林修 初耳「スキャンダル日本史 徳川吉宗 暴れん坊将軍の”禁断の女性関係”」
2018年9月23日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」より
8代将軍徳川吉宗の「ドロドロの隠し子騒動」
スキャンダル日本史 第28弾。
今回は、8代将軍徳川吉宗の「ドロドロの隠し子騒動」。
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1700年代前半「享保の時代」
江戸幕府が開かれてから100年。
多くの時代劇でも描かれるこの時代。
暴れん坊将軍としても有名な吉宗は、享保の改革など幕府政治を強化した名将軍。
本来ならば紀州藩の4男として生まれ、紀州藩主にさえなれるか危うい立場でした。
それが紀州藩主になり、8代将軍になるのは、いろいろな偶然の積み重ねによるものでした。
庶民の花見の始まりも吉宗でした。
美女ベスト50を選抜
吉宗は、江戸時代の象徴「大奥」にも衝撃的な改革を行なっていました。
ある日、吉宗は側近にこんな指示をしました。
「大奥の女たちの中で、抜群に美しい50人を連れて参れ」
当時、1000人以上いたと言われる大奥の中から、美女ベスト50を選抜。
まるでアイドルの総選挙のようなビッグイベントのような発想。
「これはきっと、側室が選ばれるのかも?」
このチャンスを逃すものかと、女の争いが勃発。
そんな女の争いの末に選ばれた50人の女中。
誰もが胸を高鳴らせる中、側近から衝撃の発表が。
「皆の者に暇を与える。今日限りで大奥を出て行け」
なんと、50人の解雇宣言。
吉宗の目的は経費削減。
美意識が高い女中が化粧や着物にかかるお金は幕府の予算。
その無駄遣いは、現在の価値で年間200億円!
江戸幕府の総予算の4分の1を占め、幕府財政を圧迫。
美女であれば路頭に迷わないであろうという計算から、50人を解雇して財政再建を図ったのです。
そして、ここからがスキャンダル!
数々の改革で江戸幕府を救ってきた吉宗ですが、身から出た錆で大騒動を巻き起こすことになるのです。
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天一坊事件
享保13年、一人の男が江戸にやってきた。
このイケメンこそ、吉宗がひた隠しにしたかった女性スキャンダルの火種。
この男の名前は天一坊。
紀州から出てきて吉宗の隠し子であると言い出しました。
実は、かなりの女好きだった吉宗は、多くの女性に手を出していました。
そのため、本人の記憶もあやふやで、どこに隠し子がいてもおかしくありませんでした。
しかし、怪しんだ幕府が調べてみると、天一坊の主張は真っ赤な嘘であると判明。
吉宗の後継者を偽り、金品を騙し取った罪で、死罪の上に晒し首となりました。
これが、幕末に書かれた「天一坊事件」の顛末です。
天一坊事件は物語として脚色された部分があるものの、当時原形となるような隠し子騒動は頻繁に起こっていたそうです。
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