東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ オトナの土ドラ「犯罪症候群」主演:玉山鉄二×谷原章介×渡部篤郎
フジテレビ系列
WOWOW
シーズン1(フジテレビ系列・オトナの土ドラ) 2017年4月8日(土)放送スタート
毎週土曜よる11:40(全8話)
シーズン2(WOWOW) 2017年6月11日(日)放送スタート
毎週日曜よる10:00(全4話)※第1話無料放送
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原作
シーズン1:貫井徳郎 「失踪症候群」「誘拐症候群」(双葉文庫刊)
シーズン2:貫井徳郎 「殺人症候群」(双葉文庫刊)
【コメント】
症候群シリーズ映像化の話はこれまでいくつもありましたが、すべて実現しませんでした。お茶の間で見るドラマとしては、テーマが重すぎるせいでしょう。
それを今回、果敢にも実現させようという制作スタッフの意気込みに打たれました。おそらくは、見た人の胸にいつまでも刺さって残り続けるドラマになるのではないでしょうか。
加えて、芸能界の第一線で活躍し続けている豪華なキャストに集まっていただき、原作者としてこれほど嬉しいことはありません。今はただの一視聴者となって、ドラマの放映を心待ちにしているところです。
[出典:WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 犯罪症候群(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/hanzaishokogun/ ]
脚本
篠﨑絵里子、谷口純一郎
「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 犯罪症候群」4月8日スタート!
みどころ
原作は、累計45万部を越える貫井徳郎さんの3部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」。
シーズン1、シーズン2と主役が入れ替わります。
シーズン1の主役は玉山鉄二さん。
早くに両親を亡くし、親代わりに可愛がってきた妹を殺され、心のうちの復讐心に苦しみながらも復讐を選ばず、妹のような犠牲者を二度と出さないように、犯罪を追い続けようと決意する武藤隆を演じます。
シーズン2の主役は谷原章介さん。
殺された恋人は、親友・武藤の妹であり、一線を越えた復讐に囚われていく鏑木護を演じます。
そして、警察として表立って動けない事件を処理する《裏稼業》ともいえる「特殊任務」を指揮する環敬吾を演じるのは渡部篤郎さん。
渡部さんは以前、テレビ朝日のドラマ「天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-」で、司法取引をする天才弁護士の役をやっていました。
アメリカでは認められている司法取引、現在の日本ではまだ認められていませんが、将来的には導入されるようです。
メリットもあればデメリットもある制度だけに難しい問題なのだと思います。
このドラマでは、事件解決のためには手段を選ばない非常な男を演じます。
ドラマのテーマは「復讐の是非」。
江戸時代で言う「仇討ち」「敵討ち」ということになりますかね。
なんとも見ごたえのあるドラマの予感です。
あらすじ
【シーズン1(前半)あらすじ】
ある夫婦の5歳になる娘が誘拐された。
犯人からの要求は、身代金500万円。
娘の命が500万?
5000万ではなく?
「警察ニ知ラセタラ、娘サンニハ二度ト会エマセン」
500万円なら貯金を崩せば払えない額ではない。
夫妻は犯人の指定通りに500万円を支払う。
程なくして娘は家に帰ってくる。
しかも、怯えた様子は全くなく「お姉さんと遊んでいた」のだという…
警察を辞めて1年、生活のため探偵事務所で浮気調査をしていた武藤隆(玉山鉄二)に電話が入る。
それは、少額の身代金を要求し確実に儲ける『小口誘拐』を秘密裏に調査してほしいという、警視庁人事二課の環敬吾(渡部篤郎)からの特命だった。
警察官として犯罪捜査には二度と関わらないと決めていた武藤だが、環の言葉が突き刺さる。
「犯人グループは未成年者の集団だという結果が出ています。未成年者の犯罪をこれ以上増やしてはいけない。妹さんを未成年者に殺害されたあなたならお分りでしょう」1年前、武藤の妹は中学生に殺された。
少年法に守られて正当な捌きは期待できない…ならば自分の手で…。
武藤は自らの手で犯人を殺し復讐することを決意、しかし、犯人は自殺してしまう。
やり場のない怒りと絶望に吠える武藤。
その時、武藤をいさめてくれたのが鏑木 護(谷原章介)だった。
武藤の妹と結婚を控えていた鏑木もまた心に大きな傷を受けていたが、警察官を続け、悪を捕えることで悲しみを乗り越えようとしていた。
「復讐は忘れて残された家族のために生きろ」と語りかける鏑木だが、武藤は犯人を自らの手で殺そうとした『復讐心』を抱えたまま警察を続けることに耐えきれず、警察を辞める。
武藤の妻、雅恵はそんな武藤の苦しみを理解し、支えてくれている。
しかし、中学生の娘、真梨子は仕事を辞めた父・武藤を無視するようになっていた。
武藤が心の中にある「獣」に苦しめられていることなど、娘は知る由もなかったのだ。家族のため、生活のためならばと心を決めた武藤は、環の依頼を受けることに。
すでに警察を辞めているため、ルポライターに扮して小口誘拐の被害者に接触し、調査を進める。
事件の背景に見えてきたのは、自らを“ジーニアス”と名乗り、自らを認めてこなかった社会への復讐を誓い綿密な誘拐犯罪計画を立てる犯人と、母の介護に疲弊し心の隙間を利用された一人の女性の姿…。
正式な警察の捜査をした方がいいのではないか、環にそう進言する武藤だが、環は武藤の家族を監視、弱みを握り調査を続行するよう脅しをかけてきた。
犯罪撲滅のためなら仲間でさえも犠牲する、あまりにも冷徹な環。一方同じころ、警視庁では、小口誘拐の捜査本部が解散させられていた。
捜査にあたっていた鏑木は、まだ大勢の被害者がいるはずだと食い下がるが聞き入れられない。
諦めきれない鏑木は独自に捜査を進めようとするが、そこには小口誘拐の調査を進める武藤の姿が。
警察を辞めたはずの武藤が何故捜査を…?
さらに、今後同じような誘拐事件が起きた場合はすべて人事部の環が担当するとの命令まで下される。
警視庁内で怪しい動きをする環を警戒した鏑木は武藤に忠告する。鏑木「武藤。環から離れろ。あいつは手段を選ばない。家族ごと、壊されるぞ」
環「武藤は優秀な刑事でした。国民の血税で訓練を受けさせたんです、たかが妹一人殺されたくらいで無駄にするわけにはいきませんよ。あの男を利用しない手はないんです」
はたして、心に「獣」を宿したままの武藤の運命は…
[出典:WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 犯罪症候群(WOWOW > http://www.wowow.co.jp/dramaw/hanzaishokogun/ ]
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キャスト・登場人物相関図
武藤 隆(むとう たかし)37歳……玉山鉄二
Season1主役。
妻と娘がいる。
一年前、親代わりにかわいがっていた妹を殺害されてしまうが、犯人は未成年者だったため、相応の罰を受けることなく社会復帰できることに。
そんな犯人に憎悪を燃やした武藤は、いっそ自らの手で殺そうと思いつめる。
結局、犯人は自殺してしまったが、武藤は自分の中に人をも殺しかねない『獣』がいたことに恐怖し、『獣』を封じ込めるために警察を辞め「復讐をしない」道を選ぼうとする。
しかし、一年後、生活のために調査員をしていたところ警視庁人事課の環からとある未成年者犯罪の捜査を依頼され再び犯罪捜査に身を置くことに。
だがそれは、時には超法規的手段を使ってでも犯罪者を逮捕することが要求される警察の裏稼業であった。
【コメント】
原作の第1作が発表されてから20年以上経つそうですが、小説の中で起きる事件は現代で起きてもおかしくないものばかり。
まるで“予言の書”のような物語だと思いましたし、僕は常に「心に突き刺さる作品に出たい」という思いがあるので、「犯罪症候群」に主演させていただけることに喜びを感じています。
東海テレビとWOWOWの共同製作ということに心強さを感じつつ、谷原さん、渡部さんこの3人だからこその説得力や大人の魅力を出して、見応えのある作品を届けられたら、と思っています。
鏑木 護(かぶらぎ まもる)42歳……谷原章介
Season2主役。
捜査一課の刑事。
表面上は飄々とした明るい男。
武藤の先輩であり、刑事としても男としても、深い信頼と友情で結ばれている。
殺された武藤の妹は、実は鏑木の恋人でもあり、鏑木もまた心から愛した女性を未成年に殺害された過去を持っていることになる。
しかし、鏑木は、刑事の仕事に打ち込むことによってその過去を乗り越えようとしており、復讐心に苦しむ武藤を諌め、忘れろと説く。
シーズン1では、「復讐なんかして何になる」と武藤を諌め続ける鏑木だが、シーズン2では、実は鏑木自身、裏で、復讐という地獄にはまっていた。
【コメント】
この度「犯罪症候群」に参加させていただくことになりとても興奮しています。
今回の作品は、罪を取り締まる側のモラルが試されます。
同じ罪に相対した時登場人物たちは各々違った向き合い方をしていき、そこに人間の切なさ、業のようなものを感じます。
初めての東海テレビとWOWOWとのコラボレーション。それぞれのフィールドをまたがる事で、連続していても色の違いは出てくると思います。
それを味わい、楽しみながら物作りをして行きたいと思います。
環 敬吾(たまき けいご)48歳……渡部篤郎
警視庁人事二課に所属、優秀だが私生活も前歴も不明な謎の男。
実は、刑事部長から極秘で特命を受け、警察が表立って動けない事件を退職した元警察官を使って超法規的手段で捜査している。
自責の念で警察を辞めた武藤にも救いの手を差し伸べるような表向きの顔とは別に、捜査のためなら手段を選ばぬ冷酷さを持つ怪物のような男。
部下の弱みや家族関係でさえも、利用できるものは徹底的に利用する。
国や社会を守り、結果的に多くの人間を守るためには、多少の犠牲が出ることを厭わない。
だが、その冷徹さはすべて正論でもある。
【コメント】
今まで映画、ドラマにならなかったのが不思議なくらいです。
素晴らしい原作の映像化は原作のファンの方々の期待を背負う、大変プレッシャーのかかる事だと思います。
プロデューサーの原作に対する思いも聞かせて頂きました。
今回、私も作品作りに参加させて貰う事になり、心より感謝しております。
田村 公平(たむら こうへい)……甲本 雅裕
磯村 咲子(いそむら さきこ)……ミ ム ラ
【コメント】
便利になるほどある面では複雑化の進む今の世の中。
巻き込まれたことも気づかぬ内に犯罪に加担している、という状況をリアルに感じました。
孤独な介護など、現代を色濃く映した作品なので、丁寧に演じたいと思います。
武藤 雅恵(むとう まさえ)……鶴田 真由
【コメント】
台本を読んでいると、目の前に起こっている事件とその裏に複雑に絡みあっている仕掛けにどんどん引き込まれていきます。
私の役は、その複雑な渦の中にどんどん巻き込まれていく夫を少し離れた場所から愛情深く見守る妻の役です。
心に翳りを持っている人たちの中で唯一、心が健康な人のように思いました。
武藤 真梨子(むとう まりこ)……桜田ひより
【コメント】
最初に台本を読んだとき、ハラハラドキドキして、早く撮影したい!と思いました。
私もいま反抗期真っ只中で、真梨子ちゃんの気持ちはよく分かります。等身大の真梨子を、一生懸命演じたいです。
お父さん役の玉山さんとはまだお会いしたことがないのですが、優しい印象なので、一緒にお芝居するのがとても楽しみです。
後半にかけての真梨子の変化にも注目してください!
ジーニアス……要 潤
【コメント】
歪んだ正義を降りかざす役はこれまでにも何度となく演じさせて頂きましたが、これほど奇妙な思想を持った役は初めてかもしれません。
自分とのギャップを良い意味で感じながら、想像の世界でしっかりと演じて行きたいと思っています。
これから撮影に入るのがとても楽しみです。
桜井 秀人(さくらい ひでと)……相島 一之
高梨 道治(たかなし みちはる)……竜 雷太
(出典:WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 犯罪症候群 WOWOW http://www.wowow.co.jp/dramaw/hanzaishokogun/)
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