林修 初耳「スキャンダル日本史 ”イケメン政治家「禁断の愛」”」
2018年3月25日（日）放送「林先生が驚く初耳学！」より
イケメン政治家・陸奥宗光
スキャンダル日本史 第20弾。
今回は、美男美女の夫婦、明治時代を支えた陸奥宗光と妻の亮子に起こったスキャンダル。
明治時代のイケメン政治家・陸奥宗光は、その交渉力が認められ、外務大臣に就任。
アメリカやドイツなど、15か国の間で結ばれていた不平等条約を次々と解消し「日本を変えた男」。
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陸奥を支えた妻・亮子
そんな陸奥の政治家としての成功を支えたのが妻・亮子。
ワシントン社交界の華とも称された、明治を代表する美女。
亮子は、国内外の重鎮たちと渡りあい、不平等条約の解消に一役買ったとも言われているのです。
そんな公私に渡り夫を支え続けてきた妻・亮子に、信じられない裏切りが待っていました。
時は、明治時代中頃
亮子「旦那様、お茶でございます」
陸奥「おお、亮子か。すまない」
亮子「たまには息抜きも必要ですよ」
陸奥「それにしても、亮子はいつ見ても綺麗だな」
亮子「ありがとうございます。いつもそう言ってくれて本当にうれしいです」
夫に心から愛され、満ち足りた生活を送っていた亮子。
しかし、他の日の夜は…。
陸奥の裏の顔とは！？
陸奥「帰ったぞ」
陸奥に駆け寄り抱きついたのは、亮子かと思いきや違う女。
別の女の家に入り浸っていたのです。
女「寂しかった」
陸奥「いつ見ても綺麗だな」
陸奥の裏の顔は「無類の女好き」。
そのハンサムな外見と話術から、女性たちからも言い寄られ、さまざまな女に手を出していたと言われていました。
そしてここからが本当のスキャンダル！
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刑務所に入った陸奥
1877年、西郷隆盛を盟主にして起こった西南戦争が勃発。
政府への反乱に加担し、禁固5年の刑を受けた陸奥。
獄中では、自分の過ちを反省したのか、妻・亮子へ頻繁に手紙を送っていました。
【実際の手紙】
”家の守りを厳重にせよ。兄以外の男は親戚でも泊まらせるな。”
自分のことは棚に上げ、妻の浮気を心配した陸奥でしたが、亮子はこれを真摯に受け止め、子どもを育てながら陸奥の帰りを待っていました。
そして5年後。
夫の出所に涙する亮子。
しかし、これが悲劇の始まりでした。
亮子を待ち受ける裏切りとは！？
刑期を終えた夫と幸せな生活を送り始めた亮子。
しかしある日、見知らぬ女性が訪ねてきました。
亮子「あの、どちら様ですか？」
女性「宗光様を呼んでください」
そこへ陸奥がやってきました
陸奥「えっ！？おまえ…」
女性「お久しぶりです。獄中ではお世話になりました」
実はこの女性、獄中で罪人の世話をする女性でした。
女性「刑務所で私の事を好きと言って、あのような事をしたのは嘘だったのですか」
亮子を襲った夫の裏切り行為。
それは、収監されていたにも関わらず、刑務所で働く女性と浮気をしていたのです。
しかも、夫の死後、突如隠し子まで現れると言う悲劇。
しかし、なんと亮子は、その隠し子を引き取り育てるという度量の広さを見せたのです。
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