フジテレビ ドラマスペシャル「眠狂四郎 The Final」主演:田村正和 あらすじ&キャスト
フジテレビ系列
2018年2月17日(土)21時~23時10分
原作
柴田錬三郎(「眠狂四郎無頼控」新潮社刊)
脚本
齋藤雅文
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みどころ
1972年に放映されたドラマですから、今から46年前のこと。
それから田村正和さんと言えば「眠狂四郎」で、円月殺法のモネマネが有名でしたね。
1994年からの「古畑任三郎」以降、田村さんと言えば古畑のモノマネになっていきました。
ハリウッドザコシショウも、田村さんがいなかったらR-1はとれなかったかも知れません。
コメント
田村正和
Q:この企画を聞いて
「ここは(東映京都撮影所)、大正14年に親父がつくった撮影所で、自分もこの撮影所の近くで産まれました。
そういったゆかりのある場所で時代劇を撮影できるということで今回のお話を受けました」
注)東映京都撮影所の前身は田村の父、坂東妻三郎が開設した坂東プロ太秦撮影所であるQ:台本を読んだ感想は
「狂四郎というのは自分の出生に大変なコンプレックスを持っている男なんですけど、今回少しだけ明るい光が入ってくるような部分もあります。
あと大詰めの立ち回り、円月殺法の撮影は、3日ほどかけて撮ったので大変なスケールでお届けできると思います」Q:眠狂四郎に対する思いは
「柴田錬三郎原作『岡っ引きどぶ』に出させていただいた時に先生が“狂四郎は田村にぜひやらせたい”とおっしゃっていただいたことがきっかけで、演じることになったんです。
その時はまだ20代後半だったと思うんですけど、“40、50代になった正和くんの狂四郎はもっとよくなるよ”とおっしゃっていただきました。
それからスペシャルで4本撮影させていただきました。
やはり原作者から指名していただいて演じるということは光栄なことですよね。
その時から公私にわたってお付き合いさせていただきましたので、僕にとって『眠狂四郎』は大事な作品です」Q:柴田先生が今作を見たら何とおっしゃると思いますか?
「そうですね、“40、50代の狂四郎が良いよ!”って言われましたからね。
70代の狂四郎を見たら何とおっしゃるのか不安だったので撮影前に先生のお墓参りをしてきましたが、“良いんじゃない”って喜んでましたよ。
先生のお嬢さんにも“現代劇を見ていると最後にもう1回くらいできるんじゃないですか?”と言われたので“よし、やろう!”という気持ちにはなりましたよね」Q:視聴者へメッセージをお願いします
「見どころは、この歳でもこのくらいできるところかな(笑)。
半分オリジナルだけど今日の世界に生きる狂四郎に光がさして最後には大きな対決が待っている。
素晴らしい映像と共にお届けできると思います。
時代劇はお年寄りにはたまらないと思うだけど、今作は若い人にも見てほしいね」また共演者も豪華俳優陣が集結!
文字若役を演じるのは名取裕子。
常盤津の師匠で、狂四郎を慕い、献身的に世話をする役どころ。名取裕子
Q:『眠狂四郎』にご出演、また台本を読まれた感想
「今回ファイナルとなっている作品に出演できて光栄です。
2度目の出演ですが、狂四郎に一途に思いをよせるかわいいところのある女性だな、と。
彼の出生の秘密も今回はポイントですよね!」Q:文字若を演じるにあたっての役づくりについて
「常盤津師匠となっていましたが、まさか本当に三味線と唄があるのにはびっくり!!
艶と色気のある江戸前の気風のよさを出すのが難しかったですね。
そして、ラストの変身も!!」Q:時代劇に出演する際に心がけていること
「時代劇でもカメラや照明、編集など、新しい技術がどんどん入ってきて、それに伴いカツラや衣裳など細かいところも写りこむので、若いスタッフの技術とアイデアをたくさん借りることでしょうか…」Q:田村正和さんと今回共演してみての感想
「いつも無口で静かな田村さんですが、殺陣になると青い炎のようにきらめいて、まさに狂四郎です。
でも、どんな時も、全方位スキなくかっこよくて美しく、そのまま文字若の気持ちで目が ?(ハート)になります!」そして老中の水野越前守の配下・加賀美耀蔵を演じるのは椎名桔平。
狂四郎と同じく円月殺法の使い手で狂四郎と相まみえる最強の敵となる。
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p>椎名桔平
Q:『眠狂四郎』にご出演、また台本を読まれた感想
「台本を読んで、主人公はもとより登場人物像の造詣が深く、ケレン味の利いた物語だと思いました。
それに加えて家族の絆を強く感じさせる、すてきな作品に仕上がる予感を感じました」Q:加賀美耀蔵を演じるにあたっての役づくりについて
「この人物は、ある大きな秘密を抱えているので、人物像を多面的に組み合わせなければその魅力を引き出せないなと。
信頼する山下監督とイメージをすり合わせながら作っていきました」Q:時代劇に出演する際に心がけていること
「時代劇への出演は少ない方なので、出演する時には所作や殺陣をしっかりと学ぶ姿勢を心がけています」Q:田村正和さんとの共演について
「役者を目指してから大きな影響を受けてきた大先輩。
共演どころか、お会いするのも初めてだったので、初日を迎えるまでは落ち着きませんでした。
連日撮影をご一緒させてもらう中で、田村さんならではの演技を直に感じることができたのは、今後の役者人生の中で大きな財産となるでしょう」
[出典:ドラマスペシャル『眠狂四郎 The Final』(とれたてフジテレビ > www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170602-i175.html ]
コメント
吉岡里帆
出演を聞いた時の感想
「私の祖父母が時代劇好きで、父が歴史好きなこともありつつ、私自身やっと念願の時代劇に出演できるという喜びでいっぱいです。
また京都で撮影出来るのもうれしかったです。
私は撮影所の近くの太秦で育ち、18歳のころ、エキストラとしてお世話になったこともありました。
その時は“いつかちゃんとセリフを言いたいな”と憧れていたので、自分のセリフを持って、自分の役を担って帰って来られてとてもうれしいです」田村正和さんとの共演について
「田村さんとご一緒できると聞いて、とても驚きました。
今回出演するにあたって(市川)雷蔵さんの作品から拝見させていただいたのですが、『眠狂四郎』というこんなに長年愛されている歴史小説の作品の中に自分も入れて頂けるかと思うと不思議な気分です。
田村さんは、私の中では“生きるレジェンド”と言いますか、“本当に実在されるんだろうか?”と思うくらいの銀幕スターという存在です。
そんな田村さんのお芝居をそばで見られること、眠狂四郎として存在していらっしゃるお姿を拝見できることは、役者としてとても貴重な経験で、一生忘れることのない時間を過ごしているんだろうなとかみ締めています」自身の役どころについて、演じる上で気をつけたこと
「私が演じる操は、武家の娘さんなので、すごく活発で芯がしっかりしていて筋が通った、まっすぐで凛とした女性だと思います。
しかも頭がよくて 人の心をしっかり読み取ろうとする温かい心を持ち合わせているのですが、実は父の教えに縛られていると感じました。
今までの時代劇ではあまり見ない新しい風が吹くような女性ととらえて演じました」時代劇を演じる難しさについて
「やはり時代劇の所作はとても難しく、先生に横について頂き、1シーン、1シーン丁寧に撮影しました。
仕草やそぶりは役の延長線上にないといけないと思っているので、表現がとても難しかったのですが、微妙な機微やニュアンスは撮影しながら日本人が忘れかけている仕草やあり方を学ばせていただきました」視聴者へのメッセージ
「この作品は、当時の宗教や差別のある世界で生きてきた人たちの“叫び”や言葉にして発せられなかった繊細な思いが詰まっている切なく、そして求心力のある作品です。狂四郎が長年抱えてきた想いが今作でこぼれ落ちるのではないかと操からみていて思います。ぜひ見て下さい」加藤達也(編成企画)
「今回、吉岡里帆さんに演じていただいた操というキャラクターは、いわば光と闇を同時に内包するような女性です。
吉岡さんのもつ聡明さと、可憐さ、それでいて、お芝居をすると変幻自在に雰囲気が変わるミステリアス面もある、吉岡さんしかいないと今回はオファーさせていただきました。
孤独の中で生きる狂四郎に初めて、光が差し込み希望をもたらすような女性でもあり、同時に自身も何か得体の知れないものを抱えている。
そんな複雑な役所を吉岡さんは見事に演じてくださいました。
撮影現場でも田村さんとのお芝居の呼吸もぴったりで、その掛け合いにも注目していただければと思います」
[出典:ドラマスペシャル『眠狂四郎 The Final』(とれたてフジテレビ > http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2018/180121-i029.html ]
あらすじ
眠狂四郎は柴田錬三郎の豪剣小説の主人公。
1956年から「週刊新潮」で連載がスタートし、幾度となく映画やテレビでシリーズ化され人気を博してきた。これまで何人もの名俳優たちが眠狂四郎を演じてきたが、その中でも異才を放っていたのが1972年~73年の連続ドラマで主人公を演じた田村正和。
田村が演じる狂四郎は、武家社会の醜さや町人世界のあくどさを嫌悪しながら、彼の腕や美貌を利用し、甘い汁を吸おうとする悪徳大名や商人に正義の剣をふるうその姿は当時世間の注目を浴びた。
そしてフジテレビ系列の制作ではおよそ半世紀の時を経て「田村正和×眠狂四郎」が復活する!今回の『眠狂四郎 The Final』では、複雑な生い立ちを持ち、伝説の剣を操る孤高の眠狂四郎が、江戸に戻り自らの出生や運命に立ち向かう!
そして相対するのはシリーズ史上最強の敵!その剣豪は、狂四郎と同じく円月殺法を使う妖術の使い手・加賀美耀蔵(かがみ・ようぞう)だった。
果たして狂四郎は最強の敵を前にして、自らの残酷な運命を切り開けるのか!?
[出典:ドラマスペシャル『眠狂四郎 The Final』(とれたてフジテレビ > www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170602-i175.html ]
キャスト・登場人物相関図
眠狂四郎……田村正和
操……吉岡里帆
金八……八嶋智人
松平主水正……津川雅彦
文字若……名取裕子
加賀美耀蔵……椎名桔平
他
[出典:ドラマスペシャル『眠狂四郎 The Final』 とれたてフジテレビ www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170602-i175.html ]
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