日買うと太ってくる!?
疲労評論家・梶本修身先生≫
極端な安売りをうりにしているスーパーで食品を毎日買っていると太ってきます。
【フランスに住んでいる7000人のデータ】
激安店で買い物をしている人は、そうでない人に比べてお腹周りが約2.7cm太いという傾向にあります。
また、遠くのスーパーに買い物に行く人は太っています。
遠いから「いっぱい貯め買いしたい」という思いが、どか食いに繋がって太りやすいです。
脳科学の世界では「自転車で30分」が遠いの定義です。
田舎のコンビニは格好の昆虫採集場所!?
生物評論家・池田先生≫
池田先生は田舎に行くと、必ずコンビニに「虫取り」に行きます。
田舎のコンビニはすごく良い虫取りのポイントなのです。
周囲に光がないため、コンビニに様々な昆虫が寄ってきます。
Sponsered Link
p>
オープン直後の田舎のコンビニが、昆虫採集としては最も良いです。
しかし、集まってきた昆虫が死んでいき、5~6年経つと全体数が徐々に減少します。
鳥もコンビニの駐車場に多いです。
食べカスがあり、天敵も少ないからです。
台風などの災害で野菜の値段が高騰したときはチラシをチェック!?
節約評論家・和田由貴先生≫
台風や雪で、野菜の価格が値上がりします。
そういうとき、ちょっと前のチラシをチェックすると、原価を超えた野菜が載っていたりします。
チラシの入稿は2週間前が多く、突然の天候悪化に対応できません。
掲載された野菜は、価格が高騰しても2週間前の入稿時の価格で店頭に出ます。
カラーチラシよりも単色チラシの方にお得なものが載っていることが多いです。
単色チラシはコストが低い分、値段を安くできます。
また、単色チラシは目立たないため、値段を安くして目立たせようとします。
平日は主婦向けの単色チラシが多く、週末は派手なカラーチラシが多いです。
週末のカラーチラシには、ちょっと高級なお肉やウナギ、刺身などが載っています。
高価なものの横に安価なものを置くと価値を下げてしまう!?
脳科学評論家・澤口先生≫
ウナギなどの高価なものの横に安価なものを置くと、脳はウナギの価値も低く見てしまいます。
スーパーの食品の値段が上がると糖尿病が悪化する!?
疲労評論家・梶本修身先生≫
スーパーマーケットの食品の値段が上がると糖尿病が悪化します。
【アメリカ農務省の研究者が発表】
2型糖尿病患者2400人を対象に、空腹時血糖値と食品の市場価格の関係を調査した結果、食品の値段が上がると血糖値が上がるというデータがあります。
なかでも、「赤身の肉」「果物・野菜」「低脂肪牛乳」。
1リットルの低脂肪乳が36円上がると、2~3か月後には、糖尿病患者の空腹時血糖値が6%上がりました。
体に良いものの値段が上昇すると、安い物を買い、カロリーを多く摂取してしまうので空腹時血糖値が上昇します。
コンビニやスーパーで衝動買い⇒原始人に戻っている!?
生物評論家・池田先生≫
コンビニやスーパーで衝動買いをする人は、原始人に戻っています。
狩猟採集時代は、獲ったものを食べて計画性なく生活していました。
衝動買いをしてしまう人は、計画性に乏しい人が多いです。
コンビニは火曜日の朝5時に行けば新商品が買える!?
流通評論家・渡辺広明先生≫
新しいものが好きな人は、コンビニの火曜日の朝5時に行けば新しいものを買えます。
新商品は、月曜日の22時から火曜5時までに配送されることが多いです。
土日は売り上げが上がり棚が空くので、月曜に新商品が入るように整えています。
スーパーでは、人気の商品の右側に置く商品の売り上げがUPする!?
行動分析評論家・岩本武範先生≫
スーパーでは、人気の商品を左側に置き、お勧めの商品を右側に置くと売り上げがアップします。
人間は、左側から右側の方に視線が流れる性質があります。
パンコーナーの右横におススメを配置したところ、昨年の7倍の売り上げになりました。
お客さんにどうやって知ってもらうかが大事です。
サバの横にウナギを配置したところ、サバもウナギも売り上げがアップしました。
コンビニは左回りするように商品を配置しています。
左に入り口があり、入って右には雑誌コーナー。
雑誌の立ち読みをする人が外から見えると、人がいるので安心して入店します。
アメリカでは、左回りになる店舗にすると、1人2ドル以上使う傾向があります。
人間は左側に回りたいクセを持っています。
左側の視野は右脳で処理し、右脳は視覚情報の処理が上手いからです。
もやしと鶏ひき肉を見れば、スーパー全体の商品の鮮度がわかる!?
節約評論家・和田由貴先生≫
スーパーの鮮度の良し悪しを見るときには、もやしと鶏ひき肉を見るとわかります。
もやしはすぐに傷みやすく、鮮度がいいと良いスーパーです。
【もやしの鮮度の見分け方】
手の上に立てます。
きちっと立つのは良いもやしです。
肉は、細かく切れば切るほど傷みやすくなります。
ブロック肉よりも細切れが早く傷み、細切れよりもひき肉の方が早く傷みます。
肉の中でも鶏肉が傷みやすく、鶏ひき肉が最も傷みやすいです。
鶏ひき肉のドリップ(赤い汁)が少ないものは鮮度が良く、良いスーパーです。
肉を陳列する棚は特殊な蛍光灯で、鮮やかな色に見えます。
必ず売り場の棚から出して、通路の蛍光灯の色で見ましょう。
Sponsered Link
p>