林修 初耳「スキャンダル日本史 ”有名画家・竹久夢二のゲス浮気…妻の神対応とは?”」
2017年12月3日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」より
イケメンアーティストのゲス浮気
スキャンダル日本史 第15弾。
今回のテーマは「イケメンアーティストのゲス浮気」
現在も後を絶たない、有名人の浮気スキャンダル。
時に、夫を支える妻の神対応が話題になることも…
それは昔も同じ。
今回のスクープは、あのイケメン芸術家のゲスな浮気。
そのイケメンとは「天才画家 竹久夢二」
小学校の教科書にも載る美人画で一世を風靡した人物です。
そんな夢二の代表作「黒船屋」に、ドロドロのスキャンダルが隠されている!?
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時は1906年(明治39年)
駆け出しの挿絵画家だった夢二に運命の出会いがありました。
早稲田で絵はがき店を営んでいた女主人・たまき。
街で噂になるほどの色白の美女でした。
夢二は思わず一目惚れをしてしまいました。
そして後日、夢二は「君と出会ったのは運命だ。結婚してくれませんか?」と、いきなりのプロポーズ。
たまきは「はい」と受け入れ、なんと出会ってから2か月のスピード婚でした。
たまきと結婚した夢二は、その後「美人画」を描き大ブレイクします。
大きな瞳にほっそりした姿、実はモデルになったのは、妻となったたまきでした。
しかし、実は夢二は、時代を代表するプレイボーイ!
甘いマスクと甘い言葉で、次々と女性と浮気するゲス野郎だったのです。
千葉・銚子を旅行していたとき…
ふと、たまきが目を離すと…
たまき「えっ!?…うそでしょ!?」
目の前にいた女性に声をかけている夢二。
夢二「君!君とこんな所で出会うなんて運命だよ」
たまきが目を離したすきに他の女性の元へ、ところが…
たまき「はあー…、しょうがない人ね」
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夢二に詰め寄るたまき。
たまき「ちょっと!」
夢二「違うんだよ、誤解だよ、誤解」
夢二の絵の才能に心底惚れこんでいたたまきは、決して見放すことはなかったといいます。
しかし……
ここからがスキャンダル!
夢二のある作品をめぐり、これまでの二人の関係がついに崩壊するのです。
常にその時愛する女性をモデルにして美人画を描いてきた夢二
そんな彼の後世に伝えられる代表作「黒船屋」。
これまで通り、真っ白い肌の美人を描いた作品ですが、実は…
たまきをモデルにしたこれまでの美人画ではなく、別の女性を描いた美人画でした。
しかもその女性は、たまきの知っている人物、その女性が…
夢二(当時31歳)と浮気をしていた11歳差の弟子・彦乃と言われています。
夢二の愛情が自分から離れたと知り、たまきは立ち直れないほどのショックを受けました。
夢二の浮気を知ったたまきの驚きの行動とは!?
夢二と弟子・彦乃の浮気を知ったたまきは、考えられない行動に出ました。
彼女が向かったのは、浮気相手・彦乃の両親の元、そして…
たまき「夢二のお嫁さんに、娘さんをいただきたい」
彦乃の両親「えっ!?」
たまき「夢二さんの芸術に、彦乃さんはなくてはならない存在。私は身を引きますので、お願いします」
たまきが取った信じられない行動、それは、自分は身を引いて夢二と浮気相手・彦乃との仲を取り持つというものでした。
この時、たまきと夢二はすでに離婚しており、このたまきの行動で、夢二は彦乃と同棲を始めたのです。
そこにあったのは、夢二の芸術家としての才能を思っての行動、たまきは夢二の前から姿を消しました。
そしてたまきが、再び歴史上に姿を現すことになったのは、別れから18年後の昭和9年、ある意外な場所でした。
たまきがいた場所とは!?
そこは、長野県の富士見高原療養所。
夢二が結核で亡くなった場所でした(享年51歳)。
たまきは、夢二の死後に療養所を訪ね、夢二がお世話になったお礼にと、無償で3か月もの間働いたという献身ぶりが伝えられているのです。
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