フジテレビ「民衆の敵～世の中、おかしくないですか!～」主演：篠原涼子 あらすじ＆キャスト
フジテレビ系列
2017年10月23日(月) スタート
毎週月曜 21:00～
脚本
黒沢久子（『東京女子図鑑』『お父さんと伊藤さん』『キャタピラー』他）
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主題歌
AAA「LIFE」(avex trax)
【公式】新月9ドラマ『民衆の敵』10月23日（初回15分拡大）スタート！！特報動画！！
みどころ
突然の衆議院選挙となってしまい、このドラマにとっては吉なのか凶なのかはわかりませんが…。
月9ドラマ初主演という篠原涼子さんには頑張ってもらいたいです。
佐藤智子役 篠原涼子 さん
Q 今回は“月９”で政治を扱うことになりました。
「そうですね。月曜日の夜９時枠への出演と伺った時に、普通はLOVE的な要素が入っている作品が多いなか、今回はそれがないので、ちょっと硬いドラマになるのかな？と、思いました。ですので、台本にも硬い要素はあるんですけど、現場ではご覧になられるみなさんの年齢層などを考えて、硬さを少し柔らかく変化させて幅広いみなさんに見やすいドラマにしようというところから収録がスタートしました」Q 演じられる佐藤智子は政治家を目指しますが…。
「基本的に私が演じる智子は政治をよく知りません。私も同じです。台本には専門用語もたくさん出てきますし…。智子は夫や子供もいて、主婦をしながら働いているんですけど、政治家になろうと思ったのは子供のために今よりお金がもらえるからなんです。お金が目的ではなく、子供の幸せのためにお金が必要と思ったんです。智子自身が有名になりたいとかでもありません。私自身も現在も仕事を続けているのは、自分の子供に私の背中を見てもらいたいと思っているからです。意識的には智子とあまり変わらない気持ちで演じられる感じです」Q ドラマタイトルに“世の中おかしくないですか！？”とありますが、篠原さんご自身がそのように思うことはありますか？
「実際の政治の世界にもいろいろと問題が出ているようですね。私は難しいことはよく分かりませんが、変な問題もたくさん出ています。そちらの方がニュースやワイドショーを見ている方たちに共感されやすいので扱われる量が多くなっている気がします。それより、もっと大切なことを追求した方が良いかな、と。ともすればくだらないことばかりが話題になってしまうことが“おかしくないですか！？”と、思います」Q ドラマでも“世の中おかしくないですか！？”が描かれますね。
「はい、全体を通して描かれています。世の中の人がどれだけ“おかしい”と思うかはわからないですけど…。東京とか都会の政治は違うのかもしれませんが、地方…私も地方の出身ですので、実家の周囲の方々の話を聞いたりすると、今回の台本には同じような題材があります。そんな共感を得られる作品になっていると思います」Q 智子には高橋一生さん演じる藤堂誠という政治家がライバルとして登場しますね。
「高橋一生さんは役者さんとして器用な方ですので、藤堂と智子のライバル感を上手く表現してくださると思います。ただ、１話や２話ではまだライバル感があまり出てきません。３話以降で、藤堂の生き様や人間模様、ちょっと可愛らしい部分がたくさん出てきます。その上で、智子への裏切りなどが出るとドラマを見ているみなさんにも響くのではないでしょうか」Q 智子は“しあわせになろうね！”をスローガンに立候補します。もし、篠原さんが同じスローガンで立候補するとしたらどのようにしますか？
「みんなが毎日笑って過ごせること…ですね。そのためにどうすれば良いか？ は、わかりません。漠然としてはいますが、本当に悩み事を抱えている方はたくさんいらっしゃいます。もちろん、悩みながら過ごすのも大切な時間になる事もありますが…。お金、イジメ、病気…悩みの根本的な問題はそれぞれに違います。でも、ひとつひとつの問題に向き合える政治家の方がいれば良いな…と、思います」Q 撮影も進んでいますが、共演者のみなさんの印象は？
「みなさんキャラクターが濃く、しっかりした方たちなのですごくぜいたくな現場だと思います。そんなみなさんと一緒に仕事が出来るのはとても嬉しいです。斎藤（司・トレンディエンジェル）さんはいつもテレビで拝見する時と同じような感じで（笑）。何か面白いことやって？と、無茶振りすると、なかなかに面白いことをやってくださいます（笑）。現場が笑いの渦になって、ほんわかさせてくださいます。石田（ゆり子）さんも柔らかい方なんですけど、時々吐く言葉に毒舌が含まれていて（笑）。そのギャップが私は大好きです。すごく可愛らしくて親近感が湧くんです」Q 智子の夫、公平役の田中圭さんたちは？
「田中さんはとても感性が鋭い方で、一緒に演じていると私も演技が上手になっていくような気がしてしまいます。すごく引っ張ってくださるんです。家族のシーンではアイデアをたくさん出してくださるので、温かい雰囲気が出せていると思います。ともすれば、これで佐藤家は十分に幸せじゃん！と思ってしまうほど。古田（新太）さんは、あのままで…ちょっと強面な感じですが、突然ニヤリとされる表情が面白かったり、逆にもっと怖かったり（笑）。大物政治家役の味になっていて、とてもしっくりします。一生さんは収録合間にあまりしゃべらない方だと思っていたんです。でも、ツボにはまった話題になるといきなり、もういいです！というぐらい話し始めるんです（笑）。前田（敦子）さんは、いらっしゃるだけで華があるんです。彼女が帰っちゃうといきなり華がなくなる！みたいな？（笑）。現場にいる男性はみんな見ていますね。余（貴美子）さんはせりふがなくても顔で表現してしまうぐらいの方。それは古田さんも同じで、私がたくさんせりふを喋ったのに最後には表情だけで全部を持って行かれてしまう感じです（笑）。千葉（雄大）くんもがんばって演じてくれています。これからが楽しみになる役者さんです」Q ドラマの見どころをお願いします。
「智子のように子供のためとはいえ、そんなに簡単に政治家になれるとは思いません。でも、ウソをつくことなく、誠実にがんばって生きようとする智子をご覧になるみなさんに共感していただければうれしいです。また、もし政治家の方がこのドラマを見てくださったら、智子のようでなくてはいけないよね…と少しでも感じて頂ければ良いですね。とはいえ、見どころは全部です！最初から最後まで楽しんで頂けると思いますし、台本にはない細かいところも現場でふんだんに取り入れていますので、隅から隅までご覧いただければと思います」
[出典:インタビュー 佐藤智子役 篠原涼子 民衆の敵～世の中、おかしくないですか!～（フジテレビ > http://www.fujitv.co.jp/minshuunoteki/interview/interview_01.html ]
あらすじ
第一話
佐藤智子（篠原涼子）と公平（田中圭）夫婦は、息子の駿平（鳥越壮真）と3人で手狭な団地住まいとはいえ、温かくごく平凡で幸せな家庭を営んでいた。
しかし、智子はもっと幸せになりたいと思っている。
駿平に本物のステーキを食べさせてあげたい。
駿平の保育園送迎に電動自転車を…という、ささやかなぜいたく。
だが、佐藤夫婦はどうにも仕事が長続きしない。
理不尽な業務などについ逆らってしまい、すぐに解雇されてしまうのだ。
そしてある時、夫婦同時に仕事を失うことに…。パソコンのサイトで新しい職場を探す智子だが、なかなか見つからない。
そんな時、智子はふと“市議会議員”と検索。
ニュースで政治活動費を不正流用した市議会議員を見たからだ。
すると、智子が暮らすあおば市の議員当選率は8割以上と知る。
智子の職探しより高確率で議員年俸は智子には夢のような額。
すぐさま智子は公平に立候補宣言する。出馬に必要な供託金として貯金を引き出した智子夫婦は選挙管理委員会で立候補の手続き。
だが、すでに選挙戦は始まっていた。
素人候補の智子と公平は現市議会議員・磯部真蔵（笹野高史）の選挙演説を見学。
すると、磯部の発言はウソばかりだと憤る女性がいた。
駿平の保育園のママ友・平田和美（石田ゆり子）だ。
智子が自らの立候補を伝えると、和美はあきれて立ち去る…。
選挙には磯部のほかにも、政治家一家の藤堂誠（高橋一生）ら、一癖も二癖もありそうな候補者が名を連ねる…。
[出典:ストーリー 民衆の敵～世の中、おかしくないですか!～（フジテレビ > http://www.fujitv.co.jp/minshuunoteki/story/story_01.html ]
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キャスト・登場人物相関図
佐藤智子……篠原涼子
主婦。夫と保育園に通う子ども一人の３人家族。両親が次々に失踪し、自暴自棄になり高校を中退。決して両親のようにはなるまいと真面目に生きてきた。バイト先で知り合った夫と結婚するも、フリーターの夫は転職を繰り返し、智子がパートで家計を助けることに。しかし、そんな智子も会社のルールに納得がいかず、逆らってクビに…。
そんな中、彼女が目にしたのは市議会議員の高額報酬。“高額報酬＝家族の幸せ”と、猪突猛進する智子は、市議会議員に立候補することを早くも決意する。
藤堂 誠……高橋一生
智子と選挙戦で議席を争うライバル。誠は代々続く政治家一家の次男として「恵まれた」環境で育ち、ゆくゆくは総理大臣も夢ではない。まさに智子とは相対する市政のプリンス。政治家になんかなりたくないと思った時期もあったが、敷かれたレールの上から外れることができなかった。そんな自分と葛藤し、悩んできたが、次第にゆがんでいき、誰も知らない裏の顔を持つように…。
犬崎和久……古田新太
一癖も二癖もある市議会のドン。犬崎は長年、市議会議員を務め、議会や経済界に太いパイプを持っている。自らはリーダーにはならず、陰で人をコントロールし、最大会派の犬崎派を形成。最初、篠原演じる佐藤智子の存在は眼中にもなかったが、次第に考えが変わっていく。
小出未亜……前田敦子
元グラビアアイドル。犬崎の勧めで市議会議員選挙に立候補。元グラドルというだけあってＳＮＳを得意としている。
岡本 遼……千葉雄大
父親の借金で夜逃げ同然で去った街に、勝ち組として戻ってきた。必死に勉強し、政治の知識を得た苦労人は、市議になるも勉強不足の智子に対し、イライラしている。
園田 龍太郎……斎藤 司（トレンディエンジェル）
代々農家の園田家３人兄弟の長男。何事にも自主性がなく、すぐ人に頼る性格。大学進学するも、長男として家業の農家を継ぐことに。しかし、周りの農家に担ぎ上げられ、市議会議員選挙に出馬し…。
若宮 寛……若旦那
犬崎の私設秘書で、犬崎に忠誠を尽くす、義に熱い男
望月 守……細田善彦
河原田市長の秘書。市長の政治理念の実現に向け、長年、右腕となって支えている。
莉子……今田美桜
デリヘル嬢。明るく天真爛漫にその仕事をこなしているようであるが、人知れぬ悩みを抱いている。
河原田 晶子……余 貴美子
クリーンなイメージと、アメリカ仕込みのディベートのうまさ、洗練された魅力で圧倒的な人気を誇り見事、市長に当選。女性からは憧れの存在で、市議会のドン・犬崎との対決姿勢を打ち出し、あらゆる利権の撲滅に乗り出す。
前田 康……大澄賢也
犬崎派のベテラン市議会議員。犬崎派と対立する市長派に刃向かう急先鋒。ある出来事から、智子と因縁を持つことに…。
佐藤公平……田中 圭
智子の夫。公平の一目ぼれで猛アタックが実り、結婚。現在は子どもと３人暮らし。優しいがゆえ、常に人の気持ちをおもんばかり、気疲れを起こしてしまう性格。市議会選挙に立候補した妻である智子を、“イクメン”パパとして全面バックアップする。
平田和美……石田ゆり子
新聞社に勤める元政治部記者。しかし、40歳を迎え、一人娘を出産してから環境が変わってしまう。育児休暇後、優秀な記者であったが事務職へ配属されてしまう…。ここで仕事をやめたらキャリアが終わってしまうため、「できる女」を演じる。そんな時に保育園のママ友である智子が立候補すると聞き、彼女の行動力と求心力を見るうちに応援するようになる。
[出典:相関図 民衆の敵～世の中、おかしくないですか!～ フジテレビ http://www.fujitv.co.jp/minshuunoteki/chart/#a]
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