映画では描かれなかったもうひとつの南極物語 やりすぎ都市伝説スペシャル 2017冬 4時間SP
2017年12月22日放送、「やりすぎ都市伝説スペシャル 2017冬 4時間SP」より
にゃんこスター・アンゴラ村長プレゼンツ
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皆さんは、南極物語という映画をご存知でしょうか
1956年に派遣された第一次南極観測隊をモデルとしている映画です。
南極に置き去りにされながらも生き抜いたタロとジロが、日本中に感動を与えました。
当時、観客動員数1200万人、配給収入が59億円という大ヒット作で、もののけ姫に抜かれるまではトップだった映画です。
映画には描かれていませんが、他の動物も実は南極に行っていたのです。
それは、「たけし」というオスの三毛猫でした。
犬、猫の他に、カナリアも南極に行っていました。
動物たちにはそれぞれ大切な役目がありました
樺太犬のタロやジロは、そりを引くという仕事がありました。
カナリアは、有毒ガスを感知するという仕事がありました。
では、三毛猫のたけしは、というと…
「ただただ、隊員たちを癒した」のでした。
癒しのためだけに猫を連れて行ったのか?と思うかも知れませんが、そもそもこの三毛猫のたけしは、南極に行く予定ではなかったのです。
というのは、三毛猫のオスはものすごく珍しいのです。
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日本では古くから「船の守り神」と言われています。
そのため、南極観測隊が出航することを知った女性から、動物愛護団体にいたたけしを「ぜひ、一緒に船に乗せてください」と言われて、出航の2日前にたけしは南極に行くことが決まりました。
可愛い姿で隊員の皆さんを癒していたたけしでした。
1年後、「日本に帰る」となった日に、思いもよらない事件が起きてしまいます
南極の氷が分厚過ぎて、船が基地までたどり着けないという事件です。
重量制限があったため、観測データと最小限の私物しか持っていけないということになりました。
このときたけしは、1歳とちょっとで小さかったので、何とか乗ることができて、日本に帰ることができました。
帰国後は、たけしが一番なついていた隊員と一緒に暮らすはずでした。
しかしたけしは、帰国後すぐに行方不明になってしまったのです。
その後たけしを見た人は、誰もいませんでした。
日本初の南極観測で過酷な状況のなか、犠牲者が一人も出なかったのは、「船の守り神」とされるたけしがいたからではないかと言われています。
信じるか信じないかは、あなた次第です!
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