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現代と意外な共通点が!江戸時代の若者文化とは? 2017年11月18日 世界一受けたい授業まとめ

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現代と意外な共通点が!江戸時代の若者文化とは? 2017年11月18日 世界一受けたい授業まとめ

2017年11月18日放送の「世界一受けたい授業」より

流行の原点は江戸にあり!?華のお江戸と若者文化

今年6月、将棋界最多の29連勝を達成し注目された最年少プロ棋士・藤井聡太四段。
その年齢は15歳。

さらに、フィギュアスケート界の若きスター・本田真凛選手(16歳)や、
高校野球で怪物と称された清宮幸太郎選手(18歳)など、様々な分野で若き天才が話題になっています。

実は江戸時代にも、彼らに負けず劣らずの天才キッズは存在していました。
「書の天才」として世間を賑わせたのは、わずか9歳の少女・玉花子(ぎょくかし)。

 

 

 

 

玉花子の才能を記した文献では、「江戸の中でも1・2を争うほどの書道の腕前」「本当に素晴らしい文字を書くものだ」と大絶賛。

江戸の若者と現代の若者の文化には、様々な共通点がありました。
水路が身近にあった江戸の人たちにとって、舟遊びは人気の娯楽でした。

中には、女性だけで屋形船に乗り、お膳にのった料理をたしなみながら、三味線や太鼓で曲を奏でる宴までありました。
お金持ちのお嬢さまだけでなく、街の女性たちも、現代でいう「クルージング女子会」を楽しんでいました。

教えてくれるのは、多摩大学客員教授・河合 敦先生(51歳)。
”流行の原点は江戸にあり!?華のお江戸と若者文化”

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江戸時代の仮装イベント

現代でいう「ハロウィン」のような、仮装するイベントが江戸時代にもありました。
お祭りの絵をよく見ると、桃太郎のコスプレをしています。

 

 

 

 

江戸時代は「豊作を祈る」という意味で、タコや大根などの仮装もしていました。

江戸時代の若者文化「ファッション」

現代の若者ファッションと言えば、原宿から世界に広まっている「kawaii文化」。
個性的な服装の若者が話題を呼びました。

江戸時代にも、最先端ファッションに身を包んだ若者がいたのです。
それが「カブキモノ」。

「ふざける」「好色である」という意味を持つ言葉「カブク」に由来しており、
普通の庶民と比べると、かなり異色なファッションでした。
現代でいう「ヤンキーファッション」に近いもので、親世代は眉をひそめるようなファッションでしたが、若者の憧れの的だったようです。

 

 

 

 

 

また、江戸時代に人気だったのが「印伝(いんでん)」と呼ばれる伝統工芸の財布や巾着。

 

 

 

 

鹿革に漆で模様付けされていることが特徴。
江戸時代に出版されて人気を博した「東海道中膝栗毛」で、印伝を身に着ける旅人の記載があり、現代に至るまで長く愛されているのです。

江戸時代の若者文化「ヘアスタイル」

現在若者に人気のヘアスタイルといえば「2ブロック」。
サイド部分をさっぱり刈り上げ、残りを長く残すスタイリングは、男性だけでなく女性にも人気で、歌手の木村カエラさんが披露して話題になりました。

江戸時代に人気のヘアスタイルも実は「2ブロック」でした。
現代のスタイルとはちょっと違うようで、刈り上げるのはなんと「頭頂部」。

 

 

 

 

 

今見ると異様ですが、これがオシャレでした。
少年のような幼さや活発さを持ちつつ、かわいらしさをアピールできると、若い女性たちの間で流行しました。

江戸時代の若者文化「トレンドの柄」

近年では「ボタニカル」「ペイズリー」「花柄刺繍」といったデザインがトレンドになりました。
江戸時代にも、今からの季節にトレンドになった柄がありました。
それは「雪の結晶」です。

 

 

 

 

流行のきっかけは、雪の殿様の異名を持つ土井利位(としつら)が、雪の結晶をまとめた「雪華図説」という本を出版したことでした。
この本により、雪の結晶が美しい幾何学模様だと知った江戸の人々は、印籠や着物など、身の回りの様々なアイテムに雪の結晶を施しました。

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江戸時代の若者文化「言葉」

現代の若者発信の言葉は、SNSを通じて瞬く間に全国に拡散されます。
最近の流行語は「まんじ」。
テンションが上がった時や写真を撮るときの掛け声など、特に意味もなく様々なシーンに使われています。

現代の若者は「素晴らしい」「スゴイ」を「やばい」と言いますが、江戸時代でも「素晴らしい」と言うときに「こいつは日本だ!」と言いました。
日本一という言葉がありますが、それが縮まって、「日本だ」が「素晴らしい」という意味になったとされています。

江戸時代の若者文化「娯楽」

現代の若者の遊びと言えば、携帯ゲームやテレビゲームが主流です。
江戸時代の遊びは、体と知恵を使ったものでした。

主に好まれていたのは、将棋・囲碁・すごろくといった「盤上遊戯」と呼ばれるものです。
特に、カラフルな絵を使った「絵すごろく」が人気で、テーマは江戸の名物や東海道五十三次などバラエティー豊かでした。

若い男性の間では、山や河原などから大きな石を神社などに持ち寄って、誰が一番重い石を持ち上げるかを競う「力石」が人気でした。

 

 

 

 

 

今でもいろんな神社に力石が残っていて、最高で200キロぐらいを持ち上げた記録があります。

絵を組み合わせて文字にする「判じ絵」も人気でした。
歯の下に猫がさかさまになっていて「はこね」。

 

 

 

 

目を擦っているので「するめ」。

 

 

 

 

右上に象、左下の金太郎は上半分なので「ぞうきん」。

 

江戸時代の若者文化「グルメ」

現代の若者に人気のグルメと言えば、パンケーキやクレープといったスイーツ。
甘いものと新しいものに目が無い若者たちが「並んででも食べたい」と行列を作っています。

江戸時代に人気だったスイーツは、「桜餅」や「金つば」。

 

 

 

 

現代でも広い世代に愛される日本を代表する和菓子です。

江戸時代の若者に人気だった飲み物「冷や水」は、砂糖水に白玉が入っていました。
井戸から汲みだした冷たい水に白玉団子と白砂糖を加えたもので、川辺でデートするカップルに人気でした。
白玉に紅を混ぜて紅白にした、めでたい冷や水もありました。

さらに子どもに人気だったのが「文字焼き」。
小麦粉の生地で文字を書いて焼くもので、文字焼きがもんじゃ焼きの語源になったとも言われています。

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