林修 初耳「スキャンダル日本史 ”人気総理を苦しめた13歳年下妻のゲス不倫”」
2018年3月11日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」より
平民出身初の総理大臣「原敬」
スキャンダル日本史 第19弾。
今回のテーマは、第19代 内閣総理大臣 原敬と妻の一大スキャンダル。
原敬は新聞記者出身、平民からは初の総理大臣で「平民宰相」と称されました。
鉄道の拡大に尽力しながら、皮肉な事に1921年 東京駅で暗殺されました。
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原敬の一大スキャンダルとは!?
1883年(明治16年)当時27歳の原敬が、政治家になる前の官僚時代から始まった黒歴史。
原が自宅に戻ると、いつも部屋はちらかっていました。
「ねえ、お腹空いたんだけど」(貞子)
原には、掃除も料理もできない13歳年下の妻・貞子がいました(当時はまだ14歳)。
原は27歳の時、当時14歳の貞子と結婚。
年の差13歳のこの結婚、実は政略結婚でした。
貞子の父親は、政治的にも権力のある人物で、まだ官僚だった原は、政治家になる足掛かりとして結婚。
その直後、大きく出世したのです。
しかし、その貞子が、後に総理となる原を不幸のどん底に突き落とす悪妻なのです。
公務中に「妻をおんぶ」
自宅にいる時だけではなく、公務中でも原をとことん困らせました。
「ねえ、疲れた。アレやってよ」(貞子)
公務中に貞子をおんぶする原。
政略結婚をした原にとっては、断る事ができない屈辱の行為でしたが、貞子の悪妻ぶりは年々エスカレートしていきます。
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結婚から17年、貞子が31歳の時
原は念願の政界進出を果たしました。
しかし貞子は、原が何も言わないのを良いことに、一人で温泉旅行に出かけるなど勝手気ままな生活を送り続けました。
さらに、何と、自宅に出入りする男と不倫までする始末。
まさに悪妻!
そしてここからがスキャンダル。
37歳となった貞子と原の間に、不倫以上の最悪な事件が起きるのです。
それは、結婚から22年目の1905年(明治38年)
「少しの間、三浦に保養にいきたいわ」(貞子)
貞子の突然の申し出に、嫌な顔もせずに快諾した原。
しかし、これはいつものワガママではありませんでした。
その裏には、予想をはるかに超えた貞子の恐ろしい裏切りがあったのです。
「いい景色。ここならゆっくりできるわね。元気に生まれてきてね、私の赤ちゃん」(貞子)
妻・貞子が保養に行った真の目的は、原敬に内緒で不倫相手との子どもを出産することでした。
このとき貞子は妊娠5か月、お腹が目立つ前に長期の保養をとったのです。
一方、22年もの間、奔放な妻を我慢し続けた末、不倫相手との子どもを作るという最悪の裏切りまで受けていた原でしたが、この後おどろきの展開が!
器の大きさを見せた原敬
「原様から、これをお渡ししてほしいとお預かりして参りました」(原の使い)
「ウソでしょ!?どうしていきなり?」(貞子)
保養先の貞子を訪ねた原の使いが差し出したのは「離縁状」でした。
実は事前に、妻・貞子の裏切りを知っていた原。
あえて保養に行かせて、離婚を切り出したのです。
しかしそこは平民宰相・原敬。
男としての器の大きさを見せつけました。
原は貞子が亡くなるまで、貞子と不倫相手の子どもを、金銭的に面倒見続けたと言われています。
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