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林修 初耳「黒豆のゲン担ぎが今と昔では違う!」

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林修 初耳「黒豆のゲン担ぎが今と昔では違う!」

2017年3月5日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」より

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黒豆のゲン担ぎが昔は違っていた!?

和食の盛り付けには、縁起を担いだ食材を盛り込むというもてなしがあります。
鯛……「めでたい」
昆布…「よろこぶ」

なかでも、祝い肴として大切にされているのが黒豆。
「(黒豆のゲン担ぎは)マメに働き、いつまでも若々しく」といういわれを持つ縁起の良い食材です。
しかし実は、黒豆の縁起のいわれは今と昔では違うのです。

いわれが違っていた理由とは!?

今と昔では、縁起の良さのいわれが変化していました。
それは、黒豆の見た目が、今と昔では別モノだったからです。
そこには、料理研究家の土井善晴先生の父、土井勝さんが大きく関係していました。

昔の黒豆は、見た目がシワシワでした。
現在は、張りのあるツヤツヤした見た目から「いつまでも若々しく」といういわれを持ちますが、昔はシワシワの見た目から「シワが寄るまで長生き」だったのです。
では、なぜシワがなくなったのでしょうか?
シワが寄らない調理方法を考えたのが、土井勝先生だったのです。
土井勝先生は、黒豆の煮方を世間に無償で広めました。
初代家庭料理の神様・土井勝先生が、15年かけて考案したのが「シワの寄らない黒豆の煮方」でした。

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昔の調理法は

【シワが出来ていた昔の調理法】
水で一晩戻した後、柔らかく煮た黒豆に調味料を入れるというもの。

土井勝考案「シワの寄らない黒豆の調理法」

お湯を沸かしたら、先に調味料を入れます。
ここが一番のポイントです。
水ではなく、調味料を入れたお湯で黒豆を戻します。
砂糖を入れるとか醤油を入れるとか、急激な変化が一番、豆の皮を引き締めます。
それがシワが寄りやすい原因だったのです。
最初から調味料の入ったお湯で戻して煮れば、その後の調理で急激な変化が起きません。
これが、黒豆のゲン担ぎまで変えてしまった土井勝先生考案の「シワの寄らない黒豆の調理法」でした。
土井勝先生は、惜しげもなく、世間に広めました。
そこに、家庭の料理を大切にした土井勝先生の姿があるのです。

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