SNSに潜む罠「洗脳され130人が自殺」 情報7daysニュースキャスター
2017年11月4日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」より
神奈川県座間市アパート死体遺棄事件
神奈川県座間市のアパートの一室から9人の遺体が見つかった事件は、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者がSNSで知り合った女性たちを狙った残虐な事件でした。
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座間9遺体 殺人容疑で追及 「死にたい人いなかった」 毎日新聞2017年11月6日 07時30分(最終更新 11月6日 07時30分)
神奈川県座間市のアパートから9人の遺体が見つかった事件は、6日で発覚から1週間になる。
これまでに身元が浮上して居住地が分かった人は1都4県の7人で、被害者が広範囲に及ぶ恐れが出てきた。
白石隆浩容疑者(27)は自殺願望のある人を誘い出していたが、「本当に死にたいと言う人はいなかった」と供述しているという。
警視庁捜査1課は殺人容疑での立件を見すえ、全容解明を進める。【深津誠、春増翔太、山本佳孝】手口と動機
死体遺棄容疑で逮捕された白石容疑者は1人暮らしを始めた8月22日以降、先月30日に事件が発覚するまでに女性8人を含む9人を殺害したと供述した。ツイッターのアカウントで「首吊(つ)り士」などと名乗り、自殺志願者を物色。
「楽に殺してあげる」などと“自殺ほう助”をほのめかしていた。
別のアカウントでは、自身にも自殺願望があると説明。
心中を持ちかけていた。しかし、白石容疑者は「自分は自殺するつもりはなかった」と供述。
動機については金銭目的だったとして、「(仕事せずに)楽して生活したかった」と供述しているという。
ただ同課は、若い女性が狙われた点にも着目しており、動機の裏付けを進めている。被害者の所持品
白石容疑者は被害者と連絡を取ったツイッターの投稿を削除していた。
事件を発覚させないための工作とみられるが、その一方で被害者のものとみられる診察券や靴、バッグなど多数の所持品を室内に残していた。室内からは、包丁やのこぎりなど遺体の切断に使ったとみられる道具もあった。
白石容疑者は事件を隠蔽(いんぺい)するため遺体をごみとして捨てたと供述しているが、骨や頭部はクーラーボックスに入れたままだった。
その理由については「処理に困ったから」と説明しているという。
快楽殺人や猟奇的趣味を指摘する声もあるが、これまでにそうした趣旨の供述は出ていないという。「抵抗された」
被害者の中には周囲に遺書のようなメッセージを伝えていた人もいたが、捜査幹部は「全員が本当に死ぬことを希望していたわけではないはず」とみる。
その根拠として、捜査1課は白石容疑者から「抵抗された」という趣旨の供述や「殺人で間違いない」との供述も得たという。
今回の事件はワンルームという密室が現場になった。
白石容疑者と被害者にどのようなやり取りがあったのか立証するにはハードルもある。
ただ、逮捕後の取り調べの様子は録音録画されており、捜査1課は仮に供述が翻ったとしても、嘱託殺人や自殺ほう助ではなく、殺人容疑での立件が可能とみている。
[出典:座間9遺体 殺人容疑で追及 「死にたい人いなかった」 (毎日新聞 > https://mainichi.jp/articles/20171106/k00/00m/040/103000c ]
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我々は毎日の生活やイベントをSNSに投稿しています
ただ、こういった何気ない投稿から犯罪に巻き込まれる可能性があります。
たとえば、札束の写真や、「今日から〇〇に旅行」など、ありがちな投稿にも「ある危険」が潜んでいます。
それは「空き巣」です。
その人の家に「金品があるのか」、そしてもう一つ「留守かどうか」、この二つのポイントがSNSでわかってしまいます。
また、子どもが「今から学校」「これから塾」「今日は留守番」など、日常生活を投稿すると行動パターンを分析され、一人でいるときに変質者などに狙われる危険性もあります。
そして海外では信じがたい事件が…
ロシアでは一人の男がSNSNで若者たちを洗脳し、自殺へと追い込む事件が起きました。
わずか半年で130人の若者が自殺したと言われ、男は去年逮捕されました。
男はSNSで「青い鯨」という名のゲームの参加者を募り、50日間に渡って毎日命令を出しました。
最初は「一日中ホラー映画を観る事」や「朝は4時20分に起きる」などでした。
やがて…
「腕に鯨の絵をナイフで彫れ」
「ビルの屋上に上って写真を撮れ」
など、無理な行為を要求。
そして、次第に参加者が疲弊し、判断力が低下した50日目に…
「自殺をしろ」と最後の命令を出したといいます。
SNSを利用する際は、リスクが伴うことを忘れてはいけません。
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